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第5回 窓をかさねて、とおりぬける
なぜ窓ではなかったのか。私が企画した展覧会「メディウムとディメンション:Liminal」のカタログに寄せた自身のテキストのタイトルは「Apa…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
…ィテール』no.162、彰国社、2004 横尾真、小林俊雅、石田潤、岩岡竜夫「ジャン・プルーヴェ研究 その1 特許(パテント)と建築作品の関…
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東西南北風の吹き抜ける家 林芙美子邸(現・林芙美子記念館)
…るには土間に近い次の間のガラス引き戸が使われた。 山口文象は石本喜久治建築事務所の所員だった1928年に、作家の三宅艶子の家を担当し白いモダ…
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藤森照信|第七回 臨春閣の〈障子〉
…床柱、付け書院を一組にして床の間が成り立つのは書院造からの定石だが、棚ににぎやかな螺鈿らでんなどは書院造では御法度だし、左手の付け書院もちゃ…
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林芙美子邸
Virtual Tour
戦時下の1棟あたり30.25坪以下という面積制限から東西2棟の分棟形式で建設され、施主である林芙美子の「東西南北風の吹き抜ける家」へのこだわ…
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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
…べてみよう。 玄関・ホール 本邸を訪ねると、門から入り飛び石のアプローチの先に、赤煉瓦床の玄関ポーチと、愛らしいアーチ窓をもつ玄関が温かく…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
…サードのデザインに関しては、詳細に詰めてはいませんが、重厚な石の塊のような本館と抽象性の結晶のような新館の対比を生み出しています。 より最近…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
…廊下へ戻って、奏楽堂とは反対に西の方へ歩く。途中に立ち寄った石膏室からは「透き通し」と呼ぶキャンパスの軸がよく見える。このとき、渡り廊下のP…
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第10回 波打つ学校 陳仁和《三信家商波浪大樓》(高雄)編
…置を工夫したという感じが伝わってくる。床も台湾で一般的な人造石研ぎ出しとなっており、教会に並ぶベンチも鉄パイプと木の板でできたシンプルなもの…
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ザ・プリンス 軽井沢:清家清の窓の素材性
…なしています。屋根からの雨落ち部分の犬走には浅間山からの溶岩石が敷き並べてあります。 次にパブリック棟にあるロビーとレストランについて見て…
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第9回 風の吹く県庁舎 象設計集団《宜蘭県庁舎》編
…るが、これはよく見ると、ピンク色の研ぎ出し仕上げ(台湾では磨石子(モーシーズ)と言う)でつくられている。この左官技術は台湾建築を語る上では欠…
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[文化活動助成]石井香菜子『Project Re-Landscape』がドイツ文化会館にて開催
2024年3月19日(火)より公益財団法人 窓研究所2022年度文化活動助成で採択されました石井香菜子『Project Re-Landsca…
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窓のない建物──その論理と病理
20世紀初頭にあらわれてきた近代建築を特徴づけるひとつの要素に、「大きな窓」の存在がある。すなわち、石や煉瓦による伝統的な西洋建築における小…
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ブルータリズム建築の窓 『日本のブルータリズム建築』発売によせて
…撮っても、黒い影として写るだけである。蒲郡市民体育館(設計:石本建築事務所、1968年)のように、自然光を採り入れるための大きなガラス面が見…
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藤森照信|第五回旧閑谷学校講堂の〈火灯窓〉日本らしくない日本の窓
…や硬い板床に座しての瞑想こそ是とし、庭も、岩と砂を主役とする石庭と化す。 今は禅宗の器として新たに導入された建築のことを禅宗様建築、そして平…
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「札幌の家・自邸」の試み
北海道を代表する建築家・上遠野徹(1924-2009)による「札幌の家・自邸」は、コールテン鋼の鉄骨フレームによるカーテンウォール、複層サッ…
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ドナルド・ジャッドと窓 インテリア、そしてリノベーションをつうじて開口部を考える
…ャリとした軟かな物質が好んで用いられるアンチ・フォーム、土や石の集積、変位、散布等を手段とするアース・ワークの登場である。」峯村敏明『彫刻の…
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その窓は、緩く開いている──マイケル・スノウの映画と建築映画館
「建築映画館2023」という映画上映イベントが2023年2月23日から26日にかけてアンスティチュ・フランセ東京で開催され、全回・全席完売と…
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藤森照信|第四回 旧グラバー住宅の〈フランス窓〉インドから日本へとたどり着いた窓
…ばそれで建築の構造体は出来上がるから、ヨーロッパなどのように石や煉瓦を積んで壁を作る必要はなかったからだ。壁がなければ窓は生まれない。日本列…
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第7回 山を降りるスレートの村 屏東編
…おいては、かなり貴重な資料となっている。それらの家は基本的に石か木を使った素朴なものであるが、その中でもパイワン族(原住民の中で二番目に大き…
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聖なる侵入アルド・ロッシの窓
…ける。バタイユの小説では、主人公トロップマンの幻視が、窓辺の石像の騎士をめぐる不安から、夜の墓地での交接の際に見紛う「空の青み」の描写へと至…
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建築映画館2023
…力:松原悠也 グラフィックデザイン:鈴木哲生 ウェブサイト:石井宏樹 ブックレット編集・校正:平井祐一 模型:ZOUZUO MODEL お…
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黒石いずみ(建築理論家)「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」
…る研究成果報告を配信しました。本記事は登壇者のひとりである黒石いずみ氏(建築理論家)の講演内容を再構成したものです。 2019年から現在…
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土居義岳(建築史家)「19・20世紀フランスにおける初期環境工学的アプローチによる住宅計画」
…す。それから当時の「家族生活」理念が、そこはかとなくアーチ要石上のレリーフとなって彫られております。 パリ市が公共住宅のコンペをするのですが…
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WRI session 研究報告会2022
…会学者) 「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」 黒石 いずみ(建築理論家) 「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」 金野 千恵(建築…
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CCA-WRI Research Fellowship 2023
…蔵しています。1978年に設立されたUSCは、1970年代の石油危機と、家庭環境の冷暖房をより効率的に行う手段の必要性への対応として、「アー…
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藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉
…築で防火のために工夫されたのだろう。城の実例としては金沢城の石垣の上の塀が名高いが(ただし斜めではなく垂直・水平)、その他は知らない。 派…
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第5回 辺境の小窓 馬祖・後編
辺境の地の民宿で、新年の朝を迎えた。友人たちが起きてくる前に、静かな民宿の実測をする。 外からは平屋のように見えたこの石積みの建物の中には屋…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
…ズやサーリネン、ベルトイアの椅子にナバホのラグ、彼女が愛した石、骨、植物の根などのコレクションとアドビが組み合わされ、彼女の作品のようにカラ…
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大崎漆器店 通り土間/漆と高窓
…梁は全て拭き漆塗りである。 大崎漆器店 通り土間 (輪島塗/石川県輪島市) 本コラムは、世界の窓辺とそのふるまいについて、東京工業大学 塚本…
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第4回 辺境の小窓 馬祖・前編
…やまない。 島には古い集落が結構残っている。密に立ち並ぶ切石積みの民家は、台湾本島では見たことのないものだ。この島の大部分は白沙花崗岩でで…
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第0回 古今東西のマドソト建築 加藤耕一 × 大西麻貴+百田有希(o+h)× 伏見唯
…るように集落が出来上がっています。ツマドの庭のほうは目の前に石垣がありますが、そこから水が出てきます。それを使った池があり、そこに光が落ちて…
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第1回 吉村順三《旧・園田高弘邸》(現・伊藤邸)庭へ誘う掃き出し窓と、 場所をつくる腰窓
…60mm)とかなり低い。腰壁から天井いっぱいに窓が入り、乱形石の床と落ち着いた明るい色味の天井面が好対照をなして、ソファの上では天井が、テラ…
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三岸アトリエの窓、変化と継承
…向こうには、現在あるような塀や住宅はまだ存在せず、門を入って石畳の通路を進むシークエンスの先には、格子の窓枠を通して木立のある風景が見えてい…
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「WRI session 研究報告会2022」オンライン開催
…会学者) 「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」 黒石 いずみ(建築理論家) 「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」 金野 千恵(建築…
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藤森照信|第二回擁翠亭の〈十三窓〉茶室がたどり着いた多様なる窓
…鴨居を水平の枠として四角に作られるのに、この建築はそうした定石を無視し、柱と柱を中間で水平に区切ったりはまだしも、欧米のように壁の一部をくり…
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角海家/望楼の窓
石川県輪島市黒島門前町にある廻船問屋。明治4年(1871年)の大火により1度焼失したが、翌年に再建された。主屋の一角の望楼から日本海を望むこ…
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第3回 涼亭の行方 蘭嶼・後編
…たんだよ。」 ここに住むおばさんは言う。ここでは、伝統家屋と石垣は壊され、埋められ、何百年もかけて形づくられていた複雑なランドスケープは、車…
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第2回 埋もれる黒屋根 蘭嶼・前編
…屋がポツポツと点在しているのが見えた。家の周りの地形はすべて石垣で手を加えられ、家とセットで台風への防御のために造形されている。今までに見た…
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ジャン・プルーヴェの窓 #2──プルーヴェ自邸の窓
…: 書斎の窓 個室群のひとつで、建物の最西端に位置する書斎の石壁には、小さな窓が設けられている。初期のアイデアでは扉として設計されており、東…
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2022年度助成事業
…se Tea House 代表者氏名(所属) 石井香菜子(Re-Landscape プロジェクト実行委員会) タイトル R…
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2021年度助成事業
… 出版助成(2件) 代表者氏名(所属) 石榑 督和(関西学院大学 建築学部) タイトル 東京の闇市(仮題) …
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ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
…53-858 日本建築学会 2015. 横尾 真 小林俊雅 石田潤 岩岡竜夫: ジャン・プルーヴェ研究 その2: システムデザインについて …
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旧杉原家住宅/養蚕農家の反復窓
石川県白山市にある民族資料館。嶋村(現在の白山市桑島)に1864年に建てられた旧豪農の民家を移築してつくられた。江戸時代までは主屋の2、3階…
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最終回 窓からのぞいたアジア
…のである。 またインド・キナウル地方の「張り出しの村」では、石とヒマラヤ杉を交互に積んだ重量感のある壁面に開けられた小さな窓と、そこから張り…
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ペーター・メルクリ
…した工夫や改良を施すだけの技量が身についていなかったので、定石どおりに各窓を部屋の中心線に揃えて穿つしかなく、よって窓割りが左右非対称ではあ…
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滝口悠生|第4回 アルメニアのアラム
…く生気のないその“コミュニスト高層建築”は、悪魔的な動物の化石のように見えた。そして人々は化石の骨の間で危険と恐怖から身を隠して暮らしていた…
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第34回 イスラエル・エルサレム編 「聖地の生活」
…の窓越しに、空から見たあの白い大地が広がっている。土地全体が石灰岩質で出来ているのだ。エルサレムはその丘の上にある。 トラムが走る近代的な新…