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東西南北風の吹き抜ける家 林芙美子邸(現・林芙美子記念館)
…面した扉の無双が通気を確保している。 芙美子には、床柱や銘木へのこだわりはなかった。その代わり「もうせんに、芝の露月町の古着屋で黄八丈を一…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
…使用した素材にも見られる。例えば、1920年代初期の住宅では木枠を用いており、30年代から40年代にかけての戸建住宅では、主にスチール枠を用…
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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
…17段の階段をホール内に上手くコの字型に収めており、手摺、巾木回りのディテールも巧みで味がある。 ウィンドウ・シートという設備 居間(リビン…
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ダブル・ビジョン
…ことのできない空間の居心地を改善する。また、さまざまな種類の木枠のラインアップが用意されているサムスンの超薄型テレビ「The Frame T…
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ブルータリズム建築の窓 『日本のブルータリズム建築』発売によせて
…宮津市庁舎(設計:沖種郎・設計連合、1962年)に残っていた木製建具の窓や、プラザ佐治(設計:安田臣建築設計事務所、1971年)のカラーアク…
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ドナルド・ジャッドと窓 インテリア、そしてリノベーションをつうじて開口部を考える
…オーク材で揃え、壁と天井をプラスターで仕上げている。3階は巾木をもたないため、床と壁と天井がそれぞれ分離した平面として定義される。一方、5階…
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その窓は、緩く開いている──マイケル・スノウの映画と建築映画館
「建築映画館2023」という映画上映イベントが2023年2月23日から26日にかけてアンスティチュ・フランセ東京で開催され、全回・全席完売と…
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スクリーンタイム
…放たれる目に見えないエネルギーの輝きであり、吹き抜けの天井や木製の舞台、そして豪奢なカーテンを浮かび上がらせる。こうした写真は、観る者にスク…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
…初めて見たアビキューの家は廃墟で、庭を囲むアドビの壁は倒れた木のせいで何箇所か壊れていた。なかに入って歩き回っていると、とてもかわいらしい井…
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「WRI session 研究報告会2024」オンライン開催
…します。 事前申込はこちら 申込期限:2024年4月18日(木) 参加費:無料 登壇者: 前半(13:05~14:20) 川井操(滋賀県立…
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「WRI session 研究報告会2023」オンライン開催
…す。 事前申し込みはこちら 申込期限:2023年4月13日(木) 参加費:無料 登壇者: 前半(13:10~14:50) 松井茂(情報科学…
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「WRI session 研究報告会2022」オンライン開催
…イン情報を登録いたします。 申込期限:2022年4月21日(木) 参加費:無料 事前申し込みはこちら 登壇者 第一部(13:00 – 15…
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蓮沼執太|窓を開ける音楽
…ウインドウズ」だ。名付け親はそのレーベルのオーナーである佐々木敦さん。意味はそのまま「風と窓」。風通しの良い雰囲気を表している。そのウインド…
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堀江敏幸|気泡に封じ込められた微笑──夏目漱石『硝子戸の中』から
…の書斎でひたすら書きつづけた。書斎の隣りにあった居間は、毎週木曜日に来客を迎え入れる文芸サロンの役割も果たしていたので、この二室は読者にとっ…
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ホンマタカシがとらえたル・コルビュジエの視線 カナダ建築センター展示インタビュー
…r Architecture 会期:2020年10月29日(木)~2021年8月15日(日) カナダ建築センター|Canadian Cen…
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奥山由之インタビュー不透明な窓から描き出す東京のひとびと
… 7月8日(土) 会場: amanaTIGP(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F) 営業時間: 12:00 – 19:00 定…
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内藤礼 うつしあう創造
…考えると、真逆のあり方かもしれないですけれど。たとえばそこに木があること、働いている人の姿が見えること、空が一瞬かげったこと——21世紀美術…
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穂村弘 短歌に詠われた窓たち(後編)
… 助手席に座る人にも役割がほしくてすべての窓を開いた 鈴木晴香 ドライブをしているのだろう。「助手席に座る人」の「役割」が地図のナビゲ…
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「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」出展作家対談 下道基行 × 能作文徳
…打ち上げられたものです。それがこうして時間が経って、石の上に木々が茂って森のようになっていたり、あるいは神聖なものとして人々がそれに物語を付…
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穂村弘 短歌に詠われた窓たち(前編)
…とともに、窓はさまざまな形で詠われるようになってゆく。次の啄木の歌などもその一例である。 汽車の窓 はるかに北にふるさとの山見え来れば…
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鼎談 イワン・バーン × ホンマタカシ × 塚本由晴 写真の中の窓
…んだか不思議だなあと(笑)。 僕がいいなと思う建築写真は、多木浩二さんが撮った《中野本町の家》(設計は伊東豊雄)の子どもが走り回っている写真…
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塩田千春 窓に滲む生活感や匂いが作品に力を与える
…な作品でもあります。制作中に窓の数が足りなくなると、自分でも木材を使って窓枠を組み立てました。現在、森美術館で展示している《内と外》でも、ビ…
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江口宏志 × 中山英之 mitosaya 薬草園蒸留所 発見から始まるものづくり
かつての薬草園を改修し、そこで育つ植物や全国の生産者から直接仕入れる果物を原料に蒸留酒を製造する、日本で初めての蒸留所が千葉県大多喜町に誕生…
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ゴードン・マッタ=クラークと開口
…とかに行くと目にするような、いわゆるバシリカみたいな建物も、木の梁がばーっと並んでいて箱形をしている。おそらくプロポーション的にはすごく似て…
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ジョセフ・アルバースとバウハウス ガラス作品からパブリックワークまで
…、『HOLZ BAU[増補版]ホルツ・バウ──近代初期ドイツ木造建築』(共編著、TOTO出版、2022)などがある。 展覧会概要 「ジョセ…
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学校としてのバウハウス、その日本への展開
…冒頭で展示している「バウハウス宣言」の表紙にはゴシック聖堂の木版画が添えられています。 ゴシック聖堂の建設には石工や彫刻家、壁画家、測量士な…
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安藤桃子 窓を描く監督
…を食べて生活している人たちも活気に満ち溢れています。他にも、木のうねり方が変わっていたり、人工物がほとんどない浜が続いていたり、まるで自然の…
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スペインが生んだ奇才、サルバドール・ダリが描く窓
…レエの舞台美術のために制作されたものです。人間のかたちをした木の枝を列柱のように奥まで並べることで、奥行き感を表現している点が特徴です。 同…
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西沢立衛 中と外をつなげる窓
…ーマのひとつとなりました。日本の住宅で一般的に用いられている木造軸組構法の場合、そもそも開放的で壁がないわけですから、窓が単体でテーマになる…
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テクノロジーが変える窓の未来
…り、この場所に今日的な空間を構築しているのです。また、それは木ではなくアルミで製作されており、建築の全般的な特徴や言語とよく一致しています。…
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作家・堀江敏幸 夢想の枠としての窓
…思い入れがあるものです。アルミサッシに替えた後の窓より、昔の木枠の窓が好きだったのと同じように。本を開いたときの感触は、自分の家の窓を開けた…
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藤森照信「穴」
《空飛ぶ泥舟》や《草屋根》、《多治見市モザイクタイルミュージアム》をはじめ、木や土、植物など自然を生かした独創的な建築を手掛けてきた藤森照信…
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ミケーレ・デ・ルッキ インタビュー:窓を開け、世界にあいさつしよう
…眺めること。この小窓は自分でつくった。どの窓も私のスタイルの木製だ。いい窓だよ。 3. 木や真鍮でつくった窓 見ての通り、私は木が大好きだ…
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窓の彩りを考える
…ルコーディネーター・デザイナーとして、伊東豊雄、山本理顕、青木淳、シーラカンスアンドアソシエイツ、平田晃久など、多くの著名建築家の作品で窓ま…
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庭園美術館の窓
…な有機性のひとつになる。キラキラ、キラキラと。 窓の向こうの木々は季節によって光とともに色を変え、空間にも四季を与える。そのスペースに椅子が…
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衣食住の窓
…で生まれた理由が、何となくわかった。 今年11月、染色家の柚木沙弥郎先生と、宮沢賢治や民藝に縁の深い盛岡の「光原社」を訪ねた。朝の光が心地よ…
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中村拓志 窓と愛着 自作を通した窓の試行を訊ねる
…的な行為だと。そこで、森に包まれるというように三角形の敷地に木を植えて、枝を避けるように壁を倒すことで、合掌造と呼ばれる形式を考えました。 …
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アトリエ・ワン『コアハウス 板倉の家』
…いけど窓がいっぱいあって、色んな方向に視線が抜けます。板倉は木の分量が多いので、重くならないか、閉じ込められた感じにならないかと心配しました…
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藤本壮介 窓の試行
…体験だったのかもしれないと思います。一方で、田舎だったので雑木林みたいなところで笹や小さい木なんかを、かき分けながら遊んでいたんです。そうす…