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第11回 どこかでつながり、どこまでも抜けていく 陳其寬《東海大学衛理会館》編
…誰でも入って来ることができる。実際外から来た僕も、法学部やら文学部やらの外廊下をウロウロして、窓越しに授業を覗くことができてしまった。各学部…
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東西南北風の吹き抜ける家 林芙美子邸(現・林芙美子記念館)
解説記事
…転々とし、19歳で上京した。生活のために様々な仕事をしながら文学の道を志し、25歳で著した『放浪記』の成功で作家になった。1931 年11月…
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藤森照信|第六回仁和寺金堂の〈蔀〉
…源氏物語』や、清少納言の『枕草子』の舞台を飾った窓、と聞けば文学ファンや美術ファンなら「ははん、あれのことか」とイメージできるだろう。 日本…
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第4回 窓に光はとどまるか:栗本百合子さんの窓
杉浦邦恵さんがニューヨークの窓について書かれたので、こちらは名古屋にかつてあった「アメリカ」の窓から話をはじめよう。 大和生命ビル (193…
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第2回 畠山さんと杉浦さんの合間に
…越しに眺められるそれらの光景は、写真のみならず、絵画、映画、文学が枚挙に暇なく取り上げてきた文化的事象だといえる。カフェでコーヒーでも飲みな…
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武関彩瑛(東北大学大学院文学研究科)「古代ローマの風景画とその自然観についての研究──室内空間と外界をつなぐ窓としての風景画―」
…した。本記事は登壇者のひとりである武関彩瑛氏(東北大学大学院文学研究科)の講演内容を再構成したものです。 本研究は、古代ローマの壁面にタブ…
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三井麻央(京都芸術大学通信教育部非常勤講師)「19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用について──フリードリヒ・シンケルからマルティン・グロピウスまで」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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西川純司(社会学者)「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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第1回 畠山直哉 鏡なのか窓なのか
…落)や新しい視覚言語の大衆化などの影響もあってか、写真術を人文学的に考えたり語ったりする習慣が生まれ、総合大学などが積極的に写真術を扱うコー…
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奄美編 島口(徳之島母間方言)における「まど」
言語学者 植田康成が世界各国の「まど」の語源に迫る。窓という言葉の概念がどのように拡張されていったのか、その過程を探る。今回は奄美群島の一つ…
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WRI session 研究報告会2023
…活用から見た舟板建築文化圏の解明」 武関彩瑛(東北大学大学院文学研究科) 「古代ローマの風景画とその自然観についての研究──室内空間と外界を…
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[会期延長]デンマーク・ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて「Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である」展を開催
…は異空への入り口として機能することがあります。ここでは、日本文学作品のさまざまな物語の中で、窓がいかに描かれているかを紹介します。物語を通し…
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第0回 植田実 窓際を読み解く6つのトピック
――――シリーズ「窓際の居場所」の開始にあたり、『都市住宅』や『GA HOUSES』で編集長を務められた植田実さんにお話をうかがいます。植田…
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窓へ 社会と文化を映しだすもの
窓を多角的な視点から考察し、60編の論考にまとめた書籍。東北大学五十嵐太郎研究室による窓学の研究成果をもとに、「窓の歴史」、「社会とメディア…
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「WRI session 研究報告会2023」オンライン開催
…活用から見た舟板建築文化圏の解明」 武関彩瑛(東北大学大学院文学研究科) 「古代ローマの風景画とその自然観についての研究──室内空間と外界を…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である (ジャパン・ハウス ロンドン)
2021年12月1日(水)- 2022年4月10日(日) ジャパン・ハウス ロンドン 地下ギャラリー/ 地上階ショーウィンドウ・展…
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2022年度助成事業
…7件) 代表者氏名(所属) 川本悠紀子(名古屋大学人文学研究科哲学倫理学コース) タイトル 古代ローマの別荘における窓とギリシア…
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ジャパン・ハウス サンパウロにて『WINDOWOLOGY : 窓学 窓は文明であり、文化である』展を開催
…開催となる本展では、窓のデザイン、社会との関わり、建築そして文学における窓の役割をご紹介しながら、窓の存在意義を紐解きます。窓は、一見とても…
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無窓性、あるいは消える小さな窓—サミュエル・ベケットの世界観
…:サミュエル・ベケットの〈バロック的唯我論〉」(神戸女子大学文学部紀要、第50巻、pp. 49-60.)に書いたので参照していただきたい。 …
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堀江敏幸|気泡に封じ込められた微笑──夏目漱石『硝子戸の中』から
夏目漱石の晩年の作、『硝子戸の中』。「私」は部屋の中から、うつろう日々を見つめつつ、過去の記憶にも思いをめぐらせます。そんな趣深い小品を読み…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 オンライントークセッション開催(2020/12/8)
…員会の委員長にも任命される。カリフォルニア大学バークレー校で文学の学位を、ハーバード大学デザイン大学院で建築学の修士号を取得。 Instag…
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千街晶之|覗く者と覗かれる者 ミステリにおける窓の役割
深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ──とは哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉ですが、ミステリ小説に描かれてきた「窓」もまた…
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ジャパン・ハウス ロサンゼルス『Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である』オンライン展示開催
…イメージを抱いているかを垣間見ることができます。ここでは日本文学作品の様々な物語の中で、窓がいかに描かれているかを紹介します。 漫画の窓 1…
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2020年度助成事業
… 代表者氏名(所属) 武関彩瑛(東北大学大学院 文学研究科 美学•西洋美術史研究室) タイトル 古代ローマの風景画とその自然…
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穂村弘 短歌に詠われた窓たち(後編)
歌人・穂村弘さんが振り返り、考察してゆく、短歌にさまざまに詠われてきた「窓」。古代から現代へとたどってきた前編に引き続き、この後編ではさらに…
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穂村弘 短歌に詠われた窓たち(前編)
古代から現代まで、短歌が織りなしてきた言語表現の小宇宙。その中には、物言わぬまま私たちの日々に溶け込んできた「窓」が、印象的に詠われている歌…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である
…イメージを抱いているかを垣間見ることができます。ここでは日本文学作品の様々な物語の中で、窓がいかに描かれ ているかを紹介します。また、展示ス…
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小窓ブロックの生垣
…ew Fargo 翻訳家、テクノロジスト。バークレー大学日本文学部大学院より博士号、ニューヨーク大学インタラクティブテクノロジー学部(ITP…
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Adobe ウィンドウズ
…ew Fargo 翻訳家、テクノロジスト。バークレー大学日本文学部大学院より博士号、ニューヨーク大学インタラクティブテクノロジー学部(ITP…
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サンフランシスコの一つ残し
…ew Fargo 翻訳家、テクノロジスト。バークレー大学日本文学部大学院より博士号、ニューヨーク大学インタラクティブテクノロジー学部(ITP…
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窓学展巡回展@大阪市立大学
…となった。 今回の会場は、学内の文系エリアに位置していため、文学部や経済学部など、これまでの大学ではあまり見られなかった学生から多くの意見を…
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窓は哲学的な問題である
…築家ユニットのライザー+ウメモトと協働。2009年、アメリカ文学芸術アカデミーより建築アカデミー賞受賞。著作が『El Croquis』、『A…
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テクノロジーの裏にある建築的意志
…1999年にクライスラー優秀デザイン賞、2000年にアメリカ文学芸術アカデミーより、アカデミー建築賞を受賞。2011年、クーパー・ユニオンよ…
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第3回 マニアの目から見たグラスハウス
… と呼ばれるこのシダ植物への熱狂は、当時のアートやデザイン、文学など多様な分野に影響を及ぼした。1860年代のウェッジウッド、ミントン、ロイ…
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第一回 トーベ・ヤンソンの窓
写真家ホンマタカシが自身の写真とテキストで切り取る、気になる窓。連載第一回目は、作家・トーベ・ヤンソンへのオマージュとしてささげられた最新の…
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ガラスについてどう考えますか?
…方、国内、および国際的なデザイン賞を獲得。1999年アメリカ文学芸術アカデミーより建築部門でのアカデミー賞、2001年AIA / LAゴール…
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横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
… Yokomizo 1966年東京生まれ。1989年中央大学文学部哲学科卒業。1990年ケント・インスティチュート・アート・アンド・デザイン…
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Ⅴ 窓の犯罪学
社会学者ジンメルによれば、窓のもつ「原理的な意義」は、第1に外界との一方向的な結合 (「内」から「外」へ) を媒介すること、第2にもっぱら「…
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Ⅲ 窓が増える社会、減る社会─変動期の「窓」問題から考える─
窓の増える社会としての近代 近代とは、窓が増える時代でもありました。人口が増加し生産力が増強されるにつれて、これらを収める建造環境は急激に拡…
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Ⅱ 「見えない光」と窓
日本における「窓が増える社会」は、明治以降にやってきたと考えられます。ガラス窓が一般住宅に普及し始めるのも、大正・昭和初期からです。この時期…
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Ⅰ メディアとしての窓─なぜ窓越しに眺めることは楽しいのか─
私たちは窓越しに景色を眺めることが好きなようです。新幹線や飛行機、カフェでも窓側の席が人気がありますし、会議中や授業中でもつい窓の外に目が行…
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窓がつくる社会、社会がつくる窓
「幸せ」な窓の時代は終わってしまったのか? 「窓のある社会」と「窓のない社会」のどちらがよいか。もしこう問われれば、ある方がよい、と多くの人…
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作家・堀江敏幸 夢想の枠としての窓
本を開いたときの感触は、自分の家の窓を開けたときのそれに似ている──多様な”窓”のすがたを切り取ったエッセイ集『戸惑…
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qp、 柴崎友香、 中山英之 『窓の観察』
アーティスト、小説家、建築家、三者三様の窓の創作がおさめられた本書は、長島明夫が編集発行人をつとめる建築雑誌『建築と日常』の別冊として201…
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VOL.1 日本語における窓
…ri Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び…
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堀江敏幸『戸惑う窓』
…主導権は窓に渡しておけばいいのである。』と言い、窓を意識した文学作品、絵画、写真、映画、詩歌、科学の知識まで、次々と思い浮かべながら、宇宙空…
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VOL.6 最終回 まど文化論 言語学的考察のさらなる展開に向けて
…ri Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び…
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VOL.5 まどの対照言語学 日独英伊のイディオム比較対照をもとに
…ri Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び…