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第3回 開ける窓の楽しみ
…つ教室をつくり続けている。 緑がまぶしいマンゴーやパパイヤの木々、どこまでもつづく砂の台地。この雄大な自然のなかには人々の生活の活気が溢れな…
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総論 窓の成り立ち《3》
建築家・内田祥哉氏による若手建築家・研究者のための、「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。戦後日本でのサッシの誕生から、ガラスブロック…
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第1回 フランス窓 ─パリの呼吸と眼─
…から「パリの窓」へとアプローチしていきたいと思う。 舟木嶺文/Raybun Funaki 1987年茨城県生まれ。芝浦工業大学建築工学…
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第1回 煉瓦色のシークエンスを辿って
…建築や馬屋、 店頭のファサードに錬鉄のまぐさが使用されたが、木の化粧材によって隠されることが多かった。産業革命の発祥の地である英国には、いま…
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第15回 東チベット・色達 「赤いスリバチ」(後編)
…ている。近くに森が確認できないので、離れた土地から持ってきた木材と考えられる。しかしこの丸太小屋が、標高の高い寒冷地で暖かく暮らすためには必…
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サラエボにある花屋の窓
ボスニア・ヘルツェゴビナ、サラエボにある花屋の窓。低く抑えられた軒の下に木製の雨戸が収納されている。窓の下部には折りたたむことができる台がつ…
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「窓学展―窓から見える世界―」 巡回展を2月28日より東北大学で開催
…大学青葉山キャンパス 工学部人間・環境系教育研究棟 1階 土木大講義室 [登壇者]塚本由晴(東京工業大学大学院教授/アトリエ・ワン)、櫻井一…
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第3回 往来のための開口部
…は最高に気持ちよいだろう。中庭には四季折々で楽しめる草花や樹木が植えられ、ベンチに腰掛けてランチを食べることもできる。このような空間は息抜き…
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第2回 ふるさとを抱く窓
…然や里山が広がり、日本の原風景が今なお残る小さなまちである。木の生育に適しているこの場所は、春夏は鮮やかな緑色の田んぼの風景を一望でき、秋に…
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韓屋村(ハノクマウル)内 住居の窓
全州 (ジョンジュ) の韓屋村(ハノクマウル)内にある住居の窓。深く張り出した軒下には、室内側にガラスのフィックス窓、外部側には折れかつ突き…
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写真から窓を考える
現代写真家・ホンマタカシが、古くからの知人で建築家・塚本由晴と、「写真から窓を考える」をテーマに対談。東京・六本木の21_21 DESIGN…
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総論 窓の成り立ち《2》
…しょうね【図1】。 こうした窓は、もともとは一本溝だったと鈴木嘉吉1さんは言っています。それが引き違い戸のようなものに発達していくのですが、…
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第2回 風景のための開口部
…ない。ウッツォンは室内からの視線を配慮し、ガラスを挟み込んだ木枠を外側につけて、その処理をしている。奥がすぼまる立体遠近法がとられた巨大フレ…
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イスタンブール モスクの窓
イスタンブール、モスクの窓。アルコーブ状の窓辺に人が入れるようになっている。室内側には両開きの木製の扉が取りつけられ、アルコーブ状の空間を開…
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総論 窓の成り立ち《1》
…「マド」の成り立ち 内田祥哉(以下:内田) かつて明治大学に木村徳国(のりくに)さんという歴史の先生がいて、めずらしく古代の研究をしている方…
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窓学10 周年記念「窓学展 ―窓から見える世界―」開幕
…:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、2017年9月28日(木)から10月9日(月・祝)、スパイラル(東京都港区)にて、窓学の10 周年を記…
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横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
…15 隣の部屋——日本と韓国の作家たち』が開催中の東京・六本木の国立新美術館で、現代写真家・ホンマタカシが、そのアイディアの源泉を探っていく…
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窓学10周年記念 「窓学国際会議―窓は文明であり、文化である―」
…:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、2017年9月28日(木)から10月9日(月・祝)、スパイラル(東京都港区)にて、窓学の10周年を記念…
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モスタル 住宅の窓
ボスニア・ヘルツェゴビナ、モスタルにある住宅の窓。テラスのように張り出し、開閉する建具は設けられていない。木製の手摺と格子のみが取りつけられ…
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第1回 光のための開口部
…や広めのガラス面の前には、十字架より大きい、インパクトのある木の彫刻が設置されている。不定形な平面と立面、複雑なデザイン等が空間に緊張感を与…
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Ⅲ 窓が増える社会、減る社会─変動期の「窓」問題から考える─
…の年齢別に示しています。これを見ると、若い層では「共同住宅非木造」が圧倒的なのに対し、「主たる家計支持者」の年齢が高くなるほど「一戸建て」が…
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ジミー・リム設計 自邸の窓
クアラルンプールにあるジミー・リムが設計した自邸の窓。縦軸回転の木製建具がついている。ガラスはなく、ルーバー状となっているため、風をよく通す…
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Ⅱ 「見えない光」と窓
…) だと言われています。ここの初代院長であり作家でもあった正木不如丘 (本名は俊二、1887-1962) は、日光療法を実施するだけでなく、…
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第1回 自ら介入するデザイン・アクション:窓をつくることで見える世界
…建プロジェクトを立ち上げ、学生と地域住民が協働して、地域産の木材による合板を活用した板組工法による構造と、地域固有の建築エレメントであるアカ…
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アルヴァロ・シザ設計 ラウンジの窓
ポルトにあるアルヴァロ・シザ設計のラウンジの窓。外側は大西洋を望む岩場に面し、低い軒が取り囲んでいる。室内にはソファーセットが並び、長手側の…
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第6回 張村「地下の都合」(中編)
やはり、村を見るにはまず老人に出会うことだ。これまでの旅で培ってきた自分流の方法論を組み立てながら、木々の緑が美しく映える黄土色の大地の中を…
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第2回 窓の本棚
…田:フレームは、スチール系じゃないと難しいでしょうね。金属と木の板の組み合わせみたいな感じになると思います。例えば、何枚かに分割して運搬して…
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第4回 烏鎮・「景区」外の家 (後編)
…られた窓も単純で、防犯のためか格子が設置されていた。景区内の木の窓や扉のような装飾はそこには見られず、機能だけが必要とされているようであった…
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第3回 烏鎮・「景区」外の家 (前編)
…のも納得である(もちろん船も行き来している)。構造はおそらく木造の軸組の間に「磚」(せん)と呼ばれる黒いレンガを積んで壁としている。川に面す…
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第2回 上海・窓から生える鉄の棒 (後編)
…ほしい。そこは魅惑の洗濯物世界、窓際にはみ出した生活の下で、木漏れ日ならぬ「布漏れ日 (ふもれび) 」があなたを照らしてくれるはずだ。 …
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第11回 タシュクルガン「天窓の記憶」(前編)
…ろう。低い土地に作物が育っている。 写真は小高い丘の上——草木はなく、だいたい墓になっている——から見下ろしたものである。雨量が少ないため平…
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テクノロジーが変える窓の未来
…り、この場所に今日的な空間を構築しているのです。また、それは木ではなくアルミで製作されており、建築の全般的な特徴や言語とよく一致しています。…
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作家・堀江敏幸 夢想の枠としての窓
…思い入れがあるものです。アルミサッシに替えた後の窓より、昔の木枠の窓が好きだったのと同じように。本を開いたときの感触は、自分の家の窓を開けた…
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藤森照信「穴」
《空飛ぶ泥舟》や《草屋根》、《多治見市モザイクタイルミュージアム》をはじめ、木や土、植物など自然を生かした独創的な建築を手掛けてきた藤森照信…
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第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2016に協賛しました
…ビ設計室 中川純/増田信吾+大坪克亘 増田信吾、大坪克亘/青木弘司建築設計事務所 青木弘司/403architecture [dajiba]…
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ジョージタウン ホテルの窓
ペナン島のジョージタウンにあるホテルの窓。ショップハウスと呼ばれる、店舗付き中低層住宅。二階の張り出したアーケード部分が一階では日影の休憩ス…
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ミケーレ・デ・ルッキ インタビュー:窓を開け、世界にあいさつしよう
…眺めること。この小窓は自分でつくった。どの窓も私のスタイルの木製だ。いい窓だよ。 3. 木や真鍮でつくった窓 見ての通り、私は木が大好きだ…
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第2回 サヴォワ邸 (フランス・パリ)
建築の革命とは様式の変遷と思われがちだが、実はすべてを材料が決めてきた。木や石といった天然素材から、鉄やガラス、コンクリートといった工業製品…
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能作文徳『Steel House』
…の人から覗かれてしまいます。そのため、レベル差を設けるとか、木を植えるとか、目隠しを設けるような工夫が必要です。また、窓が大きいと環境負荷が…
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今村水紀+篠原勲/miCo. 『駒沢公園の家』
…が余白として感じられて、何かできるのではないかと思いました。木造の密集地に建っており、旗竿敷地は四周を囲まれてしまう環境にあるので、光と風を…
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シリア編
…古代壁が出来る。現代では、少し改良され、レンガ2個分の底なし木枠を使って作り、枠を抜いた後、コバ立てにして両面を乾燥する。 テントの快適さは…
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ジェフリー・バワ設計 ルヌガンガの窓2
スリランカ、ベントタにあるジェフリー・バワが設計したルヌガンガの客室棟の窓。コンクリートのピロティで持ち上げられた出窓部分は、小割りのフィッ…
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パプアニューギニア編
…い庶民住宅 学校の先生一家が住む家は、ログハウスのように小径木の横張り、近くの瀟洒な家は縦張りで、ちょっとモダンで清潔な家を伝統的な家作りの…
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第8章 出窓・天窓
…1969年にアルナ工機が、屋根・サッシ本体・地板で構成される木造住宅用の出窓ユニットを、最初に発売した。開発当時はアルナ工機一社しか製造して…
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ソロモン諸島編 (下)
…るで、思いのほか明るいと感じる。 カヌー小屋 南太平洋の大型木製カヌーは船首が高い独特の形をしているので、その製造や保管の小屋には独特の形を…
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第7章 雨戸・窓用シャッター・網戸など
…属製雨戸と防火性> アルミ製や鋼製の雨戸が製品化される前には木製雨戸が使われていたが、防火性が意識されるようになり、1958年に日本文化シャ…
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ソロモン諸島編 (上)
…に“風の目”のよう。 さまざまな隙間 家の周りの樹林から細い木を切り出して柱梁とし、サゴ椰子の葉や幹で壁や床を作る。厳格な作りではないので、…
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第3回 チロエ島 カモメが舞う場所
…、そのうち4万人が島の中心の街カストロに住んでいる。古くから木造文化が発達しており、特に島内の町々に点在する木造教会群は「チロエの教会群」と…