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藤森照信|第一回 平野家住宅の〈ガラス戸〉光を通す魔法の障子がやってきた
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である (ジャパン・ハウス ロンドン)
…不可欠な窓の存在に迫ります。 公益財団法人 窓研究所は、窓の歴史、機能、窓が生活や社会に与える影響などについて「窓」を学問の対象として多角的…
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ジャン・プルーヴェの窓 #2──プルーヴェ自邸の窓
…日プルーヴェはこの世を去るが、3年後の1987年に彼の自邸は歴史的建造物に指定され、ナンシー市によって買い取られたのである。 参考文献 ル…
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CCA-WRI Research Fellowship 2022
…の建築的対応 ・自然光を利用した望遠鏡や工場の生産現場など、歴史的・地理的に特定の類型学 ・解決が急がれる特定の環境破壊・環境汚染問題に対す…
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ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
…時は建物が使われず老築化するなど不運もあったが、1983年に歴史的建造物として認定され、1995年から2005年までの間に改修工事が実施され…
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ジャパン・ハウス サンパウロにて『WINDOWOLOGY : 窓学 窓は文明であり、文化である』展を開催
日本文化の中で歴史的な変遷を遂げ、外部との繋がりを可能とする『窓』の存在意義を紐解きます 2021年6月、公益財団法人窓研究所は、ジャパン・…
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ペーター・メルクリ
…ヨーゼフソンの美術館《彫刻の家》などの建築作品を通じ、都市、歴史、知覚といった建築の根源的な問題を思索し、実践し続けている。 スイス連邦工科…
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滝口悠生|第4回 アルメニアのアラム
…者同士の相部屋となればもめごとも絶えなかったようだが、そんな歴史を経て次第に待遇が改善されたらしい。近年では参加者各人にちゃんとひと部屋ずつ…
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第34回 イスラエル・エルサレム編 「聖地の生活」
…テナや太陽光をつかった給湯タンクなどがたくさん置かれている。歴史的建造物で構成された旧市街にも、現代インフラは容赦なく空間を要求してくる。 …
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無窓性、あるいは消える小さな窓—サミュエル・ベケットの世界観
…とも呼ばれる。そこで罪を浄めた者は天国に入ることが許される。歴史学者ジャック・ル・ゴッフ『煉獄の誕生』によれば煉獄は12世紀のヨーロッパに誕…
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70年代「Window」スナップからドイツ現代写真へ
…に行ったことがあります。もともと写真よりも絵画や彫刻のほうが歴史は長くて、それこそヨーゼフ・ボイスも通っていましたよね。学校では、写真以外の…
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リチャード・マグワイア『Here』: “すべては移ろいゆく”ということ
…そんなとき、漫画家のアート・スピーゲルマンによる「コミックの歴史」の講義を受け、彼が「コミックとは本質的にダイアグラム(図)である」といって…
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横溝静|Today/Yesterday #1
…から、それこそイギリスの芸術史の流れに確実に属する彫刻家の、歴史あるスタジオ兼住居に住んで制作していいよ、と言われたときの反応は、半信半疑の…
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マリオ・ボッタ
…うと、人は他者と暮らすために家に住まう。家は、コミュニティ、歴史、記憶、そして文化に帰属します。家は人びとを結びつけ、私たちの森や湖、土地、…
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千街晶之|覗く者と覗かれる者 ミステリにおける窓の役割
…いトリックが背後に仕込まれているからだ。窓を用いたトリックの歴史上でも、一、二を争う戦慄的なものではないだろうか。 一方、窓は外部から覗かれ…
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Ch.3 ビューファインダー/透明性と窃視
アルブレヒト・デューラーからアイ・ウェイウェイまで 再現描写によるイメージはどれも外界をフレームにおさめ、作者が望むものだけを見せるビューフ…
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2020年度助成事業
… 建築は⼈々の⽣活に⽋かせないものであり、有史以前からの⻑い歴史とともに発展してきました。また建築は多様な側⾯を持ち、学問、芸術、⽣活、思想…
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「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅 」が丸⻲市猪熊弦⼀郎現代美術館にて開催
…⼤な年表によって、古代から現代にいたる、建築と美術そして窓の歴史が紐解かれます。さらに、ル・コルビュジエなどの建築家による貴重なドローイング…
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窓の短編映画 “柱都”
…〉 近世大阪の合理的建築生産システム ここで大阪の長屋の歴史を顧みてみたい。近世大阪では都市部での人口増加とともに、都市型住居の大量供給…
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第31回 エジプト・カイロ編「複合する街」
…ァーティマ朝によって築かれたアル・カーヒラという街で、現在は歴史的なイスラム建築の集中する地区「イスラミックカイロ」として観光地にもなってい…
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Gigon / Guyer(ギゴン/グイヤー)
ル・コルビュジエやマリオ・ボッタ、ピーター・ズントーなどの多くの建築家を輩出し、豊かな自然と文化的多様性のなかで独自の建築文化を発展させてき…
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鼎談 イワン・バーン × ホンマタカシ × 塚本由晴 写真の中の窓
…重要な一部分でもあるのです。 ホンマ 多木浩二さんは『映像の歴史哲学』(みすず書房、2013)のなかで「実際に住んでみたり、何度か行ってみな…
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塩田千春 窓に滲む生活感や匂いが作品に力を与える
…たちにどのような感情を抱いていたのだろうと想像し、窓には人の歴史や感情がたくさん詰まっていて、その一つひとつに物語があることに思い至りました…
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第29回 イラン・エスファハン編「宗教と街」
…ラーム都市』(1986)によれば、イスラムの土地利用や建築は歴史的に、コーランやハディース(預言者の伝承)を根底とした非常に細かなルールによ…
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Ch.2 フレーム―視覚的な装置、あるいはトロンプ・ルイユ(だまし絵)としての窓
…生死を分かつきわどい境界線の上に存在していることを物語る。 歴史上、数多の芸術家が追求してきたのは、シンプルな本物らしさ、つまりまるで写真の…
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第28回 イラン・マースーレ編「ずれる窓」
…するひとつのきっかけとなるだろう。この村も刃物の生産で栄えた歴史があり、そうした交易によって外部から流通品としての窓が入ってきたことも考えら…
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「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」関連イベントが東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を主催…
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「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」が東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2019年11月1日(金)から 2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:…
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2019年度助成事業
… 建築は⼈々の⽣活に⽋かせないものであり、有史以前からの⻑い歴史とともに発展してきました。また建築は多様な側⾯を持ち、学問、芸術、⽣活、思想…
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Ch.2 象徴と写実
…4-280) cは、タルボットの写真における窓という被写体の歴史的、理論的そして哲学的なあり方についての考察を含む。 8. Ibid p. …
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第26回 イラン タフテ・ソレイマーン編「囲うことから」
…したササン朝時代(A.D.226-651年)のものが主だが、歴史的には紀元前にまで遡るとされ、遺跡はその後も長い時間をかけて増改築がおこなわ…
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窓─ 建築と共生の境界
…思います。1992年竣工の典型的なロンドン郊外の物件で、長い歴史をもつ有名なアートギャラリーのために建てられたものです。ファサードを見ると、…
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第25回 イラン・タブリーズ編「都市はバザール」
…降りはじめ、気温は0度を下回っていた。 3世紀ごろにまでその歴史を遡ることができる古代都市であるタブリーズには、アゼルバイジャン人が多く住ん…
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Ch.1 アトリエから見るアーティストの内面
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒからスペンサー・フィンチまで アトリエや机で、最初の一筆を喚起する記憶やインスピレーションをじっと待つかの…
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6a architects トム・エマーソン 自然史の中の建築
…ったとき、私たちも30本の木を植えました。 ──設計を通して歴史を継承されている。 その通りです。私たちがやっていることはキャンパスの建物が…
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Transition of Kikugetsutei上映会@第10回ロッテルダム国際建築映画祭
…ンなどいくつかの都市で開催されているが、AFFRはその中でも歴史が古く、開催規模の大きな映画祭だと言える。 2018年 第10回 AFFR …
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Ch.1 写実への闘い
…の被写体に自身のまなざしを、カメラのレンズを向け続け、写真の歴史を塗り替えることとなる科学実験に打ち込んだ。そして、芸術家としても努力を貫き…
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ジョセフ・アルバースとバウハウス ガラス作品からパブリックワークまで
…ドグラスの枠がなくなり広いガラス面が目指されていくのは、窓の歴史的な変遷にも重なるようで興味深いです。ガラス絵画には、『ウィンドウ』をはじめ…
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学校としてのバウハウス、その日本への展開
…を感じます。 梅宮 組積造を基盤として発展してきた西洋建築の歴史において、カーテンウォールの出現ということには大きな意味があったわけです。か…
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第23回 イラン・東ギーラーン編「家を“置く”」(前編)
…られるのかも分からなかった。そのためまずは州都ラシュトにある歴史博物館を訪ねてみることにした。いつものことだが、行き当たりばったりの旅である…
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窓─「開口部」から「装置」へ
…める。シュトルダーのリサーチや出版物の主眼点は、建築が技術の歴史と交差する19世紀から21世紀までの建築の歴史と理論である。著作に『Herm…
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第6回 老子が残した窓の格言
…学大学院工学研究科博士後期課程。研究テーマは中国近現代建築の歴史、理論。建築同人誌『ねもは』編集長。…
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展覧会「窓展(仮称)」を2019年秋より東京国立近代美術館にて開催
…とするモダニズム絵画やカッティングエッジな現代美術から建築や歴史まで、「窓」をテーマにジャンルを横断する、日本初の試みとなる展覧会です。 作…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 3
HOLY SEE PAVILION/ローマ法王庁パビリオン アンドリュー・バーマン キュレーター: フランチェスコ・ダル・コ(建築史家/ヴェ…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 2
アルセナーレ会場 ROZANA MONTIEL ESTUDIO DE ARQUITECTURA メキシコを拠点とするロザナ・モンティエルにと…
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窓の短編映画 日吉大社“The Birth Canal”
movie “The Birth Canal” 柱間装置とは柱と柱の間に取り付けられる建築の部位すべてのことをさす文化財用語である。具体的に…
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第2回 トレンティーノの貴腐ワイン
…室内の床面まで開口がある窓)がそれぞれ配置されている。 少し歴史を遡り、トレンティーノで貴腐ワインの乾燥・発酵室についての文献を調べてみた。…
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Liquid Light 流れ出す光
バルセロナを拠点に公共空間の設計から歴史的建造物の改装・改修まで幅広いプロジェクトを手がける建築家ユニット、フローレス&プラッツ(リカルド・…