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第5回 窓をかさねて、とおりぬける
なぜ窓ではなかったのか。私が企画した展覧会「メディウムとディメンション:Liminal」のカタログに寄せた自身のテキストのタイトルは「Apa…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
プルーヴェはナンシーの工場「マクセヴィル」を追われた後、セルフビルドによって建設した自邸にて余生を過ごす予定でいた。しかし、とある友人との再…
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原広司「粟津邸」の窓 闇を照らす光の空間
原広司設計の「粟津邸」が、このたび継承への道を模索することとなった。世界的なグラフィックデザイナー・粟津潔の自宅兼アトリエで、ここから数々の…
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東西南北風の吹き抜ける家 林芙美子邸(現・林芙美子記念館)
解説記事
昭和を代表する作家・林芙美子(1903-1951)は戦時下の1941年、東京・下落合(現在の住居表示は中井)に居を構えた。建築家・山口文象に…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
解説記事
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。8…
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藤森照信|第七回 臨春閣の〈障子〉
…を開けると、いよいよ主室である「住之江の間」に入る。 障子のことばかり続けたので、そのほかのつくりについてもどこが数寄屋造の特徴なのかを説明…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
20世紀初頭のオランダで興った芸術運動「デ・ステイル」を牽引し「レッド・アンド・ブルーチェア」のデザイナーとしても知られる建築家、ヘリット・…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
2003年にジュネーブとチューリッヒで設立され、高い評価を得る気鋭のデザイン事務所、Made in。主宰の一人であるフランソワ・シャルボネ氏…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
解説記事
1966年に吉村順三と奥村昭雄の設計で建てられた「愛知県立芸術大学」。キャンパスは緑豊かな愛知県長久手市の丘陵地に建ち、光・空気・音といった…
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藤森照信|第六回仁和寺金堂の〈蔀〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。6…
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CCA-WRI Research Fellowship 2024
窓研究所は、カナダ建築センターと共同で3ヶ年のフェローシッププログラム「CCA-WRI Research Fellowship」を実施してお…
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第9回 風の吹く県庁舎 象設計集団《宜蘭県庁舎》編
この連載では台湾の無名の建築の窓を主に紹介してきたが、やはりいくつか紹介したい近現代建築もある。僕の家のすぐ近くにある、象設計集団(以下、象…
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窓のない建物──その論理と病理
20世紀初頭にあらわれてきた近代建築を特徴づけるひとつの要素に、「大きな窓」の存在がある。すなわち、石や煉瓦による伝統的な西洋建築における小…
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ダブル・ビジョン
デジタルスクリーンの登場は、私たちをとりまく世界、そして建築をめぐる環境への認知にどのような変化をもたらしたのか――エッセイ「スクリーン・タ…
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第4回 窓に光はとどまるか:栗本百合子さんの窓
杉浦邦恵さんがニューヨークの窓について書かれたので、こちらは名古屋にかつてあった「アメリカ」の窓から話をはじめよう。 大和生命ビル (193…
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ブルータリズム建築の窓 『日本のブルータリズム建築』発売によせて
写真集『日本のブルータリズム建築』を出版した。ブルータリズムとは、材料、機能、構造などをそのまま表した即物的な建築の傾向を指す。仕上げはコン…
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ドナルド・ジャッドと窓 インテリア、そしてリノベーションをつうじて開口部を考える
0. はじめに ― なぜ、今、ジャッドか アメリカのミニマリズムの代表的な芸術家であるドナルド・ジャッド(1928-1994)の作品は、建築…
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ヘルツォーク&ド・ムーロン
バーゼルを拠点とする建築家ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンは、スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校で建築を学んだ後、19…
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藤森照信|第四回 旧グラバー住宅の〈フランス窓〉インドから日本へとたどり着いた窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。四…
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第2回 畠山さんと杉浦さんの合間に
(第1回 畠山直哉「鏡なのか窓なのか」を受けて) 光景と情景 透明なガラスが、建物や列車、車などに据えつけられる。するとそこには内と外という…
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聖なる侵入アルド・ロッシの窓
ルイ・カーンだったか。「窓を空ける際に、壁が泣く」と表現したのは。 そびえ立つ壁、屹立するヴォリュームに、人は、なんらかの愛着と恐れを見出す…
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スクリーンタイム
デジタルスクリーンの登場は、私たちをとりまく世界、そして建築をめぐる環境への認知にどのような変化をもたらしたのか――ポール・グラハム、畠山直…
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黒石いずみ(建築理論家)「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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川島範久(明治大学 専任講師)「中山間地域や離島における集落のオフグリッド化に向けた『伝統知』のデジタル技術による定量評価とその適用可能性の検討」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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飯沼珠実(武蔵野美術大学造形学部特別講師)「広報誌『ガラス GLASS & ARCHITECTURE』からみる多木浩二──イメージとテキストの綜合」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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金野千恵(建築家)「窓からみた健康へと向かう建築」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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西川純司(社会学者)「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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土居義岳(建築史家)「19・20世紀フランスにおける初期環境工学的アプローチによる住宅計画」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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EMIアーキテクテン
ロン・エイドラー、エリー・モサイェビ、クリスティアン・インダビッツィンの3名によって、2005年にチューリッヒで結成されたEMIアーキテクテ…
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奄美編 島口(徳之島母間方言)における「まど」
…「島」という表現は「村」、「集落」、「出身地」を、「口」は「ことば」を意味する。従って、「島口」は、「集落、村、出身地のことば(方言)」を意…
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新建築書店にてトークイベント「旅と窓」:『WindowScape』塚本由晴 ×『アジア「窓」紀行』 田熊隆樹を開催
…かにひとつではないが、そんなにバラバラでもない」という著者のことばにもあるように、アジア各地の住まいと人々の暮らしを詳細に記述し、新たな視点…
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藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を一件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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第5回 辺境の小窓 馬祖・後編
辺境の地の民宿で、新年の朝を迎えた。友人たちが起きてくる前に、静かな民宿の実測をする。 外からは平屋のように見えたこの石積みの建物の中には屋…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
大判の花や動物の骨などを鮮やかに描いた20世紀を代表する画家、ジョージア・オキーフ。ニューヨークを拠点にしていたオキーフは、次第にニューメキ…
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第4回 辺境の小窓 馬祖・前編
台湾の北西、中国大陸に限りなく近いところに、馬祖 マーツー列島がある。台湾の中心地があのサツマイモ型の本島とすれば、そこから一番遠い場所のひ…
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第0回 古今東西のマドソト建築 加藤耕一 × 大西麻貴+百田有希(o+h)× 伏見唯
伏見 今日はシリーズ「マドソト 外の風景こそ主役」を始めるにあたって、窓の外の風景について語り合っていきたいと思います。まずは企画の主旨から…
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第0回 植田実 窓際を読み解く6つのトピック
――――シリーズ「窓際の居場所」の開始にあたり、『都市住宅』や『GA HOUSES』で編集長を務められた植田実さんにお話をうかがいます。植田…
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第1回 吉阪隆正《三澤邸》山の斜面にお辞儀して のぞき込む窓
室内に光を導くため、あるいは風を通すため。窓には住環境を快適にするという大きな役割がある。また店舗の窓のように、あえて中の様子を外に見せるた…
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三岸アトリエの窓、変化と継承
解説記事
昨年(2021年)10月、建築コレクティブGROUPによる「三岸アトリエ」(東京都中野区上鷺宮)の改修工事が完了し、内壁の一部と旧玄関が修復…
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藤森照信|第二回擁翠亭の〈十三窓〉茶室がたどり着いた多様なる窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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擁翠亭11 床脇の下地窓、12 連子窓と倹飩襖
11 床脇の下地窓 床脇の天井近くの高い位置にある下地窓は、他に類例の見られない、この茶室独自の創意で、庭の松の巨木を見上げるためのものだ…
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擁翠亭04 / 05 下地窓と連子窓
04 / 05 下地窓と連子窓 連子窓の上に下地窓を重ねる手法は遠州が好んだもので、擁翠亭では三ヶ所繰り返している。下地窓は片引き障子、連子…
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クリスト&ガンテンバイン
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)を卒業後、エマヌエル・クリストとクリストフ・ガンテンバインの二人によって結成された、クリスト&ガ…
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第3回 涼亭の行方 蘭嶼・後編
(前編より) 野銀集落をあとにして、島を一周してみる。 道中では岩山の上から人間を見下ろすヤギの群れに出くわしたり、岩場の窪みにあるタオ族の…
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第2回 埋もれる黒屋根 蘭嶼・前編
「台湾人」と一口にいっても、台湾には民族も宗教もバラバラな、色々な人が暮らしている。今回は台湾本島を飛び出し、離島について書いてみたい。 台…
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滝口悠生|第5回 外を眺める娘
窓からのぞく部屋の様子、窓から外を眺めると見える景色、移りゆく車窓の風景。人の生活に曖昧な境界線として存在し続ける窓は、当たり前のようにそこ…
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ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
金物職人として自身のアトリエを立ち上げながら、ル・コルビュジエをはじめとした先進的な建築家との協働を通して、自身もモダニズムを先導する建築家…
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最終回 窓からのぞいたアジア
8カ月にわたる旅の記録も今回で最後となり、連載は4年も続いてしまった。行き先はある程度決めてあったが、おもしろそうなところがあれば予定を変更…