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第三回 ミース・ファン・デル・ローエ 床から天井までの「窓」
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ設計の《トゥーゲントハット邸》(1930)は、1929年からの世界大恐慌の最中に竣工した豪邸だった…
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アンドレア・デプラゼス × ロラン・スタルダー × 貝島桃代 『Swiss Window Journeys』刊行記念鼎談
…; Deplazes Architekten)がETHZとの教育研究プロジェクトで設計した《新モンテローザ・ヒュッテ》(New Monte …
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第14回 立ち止まるための窓 フィールドオフィス・アーキテクツ《跑馬古道公園》編
…という場所であった。1950年代より、戒厳令下の台湾で「軍事教育」や「反共思想訓練の場」として使われていたが、1987年の戒厳令解除と情勢の…
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第一回 アントニ・ガウディ アメニティに配慮した「まっとうな建築家」
はじめに 「窓」は、建築家にとって非常にポピュラーなモチーフである。19世紀中頃に板ガラスの量産がはじまって、そのデザインの可能性が拡がって…
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シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」開催
…型とボーンデジタル資料を保管しています。資料に基づいて研究・教育・展示などの多面的な活動を行っています。…
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シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」レポート
…氏が寄稿した論考では、葉の来歴がより詳細に綴られている。 教育に取り入れられる葉祥栄のデザイン・理論 続いて、ニューサウスウェールズ大学の…
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トークイベント「Swiss Window Journeys – スイスの窓と建築」レポート 登壇:貝島桃代 × 金野千恵 × 髙濱史子 × 常山未央
…エリアがあるスイスでは、エリアごとに街の見た目も全く違うし、教育のベースもいろいろです。今、戸建住宅の調査をしているのですが、設計者を辿ると…
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コーヒーショップ・インゴット-「ガラスの塊」としての建築
建築構法の専門家で、現在3Dスキャナを用いた葉作品のデジタル復元に取り組む井上朝雄氏が、国内最初期のガラス建築である《コーヒーショップ・イン…
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アントニン・レーモンド「旧赤星鉄馬邸」 環境と建築、その解としての窓
旧赤星鉄馬邸(東京都武蔵野市)は、アントニン・レーモンド(1888~1976)が、明治生まれの実業家・赤星鉄馬のために1934年に設計した大…
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自邸に宿る、建築家の精神性─吉田研介《チキンハウス》の窓
…同年、Ishimura + Neichi 設立。東京都市大学教育講師。…
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国際基督教大学(ICU)ディッフェンドルファー記念館と大学礼拝堂の窓 保存、継承、そして
…。現在、講義棟として用いられている大学本館は、研究所の建物を教育施設に転用したとして知られる。大学の初期キャンパス計画はヴォーリズ建築事務所…
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第二回 フランク・ロイド・ライト 開放性以外の役割を与えられた「窓」
フランク・ロイド・ライトはきわめて多作の建築家だったが《落水荘/フォーリングウォーター》(1936)と《ジョンソン・ワックス本社ビル》(19…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
…トル)、4つの教室と1つのギャラリーを内包していた。フランス教育省の指導により、1.75メートルをモデュールとした正方形グリッドで設計されて…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
…としても活動していた。やがて建築に興味を持つと、夜間の定時制教育課程に通い、家具やインテリアのデザインを通して徐々に建築家としての活動を広げ…
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第10回 波打つ学校 陳仁和《三信家商波浪大樓》(高雄)編
…廊下から教室が見える」ことが求められるらしく、そういった国の教育環境も影響しているのかもしれない。この改修では四角い窓に変えられたものの、「…
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[文化活動助成]内藤誠人『Learning from ADAPTIVE REUSE in the Netherlands —文化財建造物を活用した都市デザインから学ぶオランダの建築文化—』が北海道大学ワイン教育研究センター棟にて開催
…借りした巡回展示です。これらの展示会場となる北海道大学ワイン教育研究センター棟は、旧札幌農学校昆虫学及養蚕学教室(中條精一郎設計、1901年…
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ダブル・ビジョン
デジタルスクリーンの登場は、私たちをとりまく世界、そして建築をめぐる環境への認知にどのような変化をもたらしたのか――エッセイ「スクリーン・タ…
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藤森照信|第五回旧閑谷学校講堂の〈火灯窓〉日本らしくない日本の窓
…めの藩校に対し郷校という。それも禅宗を旨とする学校ではなく、教育理念は儒教に基づく。 禅宗寺院のしるしを儒教の学校で用いるのも珍しいが、同じ…
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第7回 山を降りるスレートの村 屏東編
…住していった町があるらしい。もちろん移住によって交通や医療、教育や雇用などの面では便利になったのだろう。山を少し降りて、教えてもらった町まで…
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スクリーンタイム
デジタルスクリーンの登場は、私たちをとりまく世界、そして建築をめぐる環境への認知にどのような変化をもたらしたのか――ポール・グラハム、畠山直…
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歌川光一(聖路加国際大学大学院看護学研究科准教授)「家庭寮にみる「花嫁修業」という規範の解明―旧制高等女学校に着目して―」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するための場として、2025年4月20日(日)に「WRI session 研究報告会…
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塚本由晴(東京工業大学 教授)「都市農村交流を通した生態学的な事物連関にひもづく農村建築および周辺環境の再生手法 ―千葉県鴨川市釜沼地域を対象として―」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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照井敬生(キングスカレッジロンドンメディア文化研究科)「戦後ロンドンの文化政策建築:テムズ川沿いの公営文化施設における記憶と表象」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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Made of Sunshine: Urban Commons and Real Estate, Montréal, Canada都市のコモンズと不動産開発――モントリオールにおける実践
公益財団法人 窓研究所は、カナダ建築センター(Canadian Centre for Architecture)と共同でフェローシップ・プロ…
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The Under- and Overground Built Environments of the Soviet-German Uranium Mining Corporation Wismut静かなる国家――ソ連・東独ウラン採掘公社ヴィスマットの地上と地下の建築環境
…t社は、鉱石の採掘・輸送・精錬に加え、労働者の住まいや消費、教育、文化、スポーツ、医療などを一手に担う、まさに「国家の中の国家」として機能し…
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Earth-Shelter Builders and the Codeアース・シェルターの担い手たちと規範
…ース・シェルターに焦点を当てていたが、1980年代には商業・教育施設を含む大規模な地下建築へと関心を広げた。 この動向は他国の研究機関にも見…
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Salt and Land: Shifting Territories of the Salt Production Sites in the Seto Inland Sea塩と大地――瀬戸内海の製塩地域における土地利用の変遷
公益財団法人 窓研究所は、カナダ建築センター(Canadian Centre for Architecture)と共同でフェローシップ・プロ…
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三井麻央(京都芸術大学通信教育部非常勤講師)「19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用について──フリードリヒ・シンケルからマルティン・グロピウスまで」
…た。本記事は登壇者のひとりである三井麻央氏(京都芸術大学通信教育部非常勤講師)の講演内容を再構成したものです。 本研究は、19世紀ベルリン…
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土居義岳(建築史家)「19・20世紀フランスにおける初期環境工学的アプローチによる住宅計画」
…インテリの家系でした。パリのエコール・デ・ボザールできちんと教育を受け、いくつかの良いプロジェクトにも関わりました。1905年のロスチャイル…
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EMIアーキテクテン
…々のコンペティションに勝利。設計のみならず、都市計画、研究、教育にも力を入れ、エリー・モサイェビ氏は2018年より、ETHチューリッヒ校にて…
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第1回 畠山直哉 鏡なのか窓なのか
…るほどと思ったのは、アメリカ写真の傾向が、ここ最近は大学での教育や研究によってつくられるようになったという指摘だった。そもそも19世紀前半の…
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奄美編 島口(徳之島母間方言)における「まど」
言語学者 植田康成が世界各国の「まど」の語源に迫る。窓という言葉の概念がどのように拡張されていったのか、その過程を探る。今回は奄美群島の一つ…
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WRI session 研究報告会2023
…外界をつなぐ窓としての風景画―」 三井麻央(京都芸術大学通信教育部非常勤講師) 「19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用について──…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
大判の花や動物の骨などを鮮やかに描いた20世紀を代表する画家、ジョージア・オキーフ。ニューヨークを拠点にしていたオキーフは、次第にニューメキ…
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第1回 吉阪隆正《三澤邸》山の斜面にお辞儀して のぞき込む窓
室内に光を導くため、あるいは風を通すため。窓には住環境を快適にするという大きな役割がある。また店舗の窓のように、あえて中の様子を外に見せるた…
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「WRI session 研究報告会2023」オンライン開催
…外界をつなぐ窓としての風景画―」 三井麻央(京都芸術大学通信教育部非常勤講師) 「19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用について──…
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第2回 埋もれる黒屋根 蘭嶼・前編
…て暮らしているので、やりとりに困ることもない。ちなみに日本の教育を受けた島内の老人はタオ語と日本語、大人はタオ語と中国語、子どもは中国語のみ…
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特定研究助成「サステナビリティと窓」
…果的な窓の計画に関する知識を広げ、循環型生活へのシフトを促す教育プログラムの研究 – 窓を通じた地域コミュニティーやグローバルな…
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2021年度助成事業
… 代表者氏名(所属) 三井 麻央(京都芸術大学 通信教育部 芸術学科) タイトル 19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用…
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特定研究助成「サステナビリティと窓」
…果的な窓の計画に関する知識を広げ、循環型生活へのシフトを促す教育プログラムの研究 – 窓を通じた地域コミュニティーやグローバルな…
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ジョン・A・カミナダ
…ふるまい学」研究室に加わり、同研究室デザインスタジオの研究と教育に携わる。東京工業大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校で建築を学び、修士号…
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マリオ・ボッタ
… 建築家。1970年にルガーノに事務所を設立。本業のかたわら教育にも力を入れ、ヨーロッパをはじめアジアや米国やラテンアメリカ諸国の建築学校で…
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Ch.3 ビューファインダー/透明性と窃視
…ーク州ナイアック生まれのアーティストである。コーネルは芸術の教育を受けておらず、クイーンズ区フラッシングのユートピア・パークウェイに暮らし、…
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第31回 エジプト・カイロ編「複合する街」
…トでできている。その機能の組み合わせは不思議に思えたが、水と教育はたしかにどちらも必需品である。カイロではかなり普及した公共空間だったらしく…
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窓の建築
…リッヒ校都市デザイン史教授を歴任。キュレーション、メディア、教育の分野でもその手腕を発揮した。 本稿はノヴァルティス・キャンパス(バーゼル)…
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滝口悠生|第1回 岸辺幼稚園
…の傍らで口演童話(最近の言葉で言えば「読み聞かせ」)など幼児教育の研究も行っていた岸辺福雄氏が、新宿牛込の自宅を園舎にしてつくった幼稚園だっ…
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6a architects トム・エマーソン 自然史の中の建築
…ートされ、雑誌エル・クロッキーで特集が組まれるなど、アートや教育の分野を中心に活動の幅を広げている。 創立者のひとりで、スイス連邦工科大学チ…
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ゴードン・マッタ=クラークと開口
…。 小林 今でもそうですが、彼が学んでいたコーネル大学は建築教育で有名で。当時は建築批評家のコーリン・ロウとか、リチャード・マイヤー、マイケ…