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ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
金物職人として自身のアトリエを立ち上げながら、ル・コルビュジエをはじめとした先進的な建築家との協働を通して、自身もモダニズムを先導する建築家…
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第34回 イスラエル・エルサレム編 「聖地の生活」
…出来ているのだ。エルサレムはその丘の上にある。 トラムが走る近代的な新市街の中に、重たい石の城壁で囲まれた地区がある。エルサレム旧市街だ。今…
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無窓性、あるいは消える小さな窓—サミュエル・ベケットの世界観
…岡山大学大学院博士課程単位取得退学。専攻はアイルランド文学、近代思想。主な著書に、『ベケット大全』(共編著、白水社、1999)、ジェイムズ・…
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旧島歌郵便局/木造の窓口カウンター
北海道開拓の村にある明治35年に建てられた木造2階建ての郵便局。1960年に復元された。北海道では明治5年に近代郵便の取り扱いが始まった。こ…
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70年代「Window」スナップからドイツ現代写真へ
…クンストハレ・ベルン、フランクフルト現代美術館、ニューヨーク近代美術館など多数の美術館で展示。2002年にドクメンタ11に参加し、2003年…
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ジョン・A・カミナダ
…を行っています。 スイスの村の特徴も大きく変化してきました。近代化の影響は経済や生産プロセスの規模だけでなく、新しいライフスタイルというかた…
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リチャード・マグワイア『Here』: “すべては移ろいゆく”ということ
…ard McGuire アメリカ人アーティスト。ニューヨーク近代美術館とモルガン・ライブラリーが作品を所蔵。イラストは『ニューヨーカー』誌に…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 オンライントークセッション開催(2020/12/8)
…College of Fellowsとなる。サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)の写真部門及び建築+デザイン部門のコミッティーを務め、…
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内藤礼 うつしあう創造
…、1995年)、「Being Called」(フランクフルト近代美術館企画、カルメル会修道院、フランクフルト、1997年)、「すべて動物は、…
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ジャパン・ハウス ロサンゼルス『Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である』オンライン展示開催
…去10年にわたり独自に研究活動を実施するに留まらず、東京国立近代美術館での「窓展」の開催など、日本国内外の大学や研究者との連携により、建築・…
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Ch.3 ビューファインダー/透明性と窃視
…ッパーが盗み見た情景は、《夜の窓》(1928年、ニューヨーク近代美術館)に見ることができる。女性の着替え姿を見つめるこの作品にはエロティシズ…
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2020年度助成事業
… 日本語日本文化学科) タイトル 窓と健康の社会学 一一近代日本の公衆衛生と都市における生の統治一一 文化活…
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「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅 」が丸⻲市猪熊弦⼀郎現代美術館にて開催
…館(MIMOCA)、公益財団法⼈ミモカ美術振興財団、東京国⽴近代美術館(MOMAT)と開催します。 本展は「窓」からインスピレーションを得た…
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窓の短編映画 “柱都”
…ら住戸まで一律の寸法体系によって秩序を保ってきた街区の姿は、近代以降そのうえに異なる新たなモジュールがぶつけられたことで大きく変化する。しか…
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丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「窓展」巡回展 会期変更のお知らせ
…(MIMOCA)、公益財団法人ミモカ美術振興財団 、東京国立近代美術館、一般財団法人 窓研究所 学術協力:五十嵐太郎(東北大学教授/建築史・…
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Gigon / Guyer(ギゴン/グイヤー)
…次世界大戦の戦後復興期に入ったヨーロッパでは、それこそ立面を近代建築の諸原則に従わせるべきか否かを巡って侃々諤々の議論が繰り広げられました。…
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穂村弘 短歌に詠われた窓たち(前編)
…たちが世界を感じる「窓」なのかもしれません。 【古代の窓、近代の窓】 今回、改めて調べてみて気づいたのだが、窓という言葉の起源は古い。我…
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鼎談 イワン・バーン × ホンマタカシ × 塚本由晴 写真の中の窓
…館コミッショナー、窓展:窓をめぐるアートと建築の旅(東京国立近代美術館、2019年)学術協力を務める。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞。『…
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Ch.2 フレーム―視覚的な装置、あるいはトロンプ・ルイユ(だまし絵)としての窓
…界、そして探求すべき新しい宇宙へと開かれた窓となっている。 近代になると、額縁は単純化し、黒や白の四角形になった。そして、画面はもはや物体や…
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窓展:窓をめぐるアートと建築の旅@東京国立近代美術館
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2019年11月1日(金)から 2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:…
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「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」関連イベントが東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を主催…
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「窓展」関連イベント中谷研究室「柱間装置の文化誌」短編映像上映会12月7日(土)東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を開催…
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「窓展」関連トークイベントホンマタカシ/窓とカメラオブスキュラ12月14日(土) 東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を開催…
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「窓展」関連トークイベント藤本壮介/窓と建築11月30日(土)東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を開催…
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「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」が東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2019年11月1日(金)から 2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:…
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第27回 イラン・ヤズド編「砂漠で呼吸する」
…オアシスもまた、そのような魅力をもつ都市のひとつだ。今でこそ近代的な建物も見られるが、かつて建築と風景の違いは、砂土を固めてあるかどうかの違…
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Ch.2 象徴と写実
…ンセプチュアルかつメタ言語学的であり、写実主義を超え、極めて近代的な思想に接近している。窓は写真の最も直接的なメタファーとなったが、タルボッ…
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窓─ 建築と共生の境界
…細くし、ほとんど不可視のものをつくろうと努力しました。一方、近代以前の様式建築では、パブリックとプライベートの間を移動するのに数メートルを歩…
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Ch.1 アトリエから見るアーティストの内面
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒからスペンサー・フィンチまで アトリエや机で、最初の一筆を喚起する記憶やインスピレーションをじっと待つかの…
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Transition of Kikugetsutei上映会@第10回ロッテルダム国際建築映画祭
…画としての可能性を多く秘めていると筆者は考えており、東京国立近代美術館での展示のときも彼の残した映像作品を映画館の中で見られないことがもった…
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ゴードン・マッタ=クラークと開口
東京国立近代美術館で開催中の「ゴードン・マッタ=クラーク展 Gordon Matta-Clark: Mutation in Space」。コ…
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ジョセフ・アルバースとバウハウス ガラス作品からパブリックワークまで
…ースについて話を訊いた。 本橋 僕は2018年に京都国立近代美術館で展覧会「バウハウスへの応答」を担当しました。でも、そのときはバウハウ…
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学校としてのバウハウス、その日本への展開
20世紀初頭にドイツのワイマールで生まれたバウハウス。当時の抽象表現や構成主義などと連動した革新的なカリキュラムによって、近代デザインの礎を…
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第6回 老子が残した窓の格言
…って生じる無の空間・場所に重きを置く老子の思考は、アメリカの近代建築家フランク・ロイド・ライトにつよい影響を与えたことでも知られている。たし…
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展覧会「窓展(仮称)」を2019年秋より東京国立近代美術館にて開催
窓研究所は、東京国立近代美術館との共催で展覧会「窓展(仮称)」(2019年11月1日―2020年2月2日)を開催いたします。 「窓は文明であ…
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塚本由晴 窓のふるまい学/前編
…たものなので、人間の生産性が爆発的に増大し移動が自由になった近代以降はもはや成立しない。そのような認識からモダニズムの建築が始まっていること…
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窓の短編映画 “THE CORALLUM”
…沖縄という島全体を形成し、ひいては伝統的住居の礎石、あるいは近代化を支えたコンクリートとしてその様態を変化させつつも時をこえて都市を構成して…
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第20回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(後編)
一晩で縫いあがったズボンを受け取りに、小さな村を歩いて再び家を訪ねた。お母さんは羊毛から生地を織り、それをお父さんがズボンに仕立てるらしい。…
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窓は哲学的な問題である
小渕祐介氏による連続インタビューの最終回は、ハーバード大学、クーパー・ユニオンの教授であり、世界的な建築批評家であるジェフリー・キプニス氏。…
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In New York 窓とまなざし
…を制作するなど、精力的な活動をおこなっている。 安曇野市豊科近代美術館にて個展を開催中の郷津氏に、窓を主題に作品を制作し続ける理由や制作方法…
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空間を生かすも殺すも窓次第
…ガラス張りで透明になると、「私たちは透明で、ダイナミックで、近代的です」というメッセージになりました。今ではもう関係ありません。というのはA…
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第19回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(中編)
キナウル地方では、標高2~3000mの谷沿いに集落の多くが営まれている。かつて秘境と呼ばれたであろう北インドの山の上のこんな場所でも、バスは…
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東京国立近代美術館企画展「窓と写真」からの考察
2016年5月24日~8月7日に開催された、東京国立近代美術館所蔵作品展において、「窓と写真」をテーマとする一室が設けられた。これまで窓と写…
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第3回 マニアの目から見たグラスハウス
…ることで、英国人が植物学、地質学、鳥類学、昆虫学などを生み、近代博物学に大きく貢献したのは事実だ。大英博物館の圧倒的なコレクションはもちろん…
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第4回 開放を象徴するポストモダンの窓
…840年) から中華人民共和国建国 (1949年) までを「近代建築」、1949年から現在までを「現代建築」と呼ぶ。中国社会史の区分がそのま…
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第18回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(前編)
…と同じくカーテンウォール状に木板で囲まれ、日本建築のような、近代建築のような、連続窓がつくられている。 構造部分で窓をほとんどつくることがで…
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第2回 奥行きがもたらす生活の深み
…気照明の普及により、窓はその絶対的な象徴性を失うことになり、近代ではより実用的なツールとして発達してきたこともまた事実である。窓という装置は…
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第2回 恐怖と歓楽、そして劇場として
…ている女性。このような絵画を見たことはないだろうか。中世から近代にかけてパリがヨーロッパの中で強い存在感を持ちながら、市内では様々な事件や革…