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『超芸術トマソン』の英訳者が窓目線で綴る路上観察記。いつもとは別の角度から街を見ると、新しい発見がある。意図せぬ動機から生まれた「窓芸術」の…
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第23回 イラン・東ギーラーン編「家を“置く”」(前編)
実際に訪れる前、イランは私にとって未知の国であった。抱いていたイメージといえば、荒涼とした砂漠の中に古代の遺跡が点在するといった漠然としたも…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 3
…にてグラフィックデデザイン事務所thonik勤務(文化庁新進芸術家海外研修制度)。以降、編集デザイン・キュレーションを中心に国内外で活動。2…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 2
…スト・インターナショナル(1957年にイタリアで結成された、芸術運動による社会変革を目指した前衛グループ)のメンバーであったコンスタント・ニ…
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第22回 インド・キッバル「かくれた穴」(後編)
高地の朝は寒かった。 しかし、宿の3階にあるテラスに出てみると驚くほどあたたかい。たしかに気温は低いのに、太陽の下は暑いぐらいである。むしろ…
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ス・ドホ 境界線というものがあいまいだった
…ます。これを映像でも実物と同じように見せたかったので、今回は芸術性を求めずに淡々と撮影していきました。 いくつかのシーンで窓に何かが映り込ん…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 1
…にてグラフィックデデザイン事務所thonik勤務(文化庁新進芸術家海外研修制度)。以降、編集デザイン・キュレーションを中心に国内外で活動。2…
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第21回 インド・キッバル「かくれた穴」(前編)
北インドをキナウル地方からさらに上ってゆくと、森林限界を超えて茶色い岩山ばかりが広がっていた。身ひとつで降ろされたら生きて帰れないだろう、と…
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チャールズ・レニー・マッキントッシュ設計 レストランの窓
グラスゴーにあるチャールズ・レニー・マッキントッシュ設計による≪芸術愛好家のための家≫のレストランの窓。半円に満たない形の薄い大きなアーチに…
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サンフランシスコの一つ残し
『超芸術トマソン』の英訳者が窓目線で綴る路上観察記。いつもとは別の角度から街を見ると、新しい発見がある。意図せぬ動機から生まれた「窓芸術」の…
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窓の短編映画 “THE CORALLUM”
…村近くの山や森の中に位置する聖地をいう。日本近代を代表し原始芸術に大きな関心を抱いていた芸術家・岡本太郎(おかもと・たろう、1911-199…
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第20回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(後編)
一晩で縫いあがったズボンを受け取りに、小さな村を歩いて再び家を訪ねた。お母さんは羊毛から生地を織り、それをお父さんがズボンに仕立てるらしい。…
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窓は哲学的な問題である
…築理論家、評論家。オハイオ州立大学建築学部教授、ウェクスナー芸術センターの建築/デザインキュレーター。ハーバード大学、クーパー・ユニオン、コ…
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建築の民族誌/後編
…ヒ校歴史理論教授、建築理論・建築史研究所所長) 井関悠(水戸芸術館現代美術センター学芸員) アシスタント・キュレーター:シモーナ・フェラーリ…
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空間を生かすも殺すも窓次第
…史保存学部 (GSAPP)デザインスタジオ教授、ウィーン応用芸術大学で建築デザインの教授を務める。 http://www.xefirotar…
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建築の民族誌/前編
…ヒ校歴史理論教授、建築理論・建築史研究所所長) 井関悠(水戸芸術館現代美術センター学芸員) アシスタント・キュレーター:シモーナ・フェラーリ…
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テクノロジーの裏にある建築的意志
…ー・ユニオン、香港の各大学にて教鞭を執る。梅本奈々子は、大阪芸術大学環境デザイン学科卒業後、クーパー・ユニオン建築学部を卒業。現在、コロンビ…
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第19回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(中編)
キナウル地方では、標高2~3000mの谷沿いに集落の多くが営まれている。かつて秘境と呼ばれたであろう北インドの山の上のこんな場所でも、バスは…
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第3回 マニアの目から見たグラスハウス
…を従来のヨーロッパ建築に取り入れたようなデザインだった。王立芸術院 (Royal Academy of Arts) の創立者の一人でもあった…
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第3回 華やいだ通りの情景
パリの街を散歩するのは楽しい。異なる時代に異なる理由で生まれた道が交錯し、通りを行けば幅の違う道に様々な時代の建物やカフェやショップを発見す…
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イワン・バーン《窓》を写すこと
…975年生まれのオランダ人写真家イワン・バーンは、ハーグ王立芸術アカデミー卒。レム・コールハース、ヘルツォーク&ド・ムーロン、ザハ・ハディド…
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第18回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(前編)
インド北部のヒマーチャル・プラデシュ州には、キナウル族という人々が住む地域がある。ヒマラヤ山脈の西北に位置し、東には中国チベット自治区がある…
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アレック・ソス × ホンマタカシ 現代写真から紐解く窓写真論
様々な土地で窓の姿を切り取ってきた写真家アレック・ソスと、窓と写真の関わりを考察してきた写真家ホンマタカシ。現代写真の最前線で活動する二人の…
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ガラスについてどう考えますか?
…国内、および国際的なデザイン賞を獲得。1999年アメリカ文学芸術アカデミーより建築部門でのアカデミー賞、2001年AIA / LAゴールドメ…
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窓の短編映画 Transition of Kikugetsutei 栗林公園・掬月亭
窓学・柱間装置の文化誌 ─Transition of Kikugetsutei─ movie “Transition of Ki…
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第17回 シェムリアップ 「洪水と床」(後編)
砂にタイヤをめり込ませながらフラフラと進んでいた自転車は、湖にたどり着く前についに進まなくなった。川辺の砂地に、雑然と建物が並ぶ集落が広がっ…
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第2回 奥行きがもたらす生活の深み
朝の空気が冷たくパリッとするようになり、サマータイムの終了がいよいよ秋の終わりを告げ、長い冬の訪れを知らせてくれた。ヨーロッパ各国で実施され…
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橋本健史/403architecture [dajiba] 展覧会『現況 / Present State(ment)』
…どういうものなのか一度リサーチしましょう」と、地元の静岡文化芸術大学の学生と一緒に、空き室のマッピングをしました。地上階に多いのか、上階に多…
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第2回 恐怖と歓楽、そして劇場として
…ェーヌ・ドラクロワやヴィクトル・ユーゴーといった様々な作家や芸術家や音楽家などは、それらを窓から眺め美しい物語を生み出していった。 ヴァルタ…
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増田信吾/増田信吾+大坪克亘 『躯体の窓』
…博士課程修了、博士 (工学) 取得。2011-2012年神戸芸術工科大学大学院助手、KONNO設立。2013年より日本工業大学助教。2015…
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金野千恵/t e c o『向陽ロッジアハウス』
…博士課程修了、博士 (工学) 取得。2011-2012年神戸芸術工科大学大学院助手、KONNO設立。2013年より日本工業大学助教。2015…
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第16回 シェムリアップ 「洪水と床」(前編)
カンボジアのシェムリアップは、アンコールワットをはじめとする遺跡群を見学する観光客で賑わう町である。多くの旅行者と同じように僕も遺跡を一通り…
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第1回 フランス窓 ─パリの呼吸と眼─
私がパリで生活を始めて6年が経った。自身の日々の生活が常に変化する中で、パリの街並みは変わることなくそこにあり続ける。通りやセーヌ川の向こう…
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第1回 煉瓦色のシークエンスを辿って
意外に感じるかもしれないが、ロンドンという都市の良いところは“乱雑”さにあると思う。実はロンドンでは、街のいたるところで異なる時代背景をもつ…
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第15回 東チベット・色達 「赤いスリバチ」(後編)
ラルン・ガル・ゴンパの中心に降りてみると、ちょうど講義や集会の終わった時間なのか、僧侶たちが次々と僧院に出入りしているところだった。同じ色の…
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第3回 往来のための開口部
…踏み出す人も多い。展示室と展示室をつなぐ通路は、移動しながら芸術をふんだんに楽しむことができるよう、内部と外部のそこかしこに作品が置かれてい…
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第14回 東チベット・色達 「赤いスリバチ」(前編)
中国四川省の省都、成都からバスに乗り込み、東チベットへ向かった。四川省西部、ガンゼ・チベット自治州の色達(セルタ)にある、チベット仏教ニンマ…
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総論 窓の成り立ち《2》
…同じ大きさのガラスでデザインをしたのが、小坂秀雄6さん。神戸芸術工科大学の花田佳明7さんが、逓信省8の建築で残っているものを調べてくれました…
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第10回 トルファン「海より低い砂漠」(後編)
ぶどう干し小屋から教えられたトルファンにおける建築のつくりかたのエッセンスは、レンガとポプラと少しの枝葉で影をつくり、風を通すことだった。 …
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第2回 風景のための開口部
…ア研究科修了。神奈川県立近代美術館、コペンハーゲン大学、東北芸術工科大学、東京藝術大学、慶應義塾大学等に勤務。日本および北欧の近代住宅史が専…
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第9回 トルファン「海より低い砂漠」(中編)
集落の外れの丘に発見したぶどう干し小屋群は、実はトルファンに到着した日の早朝、10時間ほどの電車移動に疲れたままバスで宿の近くに向かう時に見…
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横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
窓を通しての他人との距離を写真で捉えた作品『Stranger』シリーズは、芸術家・横溝静の代表作のひとつ。この独特な空気感を持つ作品の誕生に…
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チャールズ・レニー・マッキントッシュ設計 ダイニングルームの窓
イギリスのグラスゴーにあるチャールズ・レニー・マッキントッシュ設計による≪芸術愛好家のための家≫のダイニングルームの窓。弓型の縦長の掃き出し…
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第8回 トルファン「海より低い砂漠」(前編)
海より低い砂漠とは、どんなところだろう。 トルファンは中国の西方・新疆ウイグル自治区にあり、古くからシルクロードのオアシスとして人々が暮らし…
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第1回 光のための開口部
…ア研究科修了。神奈川県立近代美術館、コペンハーゲン大学、東北芸術工科大学、東京藝術大学、慶應義塾大学等に勤務。日本および北欧の近代住宅史が専…
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第7回 張村「地下の都合」(後編)
100歳の古老のヤオトンを訪問して、なんだか奇妙な部分のあることに気がついた。ヤオトンの部屋の入り口は、通常は先の少し尖ったアーチ型をしてい…
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第13回 タシュクルガン「天窓の記憶」(後編)
翌朝、予定通りダンディの家に行くと、彼と同い年くらいのもう一人の男が合流した。タバコを一本吸い終え、3人で家を出る。 到着したのはダンディの…
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第6回 張村「地下の都合」(中編)
やはり、村を見るにはまず老人に出会うことだ。これまでの旅で培ってきた自分流の方法論を組み立てながら、木々の緑が美しく映える黄土色の大地の中を…