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シンポジウム「庭園×窓×日本建築」開催

公益財団法人 窓研究所

22 JUN, 2024

Keywords
Architecture
Lectures & Seminars
Talk Events

公益財団法人 窓研究所は、2026年10月25日(日)に国立京都国際会館にて、5名の研究者の成果を元にしたシンポジウム「庭園×窓×日本建築」を開催します。

周辺環境との調和が特徴としてあげられる日本建築。その特徴の起源は遠く古代にまで遡り、寝殿造、書院造、数奇屋や茶室、そして宮殿に至るまで建築様式の移り変わりの中で、その周辺環境を形成する庭園もまた変化してきました。また寺院建築も庭園や外部空間との調和により、独自の文化を育みました。その両者の関係性やそれらをつなぐ窓や建具をはじめとした境界装置が果たす効果、役割については、これまで多く議論されてきませんでした。本シンポジウムは、両者を結ぶ「窓」や「境界装置」から、日本建築と庭園を考えるユニークな取り組みです。建築、茶 、庭園、そして日本史学の異なるバックグラウンドの研究者による多角的な検討の成果を踏まえて、建築と庭における新たな視座を提供します。

 

開催概要
タイトル:シンポジウム「庭園×窓×日本建築」
日付:2026年10月25日(日)
時間:13:00-17:00(開場:12:30)
場所:国立京都国際会館 Room B-2(〒606-0001 京都府京都市左京区岩倉大鷺町422番地)
入場料:無料
定員:150名(要事前申込)
申込期限:2026年10月20日(火)
※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申込ください。
申込みはこちらのGoogle Formからお願いします。



登録はこちら →

 

スケジュール
第一部 研究発表(各25分)
海野聡(東京大学大学院工学研究科建築学専攻准教授)
「古代における窓と庭 ─庭から見るか、庭を見るか─」

佐竹朋子(京都女子大学文学部歴史学科准教授)
「文献史料にみる桂離宮」

松本康隆(東京大学教養学部特任研究員)
「茶会記に見る茶室と窓と茶庭の変化 ─松屋会記・天王寺屋会記・宗湛日記の分析」

マレス・エマニュエル(京都産業大学文化学部京都文化学科准教授)
「建築史家として庭を見る、庭園史家として建築を見る ─森蘊による『桂離宮の研究』の分析をとおして─」

満田さおり(宮内庁京都事務所主任研究官)
「内裏建築と御庭 ─内と外の「あわい」をつくる「しきり」─」

第二部 ディスカッション

 

登壇者プロフィール(50音順)
海野聡(東京大学大学院工学研究科建築学専攻准教授)
1983年、千葉県生まれ。博士(工学)。専門は日本建築史、東アジア建築史、文化財保存。奈良文化財研究所を経て現職。平城宮第一次大極殿院の発掘調査・復元をはじめとする埋蔵文化財と薬師寺東塔などの建造物修理の両方に携わる。著書に『奈良で学ぶ 寺院建築入門』、『森と木と建築の日本史』、『宮殿の古代史 飛鳥から藤原、平城、平安へ』、『神社建築のカタチ』など。

佐竹朋子(京都女子大学文学部歴史学科准教授)
京都女子大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学、2008年3月博士(文学)。公益財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会学芸員、東京大学史料編纂所特任研究員を経て2024年4月から現職。専門は日本近世史。公家日記を読み解きながら、因習的な世界に沈滞していた公家は、幕末になぜ浮上しえたのかについて研究を進めている。主要業績『近世公家社会と学問』(吉川弘文館、2024年)。

松本康隆(東京大学教養学部特任研究員)
京都工芸繊維大学博士後期課程修了。博士(学術)。専門は建築史。近代の茶室をテーマに博士学位取得後、日中茶文化空間研究を始める。2011年に渡中し、東南大学博士后、南京工業大学特聘副教授を経て2026年から現職。近年の論文に「禅茶文化空間研究─以方丈為中心」(『径山茶宴 学術年刊2025』上海古籍出版社、2025)、「茶文化と空間─東アジアの伝統建築再考」(『浙江の茶文化を学際的に探る』汲古書院、2021)など。

エマニュエル・マレス(京都産業大学文化学部京都文化学科准教授)
1978年、フランス出身。京都工芸繊維大学博士後期課程修了、博士(学術)。専門は日本建築史、日本庭園史。総合地球環境学研究所、奈良文化財研究所を経て、現職。日本庭園史学の研究を通して、日仏の庭園文化交流に尽力している。主な著書に『縁側から庭へ フランスからの京都回顧録』(あいり出版)、共編著に『森蘊の世界─奈良・平安の庭を求めて』(奈良文化財研究所)。

満田さおり(宮内庁京都事務所主任研究官)
京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了・博士(工学)。専門は日本建築史。京都の御所・離宮に伝わる宮廷文化について、建築史学的観点から研究している。主な著作「内裏焼亡と移転─平安宮内裏の火災と再生」(「都市の危機と再生」研究会編『危機の都市史─災害・人口減少と都市・建築』(吉川弘文館、2019年))、「京都御所清涼殿にみる復古の様式とその使われ方」(『宮内庁京都事務所年報』7、2026年)

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