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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
…節度はデザインだけの話ではなく、リートフェルトにとって人生の哲学そのものなのだ。 リートフェルトはおそらくオランダで最も有名な建築家だ。し…
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ドナルド・ジャッドと窓 インテリア、そしてリノベーションをつうじて開口部を考える
…年代末から50年代の間にいくつかの学校に出入りし、主に美術と哲学を学んだ。50年代末からの批評活動を起点に自らのキャリアを始めたジャッドだっ…
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奄美編 島口(徳之島母間方言)における「まど」
言語学者 植田康成が世界各国の「まど」の語源に迫る。窓という言葉の概念がどのように拡張されていったのか、その過程を探る。今回は奄美群島の一つ…
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2022年度助成事業
… 代表者氏名(所属) 川本悠紀子(名古屋大学人文学研究科哲学倫理学コース) タイトル 古代ローマの別荘における窓とギリシア哲学との関…
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ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
…ているようにもみえる。そのことがプルーヴェにとっての一貫した哲学でもあったと思う。 参考文献 ライシュリン B. et al.: ジャン・…
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無窓性、あるいは消える小さな窓—サミュエル・ベケットの世界観
まるで窓がないような世界を、演劇作品や小説で描いた大家、サミュエル・ベケット。哲学者ライプニッツの影響を受けたその世界観の研究者・森尚也さん…
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横溝静|Today/Yesterday #2
ロンドン在住のアーティスト、横溝静さんによる連載。日常が大きく変わりゆくなか、窓辺にさりげなく広がる日々の景色を写真とテキストで綴ります。2…
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横溝静|Today/Yesterday #1
ロンドン在住のアーティスト、横溝静さんによる新連載。日常が大きく変わりゆくなか、窓辺にさりげなく広がる日々の景色を写真とテキストで綴ります。…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 オンライントークセッション開催(2020/12/8)
…sでジャーナリストや編集者として活動。その経験や旅がデザイン哲学の核にある。現在の作品は、風景との思索的な関係に根ざしたもので、日本の伝統を…
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千街晶之|覗く者と覗かれる者 ミステリにおける窓の役割
深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ──とは哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉ですが、ミステリ小説に描かれてきた「窓」もまた…
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奥山由之インタビュー不透明な窓から描き出す東京のひとびと
10万枚にわたる東京の不透明な窓ガラスの写真から、724点を選び構成した写真集『windows』を上梓した写真家・映像監督の奥山由之氏。なぜ…
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Ch.3 ビューファインダー/透明性と窃視
…る」と表現したもの)が、理論や経験に基準を置いていた肖像画を哲学的ないし心理学的な追求として昇華させたのだった。 アルベルティは、水面に映る…
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鼎談 イワン・バーン × ホンマタカシ × 塚本由晴 写真の中の窓
…な一部分でもあるのです。 ホンマ 多木浩二さんは『映像の歴史哲学』(みすず書房、2013)のなかで「実際に住んでみたり、何度か行ってみないと…
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Ch.2 象徴と写実
…タルボットの写真における窓という被写体の歴史的、理論的そして哲学的なあり方についての考察を含む。 8. Ibid p. 108. 9. 18…
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Ch.1 アトリエから見るアーティストの内面
…かうアーティストの一見相反する欲求が描かれている。内的世界は哲学書に没頭する学者あるいは修道士にも見える人物に象徴され、現実世界がもたらして…
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ス・ドホ 境界線というものがあいまいだった
…が扱われている印象を受けます。窓について考えていくと、各国の哲学が分かってきますね。 ──ファブリック作品にも、こうした韓国文化の影響が表れ…
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安藤桃子 窓を描く監督
…えば、窓が絵の中にあるだけで、内と外が表現できますよね。西洋哲学では、まず外側があり、そのなかに内側(自己)が存在する、という考え方が一般的…
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窓は哲学的な問題である
…々な工夫を行い、建物の機能的なレベルではなく、実存的あるいは哲学的レベルで窓を作用させようとしています。ゴシックの聖堂に行ったことはあります…
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建築の民族誌/後編
…なので、学生たちはスタジオの先生たちがそれぞれ考えている建築哲学や建築的設計手法を、スタジオを渡り歩いて勉強していきます。Studio Bo…
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スペインが生んだ奇才、サルバドール・ダリが描く窓
…要なモティーフで、絵画を観る者の認識に揺さぶりをかけるような哲学的な深い意味が込められています。一方でダリによるダブル・イメージの窓にはそれ…
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アレック・ソス × ホンマタカシ 現代写真から紐解く窓写真論
…という町です。あの写真を好きな理由は、あれが私の写真に対する哲学について語っているからです。つまり私たちの周りの世界と同じくらい、写真を撮影…
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ガラスについてどう考えますか?
…が必要だ、ということです。しかし、より深いレベルで、あなたが哲学的あるいは概念的な決断について話そうと言うなら、確かに私が頼りにしてきた私自…
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横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
…komizo 1966年東京生まれ。1989年中央大学文学部哲学科卒業。1990年ケント・インスティチュート・アート・アンド・デザイン基礎課…
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作家・堀江敏幸 夢想の枠としての窓
…す。しかし、これはじつにありふれた、しかも奥深いテーマです。哲学的な話題になるのは避けたかった。 そのとき、ふと、自分がしていた腕時計に目を…
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第3回 アラブ世界研究所
…び。こうした建築体験は、異文化の交流の場を語るにふさわしい、哲学ではないだろうか。 窓は、そこまでやるのだ。窓の歴史上、「アラブ世界研究所」…
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ミケーレ・デ・ルッキ インタビュー:窓を開け、世界にあいさつしよう
…、設計であれリノベーションであれ、建物に合わせた、その特徴や哲学に沿って、できるだけ建てられた時代と響き合うように窓をデザインする。ご存知の…
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能作文徳『Steel House』
…いると、こうした「モノ」への着目は、建築だけではなく、思想や哲学の領域でも行なわれているようです。私自身も、3.11の震災のときに、完璧だと…
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VOL.1 日本語における窓
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…
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VOL.6 最終回 まど文化論 言語学的考察のさらなる展開に向けて
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…
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アトリエ・ワン『コアハウス 板倉の家』
…しいっていうのは、楽しいものと一緒にあるからです。以前、環境哲学の本で読んだのですが、池に泳いでいる魚が気持ちよさそうだと、それを見る自分も…
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VOL.5 まどの対照言語学 日独英伊のイディオム比較対照をもとに
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…
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浜本隆志『「窓」の思想史 日本とヨーロッパの建築表象論』
“窓”を切り口に建築から風景・風俗・政治支配にまで及ぶ思想史を探求する一冊。産業史、技術史の具体的な内容をふんだんに盛り込みながら、その根底…
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VOL.4 イタリア語におけるfinestra
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…
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VOL.0 対照語源学からみる諸言語におけるまど
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…
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VOL.3 英語におけるWindow
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…
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VOL.2 ドイツ語におけるFenster
…Ueda 1948年、鹿児島県大島郡徳之島生。神戸大学文学部哲学科卒業、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。千葉大学人文学部助手及び講師、…