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第27回 イラン・ヤズド編「砂漠で呼吸する」
…。 バードギールはヤズドの町の景観をかたちづくっており、そのデザインは多種多様である。ヤズド郊外の町Meybodでは、北を向いて並ぶバードギ…
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窓─ 建築と共生の境界
… Avermaete スイス連邦工科大学チューリッヒ校の都市デザインの歴史・理論コースの主任およびデルフト工科大学教授を務める。著作に『An…
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上げ下げ窓
2枚以上の戸を平行した2本以上の溝またはレールの上を鉛直移動させることによって開閉する窓を「上げ下げ窓」と呼び、上下2枚とも動く。主にイギリ…
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引違い窓
2枚以上の戸を平行した2本以上の溝またはレールの上を水平移動させることによって開閉する窓を「引違い窓」と呼び、左右2枚とも動く。日本古来の開…
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第25回 イラン・タブリーズ編「都市はバザール」
…口部は非常に自由に開けられている。さらに店によって建具の色やデザインが違い、看板のような役割も果たしているようだ。 サイードは午後2時すぎに…
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6a architects トム・エマーソン 自然史の中の建築
…せん。 ──断熱の話がありましたが、この建物には「パッシブ・デザイン」を採用されていると伺いました。それについて少し教えてください。 パッシ…
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小窓ブロックの生垣
…して多岐にアート活動、iOSアプリ「EKIBO」の開発など、デザインと文学の共通性をあえて探らず、平行で活躍。…
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Adobe ウィンドウズ
…して多岐にアート活動、iOSアプリ「EKIBO」の開発など、デザインと文学の共通性をあえて探らず、平行で活躍。…
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アメリカ編 (下)
さまざまな様式の展開 アメリカ各地で、豊かになって来た人たちが、ジョージアン、フェデラル、グリーク・リバイバル、ゴシック・リバイバル、ヴィク…
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第6回 老子が残した窓の格言
…非常に広大である。「伝統的な住居建築」と一口に言っても、そのデザインや平面構成は地域/民族ごとに多岐にわたる。しかし共通する特徴も挙げられる…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 3
…きる建物となるように、患者たちは介護を受ける側として、模型のデザインについて議論し、交渉する立場としてプロジェクトに参加した。 すでにほとん…
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アメリカ編 (中)
…た。マッドルームを少しでも明るくするために、扉まわりの採光がデザインポイントになっている。 玄関ホールの採光 玄関扉まわりからの採光が、玄関…
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塚本由晴 窓のふるまい学/後編
…いと、建築を建てる際に必須の建築確認申請もおりない。町の建築デザインの方向性をコントロールできる立場にある人です。そのシティ・アーキテクトが…
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塚本由晴 窓のふるまい学/前編
「何かをデザインするときの一番の資源は、人々の『ふるまい』(Behavior)である」───建築家・塚本由晴氏は“窓”を学問として研究する「…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 2
…あり、社会は創造と遊びを誘引し、個人はそれぞれの環境を自分でデザインできるとされる。しかし彼がいう、オートメーション化によって労働から解放さ…
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第3回 桂離宮 賞花亭
…土壁を塗り残す構成は、まぎれもなく茶室の下地窓をベースとしたデザインである。 第二に、下地窓は土壁を塗り残してできる窓のはずだが、その割合が…
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ス・ドホ 境界線というものがあいまいだった
アジアのコンテンポラリーアートシーンを牽引する韓国人アーティストのス・ドホ氏。90年代初頭に渡米したことをきっかけに異国における自身のアイデ…
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「FREESPACE」を窓から覗く PART 1
…に展示している。歴史に敬意を払い、周囲の既存の建築と調和するデザインを導き出すカルソ・セント・ジョン・アーキテクツの信念と設計手法を垣間見る…
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第5回 国際門窓城へ
…、市政府がバックアップしているということであれば納得のできるデザインである。 国際門窓城で唯一通常営業していたのが、敷地のすみに用意された《…
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サンフランシスコの一つ残し
…して多岐にアート活動、iOSアプリ「EKIBO」の開発など、デザインと文学の共通性をあえて探らず、平行で活躍。…
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窓は哲学的な問題である
…建築家が、採光、換気、眺望などの機能的な利点以外の理由で窓をデザインしています。もちろん建築家は景色を取り込むこともしますが、映り込みを変化…
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空間を生かすも殺すも窓次第
…られた窓」と考えてみましょう。 小渕 アロンソさんにとって、デザインにおける窓の役割とは何でしょう? ディアス・アロンソ 窓を通して建築の形…
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テクノロジーの裏にある建築的意志
… あなた方の作品のO-14と、ファサードにおける窓や開口のデザイン、そして両者の関係性について議論したいと思います。 ジェシー・ライザー …
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第3回 マニアの目から見たグラスハウス
…なる造語) と呼ばれるこのシダ植物への熱狂は、当時のアートやデザイン、文学など多様な分野に影響を及ぼした。1860年代のウェッジウッド、ミン…
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第3回 華やいだ通りの情景
パリの街を散歩するのは楽しい。異なる時代に異なる理由で生まれた道が交錯し、通りを行けば幅の違う道に様々な時代の建物やカフェやショップを発見す…
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第4回 開放を象徴するポストモダンの窓
…として機能している。 ポスト・モダンの建築とは、モダニズムのデザインが先鋭化され過ぎたすえに建築が大衆の嗜好から離れてしまったことへの反省か…
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なぜこの先生は熱貫流率や雨漏りについて聞いてくるのだろう?
…産業と設計実務にとってこれは非常に重要な問題なのです。通常、デザインをしている時の建築家や、理論家にとって全く考慮されていないようなことを、…
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第5回 「窓をつくることで見える世界」から考えること
…学院政策・メディア研究科教授。京都大学、ハーバード大学大学院デザインスクール(GSD)にて、建築設計・都市デザインを学び、日建設計、ノーマン…
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ミケーレ・デ・ルッキと窓学
…lchymia)」、「メンフィス(Memphis)」といったデザインチームの中心として活躍。イタリアやヨーロッパの企業に向けて家具をデザイン…
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ガラスについてどう考えますか?
…ルニア大学バークレー校のカレッジ・オブ・エンバイアンメンタルデザイン、ハーバード大学デザイン大学院にて修士号取得。エリック・オーウェン・モス…
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第2回 奥行きがもたらす生活の深み
…る。 前者では光の作り出す強い陰影に重きが置かれた。つまり、デザインの主体は影であり、全体の構成は影の形やプロポーションで決定された。一方、…
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第4回 異文化に目を開く窓
…域の人々に愛される建築となることである。 小林博人研究会ではデザインや建築を「自分ゴト」として捉えることを促進する研究活動を続けており、ベニ…
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第2回 恐怖と歓楽、そして劇場として
パリの街は20の行政区に分けられている。1区はルーブル美術館があるあたりの地区で地図上でもパリのほぼ真ん中に位置する。その地区から外に広がる…
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増田信吾/増田信吾+大坪克亘 『躯体の窓』
…インテリアはトレンドによってどんどん更新されていくので、そのデザインは請け負えないと判断しました。しかし自然光に関してはとても重要視していた…
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総論 窓の成り立ち《4》
…図書館出版局、1993年)、『建築家の多様 内田祥哉 研究とデザインと』(建築ジャーナル、2014年)など多数。 藤原徹平/Teppei…
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金野千恵/t e c o『向陽ロッジアハウス』
世界最大の現代建築の祭典のひとつであるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展。2016年の日本館のテーマは「en: アート・オブ・ネクサス」。出…
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総論 窓の成り立ち《3》
…図書館出版局、1993年)、『建築家の多様 内田祥哉 研究とデザインと』(建築ジャーナル、2014年)など多数。 …
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第1回 フランス窓 ─パリの呼吸と眼─
私がパリで生活を始めて6年が経った。自身の日々の生活が常に変化する中で、パリの街並みは変わることなくそこにあり続ける。通りやセーヌ川の向こう…
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第1回 煉瓦色のシークエンスを辿って
…ぐさ石に施された装飾は控えめな場合が多かったが、ファサード・デザインの一部として重要な役割を果たしていたようだ。アーチの場合、要石 (key…
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第3回 往来のための開口部
…&レストランである。レストラン内は設計者アルネ・ヤコブセンがデザインした家具、照明器具、食器などで統一されている。周囲には他にもヤコブセンが…
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写真から窓を考える
現代写真家・ホンマタカシが、古くからの知人で建築家・塚本由晴と、「写真から窓を考える」をテーマに対談。東京・六本木の21_21 DESIGN…
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総論 窓の成り立ち《2》
…時代でしたから、ガラスを有効に使おうというところから、建築のデザインも考えられました。たとえば、欄間まで同じ大きさのガラスでデザインをしたの…
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総論 窓の成り立ち《1》
…図書館出版局、1993年)、『建築家の多様 内田祥哉 研究とデザインと』(建築ジャーナル、2014年)など多数。 戸田穣/Jo Toda 建…
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横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
…ますけれども、窓というのは明かりとりの要素が大きくて、あと、デザインが注目される要素です。でも、横溝さんの場合、それがその人たちに対して安全…
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第1回 光のための開口部
…トのある木の彫刻が設置されている。不定形な平面と立面、複雑なデザイン等が空間に緊張感を与え、同時代に建てられた《セイナヨキの教会》とは全く対…
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第1回 自ら介入するデザイン・アクション:窓をつくることで見える世界
慶應義塾大学SFC小林博人研究会では、コミュニケーションをベースとした社会や文化そして空間のデザインへの介入を通して、地域社会における場所の…
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第2回 窓の本棚
…て空間を作る「屏風 (びょうぶ) 案」と、「建物案」の2つをデザインしています。 まず、初めに作ったのが、この屏風案です。本棚から折れ戸にな…
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第3回 アラブ世界研究所
ひとりの建築家が彗星のごとくこの世に現れ、人々を驚かせることがある。今回取りあげる建築、「アラブ世界研究所」もまた、フランス人建築家、ジャン…