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20世紀の住宅と窓をめぐって――「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」展キュレーター ケン・タダシ・オオシマ インタビュー
…。 この住宅については、設計者自身が日英バイリンガルの書籍を出版しており、図面や環境分析を通じて、その設計意図が詳しく解説されています。技術…
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窓の格言学
窓研究所は2007年より国内外の大学・研究者と協働し「窓」について多面的に研究する活動「窓学」に取り組んでいます。 「窓の格言学」とは、20…
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ルイス・カーン 建築と影の力
影は建築に形を与える力を持つだろうか。近年、透明度の高い建築やLEDライトを活用したインスタレーションが増える中で、光に注目が集まる一方、影…
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第三回 ミース・ファン・デル・ローエ 床から天井までの「窓」
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ設計の《トゥーゲントハット邸》(1930)は、1929年からの世界大恐慌の最中に竣工した豪邸だった…
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CCA-WRI Research Fellowship 2024
…けでなく、それを社会の中で有効に活用することを目指し、展示、出版、パブリックイベント、研究プログラムといった多様な活動を通じて、建築分野にお…
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第一回 アントニ・ガウディ アメニティに配慮した「まっとうな建築家」
はじめに 「窓」は、建築家にとって非常にポピュラーなモチーフである。19世紀中頃に板ガラスの量産がはじまって、そのデザインの可能性が拡がって…
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葉祥栄─光、リアル、一元論の建築
福岡を拠点とした葉祥栄が次々と作品を完成させた90年代に、九州大学で教鞭をとりその活動を同時代に目撃した建築史家の土居義岳が、葉祥栄の建築の…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
…集にまとめ、1910年、ドイツのヴァスムート社からドイツ語で出版する。ドイツに向けたのは、当時、世界のモダニズムの先端はドイツが走っていたか…
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シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」開催
…・文化事業を展開する公益財団法人です。研究調査の実施、助成、出版・展示・講演等による研究成果の公表を事業の柱に、建築のみならず、多分野で活躍…
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トークイベント「Swiss Window Journeys – スイスの窓と建築」レポート 登壇:貝島桃代 × 金野千恵 × 髙濱史子 × 常山未央
…ys Architectural Field Notes』の出版を記念して、公益財団法人 窓研究所と一般社団法人 日瑞建築文化協会によって開…
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インテリアから非建築へ
葉祥栄アーカイブを推進する建築家で建築史研究者の岩元真明氏が、葉祥栄の実質的なデビュー作である《コーヒーショップ・マシュマロ》から《光格子の…
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菊竹清訓「芹沢文学館」(現・芹沢光治良記念館)における窓の多様性
「人間の運命」などの代表作がある作家・芹沢光治良の生誕地である静岡県沼津市我入道。駿河湾をのぞむ松林に取り囲まれるように、菊竹清訓建築設計事…
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アントニン・レーモンド「旧赤星鉄馬邸」 環境と建築、その解としての窓
…・レーモンド著 三沢浩訳: 自伝アントニン・レーモンド 鹿島出版会 2007 pp.122-126 2:赤星邸では日本の風土への対応も細かく…
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自邸に宿る、建築家の精神性─吉田研介《チキンハウス》の窓
…脇の家》(2006)等。主な著書に『建築家への道』(TOTO出版、1997)、『建築設計課題のプレゼンテーションテクニック』(彰国社、新訂版…
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村野藤吾《宇部市民館》の窓: 被覆と開口が導くヒューマナイズされた建築の経験
…についてはすでに、長谷川堯『村野藤吾の建築 昭和・戦前』鹿島出版会、2011年で詳細に分析・考察されている。ほかに、『村野藤吾建築設計図展カ…
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心の窓 ─《聴竹居》
1928年に建てられた藤井厚二(1888-1938)の自邸《聴竹居》。保存修理、整備が2023年に完了し、竣工当時の姿を取り戻した。クールチ…
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堀口捨己の開口部デザインの集大成 常滑市立陶芸研究所(現・とこなめ陶の森陶芸研究所)
2024年8月から文化庁国立近現代建築資料館で開催中の『建築家・堀口捨己の探求 モダニズム・利休・庭園・和歌』。堀口捨己の代表作の一つであり…
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増田友也《鳴門市文化会館》の窓 ルーバーのほのあかるい空間
建築家・増田友也の遺作である《鳴門市文化会館》。京都大学教授であった増田は、徳島県鳴門市にも多くの建築作品を残している。『増田友也の建築世界…
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国際基督教大学(ICU)ディッフェンドルファー記念館と大学礼拝堂の窓 保存、継承、そして
…館」の建設経緯については、『建築家ヴォーリズの「夢」』(勉誠出版、2019年)に詳しい。それによれば、国際基督教大学の創立者たちは、戦後日本…
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第二回 フランク・ロイド・ライト 開放性以外の役割を与えられた「窓」
フランク・ロイド・ライトはきわめて多作の建築家だったが《落水荘/フォーリングウォーター》(1936)と《ジョンソン・ワックス本社ビル》(19…
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ジャン・プルーヴェの窓 #4 ――《エヴィアンの鉱泉飲場》の窓
… ブルーノ・ライシュリン他監修『ジャン・プルーヴェ』TOTO出版、2004 『構築の人、ジャン・プルーヴェ』みすず出版、早間玲子訳、2020…
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窓展 : 窓をめぐるアートと建築の旅
東京国立近代美術館と窓研究所が主催した展覧会「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(2019-2020)公式図録。
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The Nordic Window Window Behaviorology in Nordic Architecture
2022年に発刊された「WindowScape[北欧編] 名建築にみる窓のふるまい」の英語版。建築評論家による論考を新たに収録し、2023年…
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アジア「窓」紀行──上海からエルサレムまで
建築家・田熊隆樹氏が、2015年から2016年にかけて中国からイスラエルまで、アジア・中東11カ国の集落・民家をめぐって旅をした記録を書籍と…
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ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて展覧会「Window Behaviorology 窓のふるまい学」を開催
…る一連の研究プロジェクトの成果であり、窓研究所の支援を受けて出版されたものです。 そしてこの度、ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて、新た…
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Swiss Window Journeys Architectural Field Notes
…エコロジカルな視点から考察する。 窓研究所の経済支援を受け出版。 収録インタビュー:クリスティーン・ビンスワンガー+ラウル・メラ(ヘ…
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ノーマン・フォスターはなぜ建物に光を注ぎ込むのか ─ スタンステッド空港からドイツ連邦議会新議事堂まで
「建築は芸術と科学の融合」を持論に、オフィスビル、美術館、行政庁舎、空港、地下鉄など、多数の作品を手がけ、20世紀後半以降の建築シーンを牽引…
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第1回 ブラジル建築へのイントロデュサォン
…EXPERIENCE:生命科学が変える建築のデザイン』(鹿島出版会、2024)、共著書に『新・私たちのデザイン3 高さのデザイン:空間の豊か…
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第2回 エドゥアルド・ロンゴの孔:「軽い球」の合理性とユーモア
…EXPERIENCE:生命科学が変える建築のデザイン』(鹿島出版会、2024)、共著書に『新・私たちのデザイン3 高さのデザイン:空間の豊か…
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第4回 ジョアン・フィルゲイラス・リマ(レレ)の通気口:「クレープ紙と銀」の都市を超えて
…別助教。 著書に『SSA:緊急事態下の建築ユートピア』(鹿島出版会、2023)、共訳書にハリー・F. マルグレイヴ『EXPERIENCE:生…
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第5回 リナ・ボ・バルディの「悪魔の口」:演劇装置としての窓
…ナ・ボ・バルディ:ブラジルにもっとも愛された建築家』TOTO出版、2017年、pp.121-128。 14:Samuel Anderson …
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第3回 パウロ ・ メンデス ・ ダ ・ ホッシャの開口部:風景・正方形・残された空間
…ペースのデザインなど、作家としてさまざまな活動を行う。おもな出版物に『Language: The documentation of WOTA…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
… ブルーノ・ライシュリン他監修『ジャン・プルーヴェ』TOTO出版、2004 『構築の人、ジャン・プルーヴェ』みすず出版、早間玲子訳、2020…
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原広司「粟津邸」の窓 闇を照らす光の空間
原広司設計の「粟津邸」が、このたび継承への道を模索することとなった。世界的なグラフィックデザイナー・粟津潔の自宅兼アトリエで、ここから数々の…
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東西南北風の吹き抜ける家 林芙美子邸(現・林芙美子記念館)
昭和を代表する作家・林芙美子(1903-1951)は戦時下の1941年、東京・下落合(現在の住居表示は中井)に居を構えた。建築家・山口文象に…
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藤森照信|第九回 掬⽉亭の〈雨戸〉 驚くべき戸廻しの術
…アでまとめ、ドイツのヴァスムート社からドイツ語で1910年に出版した。ドイツ語にしたのは、当時のモダニズム確立に向けての動きの最先端はドイツ…
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藤森照信|第七回 臨春閣の〈障子〉内外を連続させる部材
…当時世界のモダン化の動きの先端を走っていたドイツに向けて本を出版し、それを見たヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエが空間構成…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
20世紀初頭のオランダで興った芸術運動「デ・ステイル」を牽引し「レッド・アンド・ブルーチェア」のデザイナーとしても知られる建築家、ヘリット・…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
…D別冊NO.1:空間の生成 愛知芸大のキャンパス』鹿島研究所出版会、1971年、49、69頁(写真:山田脩二) 4 : 同上、84頁 5 :…
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ザ・プリンス 軽井沢:清家清の窓の素材性
建築家 清家清によって1982年に建てられた《軽井沢プリンスホテル新館》(現 ザ・プリンス 軽井沢)。いくつかのプリンスホテルを手掛けた清家…
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窓学アーカイブ vol.1 2007-2010
「窓学」の研究成果をアーカイブするシリーズの第一弾。 本書は五十嵐太郎、小玉祐一郎、千葉学、塚本由晴、手塚貴晴、原広司らによる2007年から…
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Transition of Kikugetsutei: Equipment In Between
早稲田大学中谷礼仁研究室による窓学「柱間装置の文化誌」の研究成果をまとめた冊子。 「柱間装置の文化誌」は、日本建築の「柱間装置」をテキスト・…
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WindowScape 3 窓の仕事学
窓のまわりには、光や風などの自然のふるまい、そこに寄り添う人間のふるまいが集中する──世界各地の多様な窓を調査した東京工業大学 塚本由晴…
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窓と建築をめぐる対話
第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2016において、日本館は「en: アート・オブ・ネクサス」を展示テーマとし、特別表彰を受賞した。…
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WINDOWSCAPE
YKK AP株式会社がアトリエ・ワンとの協働で2014年に出展したミラノサローネでの展示、およびその帰国展として東京ミッドタウン・デザインハ…
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窓から建築を考える
東北大学五十嵐太郎研究室による窓学「窓の歴史学」(2007-2009)の研究成果をまとめた書籍。西洋建築、近代建築、日本建築と古今東西に存在…
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WindowScape 2 窓と街並の系譜学
…とらえ、分析。日本語版、中国語版 (2014年)の2カ国語で出版。…
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窓へ 社会と文化を映しだすもの
窓を多角的な視点から考察し、60編の論考にまとめた書籍。東北大学五十嵐太郎研究室による窓学の研究成果をもとに、「窓の歴史」、「社会とメディア…