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20世紀の住宅と窓をめぐって――「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」展キュレーター ケン・タダシ・オオシマ インタビュー
…70s」は、その時代を振り返り、モダニズム住宅が社会や技術、デザインの変化にどう応えてきたかを見つめ直す試みだ。当時の建築家たちは、時代を横…
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窓の格言学
…ことは、時代の証言以外には、その建築家の独特な考え方や個性、デザインの方法などです。また、文章の表現としては詩的なイマジネーションを喚起する…
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ルイス・カーン 建築と影の力
…いうアイデアを考案した」と述べている。 カーンの影を活かしたデザインは、安藤忠雄の《光の教会》、ピーター・ズントーの《テルメ・ヴァルス》、ア…
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第三回 ミース・ファン・デル・ローエ 床から天井までの「窓」
…お構いなしという好条件だったこともあって、はじめて実現できたデザインといえる。 しかし、ドイツでナチスが政権を握り、オーストリアが併合され、…
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アンドレア・デプラゼス × ロラン・スタルダー × 貝島桃代 『Swiss Window Journeys』刊行記念鼎談
…とが可能になっている今、特定のニーズに応じた特性を備えた窓のデザインを考えるのは面白いと思います。カスタマイズされた窓の開発、貝島さんが取り…
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CCA-WRI Research Fellowship 2024
…ちの周りの大気や地下で壊れゆく風景に対して、新たな取り組みやデザイン、そしてこれまでにない建築設計の社会的・物質的な表現を創造しています。平…
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「呼吸」する住宅《ブリックハウス》――LETH & GORIインタビュー
…なる、というのがその理屈です。 メンテナンス・フリーの発想はデザインを考えるうえでも大きな影響を持ちます。塗装仕上げをせず、耐久性のある素材…
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第一回 アントニ・ガウディ アメニティに配慮した「まっとうな建築家」
はじめに 「窓」は、建築家にとって非常にポピュラーなモチーフである。19世紀中頃に板ガラスの量産がはじまって、そのデザインの可能性が拡がって…
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動きの中の建築
…く光のジョイント:《光格子の家》 インテリア、プロダクトのデザインから出発した葉祥栄は《コーヒーショップ・インゴット》をきっかけに自然現象…
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葉祥栄の「光の建築」
…0年代の作品群と、構造最適化を図って「コンピュテーショナル・デザイン」を試行した1990年代の作品群を連続的に捉えることを可能とする。 続く…
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第13回 大屋根の下の民主主義(フィールドオフィス・アーキテクツのキャノピー編)
…欠な土台を提供している。大木のような鉄骨の構造体は一見過剰なデザインにも見えるが、行政が一度つくったものを簡単に壊すことに対する市民たちの厳…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
…うえでどんな意義を持っているのでしょうか。 日本のモダンデザインを切り拓いたことで知られる“分離派”メンバーだった滝沢真弓にインタビュー…
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シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」開催
公益財団法人 窓研究所は、シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」を開催します。 1970年代にインテリアデザイナーとして設計活動を開始した建築…
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シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」レポート
…chaeology of the Digital」でデジタルデザインの先駆者として取り上げられたことや、2024年の日本構造デザイン賞で松井…
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トークイベント「Swiss Window Journeys – スイスの窓と建築」レポート 登壇:貝島桃代 × 金野千恵 × 髙濱史子 × 常山未央
…表理事の石田建太朗氏や、日本建築学会ヴォイス・オブ・アース デザイン小委員会の能作文徳氏から、スイスの設計教育や温暖化と窓の設計について質問…
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インテリアから非建築へ
…葉が活動を開始した1960年代はいまだ日本におけるインテリアデザインの揺籃期である。剣持勇や渡辺力といった第一世代のデザイナーたちの尽力によ…
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コーヒーショップ・インゴット-「ガラスの塊」としての建築
…ット以後 葉祥栄は1970年、30歳のときに福岡市で独立し、デザイン事務所を立ち上げる。独立後最初の仕事が大分市の《カフェソーラー+エアサー…
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菊竹清訓「芹沢文学館」(現・芹沢光治良記念館)における窓の多様性
…筋状に刻まれており、松葉がイメージされているという。細やかなデザインによって視線はやや上方に引き寄せられ、この空間の浮遊感を高めている。コア…
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アントニン・レーモンド「旧赤星鉄馬邸」 環境と建築、その解としての窓
…イルを融合させ、その特徴は環境特性に応じ設計された多彩な窓のデザインに顕著に表れている。 旧赤星鉄馬邸について 東京都武蔵野市吉祥寺、緑豊…
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自邸に宿る、建築家の精神性─吉田研介《チキンハウス》の窓
…いるものの、帯状の構成にはきちんと沿うように気を使って立面をデザインされていますよね。1、2階で採用したパタパタ窓は、《チキンハウス》で初め…
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心の窓 ─《聴竹居》
1928年に建てられた藤井厚二(1888-1938)の自邸《聴竹居》。保存修理、整備が2023年に完了し、竣工当時の姿を取り戻した。クールチ…
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堀口捨己の開口部デザインの集大成 常滑市立陶芸研究所(現・とこなめ陶の森陶芸研究所)
…ック面全体が淡い紫色になる。独特の二対の半円形のドア押し板がデザインされており、ドアが閉まった状態を見ると、薄紫のガラスブロック面の間に、金…
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国際基督教大学(ICU)ディッフェンドルファー記念館と大学礼拝堂の窓 保存、継承、そして
…わらないように思われるヴォーリズとレーモンドが、モダニズムのデザインを介して交わるという点に、戦後日本におけるモダニズムの展開の一端をみるこ…
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第二回 フランク・ロイド・ライト 開放性以外の役割を与えられた「窓」
フランク・ロイド・ライトはきわめて多作の建築家だったが《落水荘/フォーリングウォーター》(1936)と《ジョンソン・ワックス本社ビル》(19…
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シルケ・ランゲンベルク
…a)」をご存じですか? ──ええ、知っています! ETHのデザインスタジオで学生の一人に聞いてから、実在しているのか言い伝えにすぎないのか…
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ジャン・プルーヴェの窓 #4 ――《エヴィアンの鉱泉飲場》の窓
…第4回目では《エヴィアンの鉱泉飲場》(1957)が有する窓のデザインについて言及する。 エヴィアンの鉱泉飲場(Buvette De La …
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ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて展覧会「Window Behaviorology 窓のふるまい学」を開催
窓は自然や私たちのふるまいに影響を与えます。東京工業大学で研究室を主宰する建築家の塚本由晴氏が、長年研究を重ねてきた「窓とふるまい」が、新た…
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「Light is Light and Light(光は、明るく、軽い)」
2013年に催されたカナダ建築センター(CCA)での「Archaeology of the Digital」展は、その後葉祥栄のデジタルデザ…
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ノーマン・フォスターはなぜ建物に光を注ぎ込むのか ─ スタンステッド空港からドイツ連邦議会新議事堂まで
…ーマン・フォスター。ハイテクながらも環境配慮を欠かさないそのデザインが国際的な評価を得て、プリツカー賞など数々の賞を受賞。1999年には、エ…
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第1回 ブラジル建築へのイントロデュサォン
…になる。さらに、コスタが都市計画を行い、ニーマイヤーが建築をデザインしたブラジルの新首都ブラジリアが1960年に完成を迎え、ブラジルにおける…
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第2回 エドゥアルド・ロンゴの孔:「軽い球」の合理性とユーモア
…で教えられていた合理主義的な建築とは方向性の異なる、彫刻的なデザインを特徴としたものであったが、それがかえって美術界の大物ピエトロ・マリア・…
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第4回 ジョアン・フィルゲイラス・リマ(レレ)の通気口:「クレープ紙と銀」の都市を超えて
…レレがキャリアの出発点として参加した新首都ブラジリア建設の「デザイン」の裏にある建設現場の問題と、その後の歩みの中で彼の設計した光庭・ドーム…
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第5回 リナ・ボ・バルディの「悪魔の口」:演劇装置としての窓
…ザイナーとのコラボレーション、展覧会やポップアップスペースのデザインなど、作家としてさまざまな活動を行う。おもな出版物に『Language:…
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第3回 パウロ ・ メンデス ・ ダ ・ ホッシャの開口部:風景・正方形・残された空間
…ザイナーとのコラボレーション、展覧会やポップアップスペースのデザインなど、作家としてさまざまな活動を行う。おもな出版物に『Language:…
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葉祥栄 光をめぐる旅――イントロダクション
…CA)にも葉の資料の一部が所蔵されている。木造表現とデジタルデザインの先駆者として再評価の機運が高まる気鋭の建築家は、「自然現象としての光」…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
プルーヴェはナンシーの工場「マクセヴィル」を追われた後、セルフビルドによって建設した自邸にて余生を過ごす予定でいた。しかし、とある友人との再…
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原広司「粟津邸」の窓 闇を照らす光の空間
…潔(1929-2009)の自邸兼アトリエである。独学で絵画とデザインを学んだ粟津は、1955年に制作したポスター『海を返せ』で日本宣伝美術会…
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第11回 どこかでつながり、どこまでも抜けていく 陳其寬《東海大学衛理会館》編
…、しばしば中国、台湾、そして近代建築の要素の組み合わせによるデザインと評価されるのが常だ。ただ実際に歩いてみてより強く感じられたのは、この「…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
…興味を持つと、夜間の定時制教育課程に通い、家具やインテリアのデザインを通して徐々に建築家としての活動を広げていく。そんなリートフェルトが初め…
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愛知県立芸術大学 講義棟
Virtual Tour
キャンパス中央に位置し、南北方向に110mに横たわるこの建物は強い軸線を生み出す。一方で、大小の講義室は2層分持ち上げられ、広場と一体となっ…
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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
…のアーチ型窓(3連アーチの中央はアーチ型扉)を連続して収めるデザインは洋風住宅でも珍しい表現であるが、ここでの目的は“健康的な住まい”のため…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
2003年にジュネーブとチューリッヒで設立され、高い評価を得る気鋭のデザイン事務所、Made in。主宰の一人であるフランソワ・シャルボネ氏…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
…仕上げたとしますよね。それでもうまい照明をつけたらすごくいいデザインになるわけでしょう。だけどこれを今度は非常に苦労していろんなディテールや…
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中銀カプセルタワービル
メタボリズムは第二次世界大戦で荒廃した日本の都市が復興しつつあった1960年代、評論家の川添登や建築家の黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦、デザイナ…
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桂カトリック教会
京都にある桂カトリック教会は、ジョージ・ナカシマが日本で唯一設計した建築として知られており、1965年に完成された。聖堂は菱形HPシェルの薄…
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内倒し窓
窓枠の下端を水平回転軸として、上部を内側(室内側)に倒して開閉する窓。大きく開かないため防犯性にも優れており、トイレや浴室などの採光・換気用…
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突き出し窓
窓枠の上部を水平回転軸として、窓を室外に突き出して開閉する窓。窓のガラス面が庇(ひさし)の代わりになるため、室内に雨が吹き込むのを防ぐ。また…
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折りたたみ窓
2枚以上の戸が蝶番で連結され、一組の戸として開口に沿って折りたたむようにして開閉する窓。開口部を大きく全開放にできるのが特徴で、リビングとウ…