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葉祥栄 光をめぐる旅――イントロダクション
…CA)にも葉の資料の一部が所蔵されている。木造表現とデジタルデザインの先駆者として再評価の機運が高まる気鋭の建築家は、「自然現象としての光」…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
プルーヴェはナンシーの工場「マクセヴィル」を追われた後、セルフビルドによって建設した自邸にて余生を過ごす予定でいた。しかし、とある友人との再…
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原広司「粟津邸」の窓 闇を照らす光の空間
…潔(1929-2009)の自邸兼アトリエである。独学で絵画とデザインを学んだ粟津は、1955年に制作したポスター『海を返せ』で日本宣伝美術会…
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第11回 どこかでつながり、どこまでも抜けていく 陳其寬《東海大学衛理会館》編
…、しばしば中国、台湾、そして近代建築の要素の組み合わせによるデザインと評価されるのが常だ。ただ実際に歩いてみてより強く感じられたのは、この「…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
解説記事
…うえでどんな意義を持っているのでしょうか。 日本のモダンデザインを切り拓いたことで知られる“分離派”メンバーだった滝沢真弓にインタビュー…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
…興味を持つと、夜間の定時制教育課程に通い、家具やインテリアのデザインを通して徐々に建築家としての活動を広げていく。そんなリートフェルトが初め…
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愛知県立芸術大学 講義棟
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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
解説記事
…のアーチ型窓(3連アーチの中央はアーチ型扉)を連続して収めるデザインは洋風住宅でも珍しい表現であるが、ここでの目的は“健康的な住まい”のため…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
2003年にジュネーブとチューリッヒで設立され、高い評価を得る気鋭のデザイン事務所、Made in。主宰の一人であるフランソワ・シャルボネ氏…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
解説記事
…仕上げたとしますよね。それでもうまい照明をつけたらすごくいいデザインになるわけでしょう。だけどこれを今度は非常に苦労していろんなディテールや…
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中銀カプセルタワービル
メタボリズムは第二次世界大戦で荒廃した日本の都市が復興しつつあった1960年代、評論家の川添登や建築家の黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦、デザイナ…
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桂カトリック教会
京都にある桂カトリック教会は、ジョージ・ナカシマが日本で唯一設計した建築として知られており、1965年に完成された。聖堂は菱形HPシェルの薄…
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内倒し窓
窓枠の下端を水平回転軸として、上部を内側(室内側)に倒して開閉する窓。大きく開かないため防犯性にも優れており、トイレや浴室などの採光・換気用…
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突き出し窓
窓枠の上部を水平回転軸として、窓を室外に突き出して開閉する窓。窓のガラス面が庇(ひさし)の代わりになるため、室内に雨が吹き込むのを防ぐ。また…
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折りたたみ窓
2枚以上の戸が蝶番で連結され、一組の戸として開口に沿って折りたたむようにして開閉する窓。開口部を大きく全開放にできるのが特徴で、リビングとウ…
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オーニング窓
下部を外に突き出して開ける窓を上下に連続して複数設け、ハンドル操作で連動開閉するタイプの窓のこと。角度を変えることで通風を調節できるのも特徴…
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CCA-WRI Research Fellowship 2024
…ちの周りの大気や地下で壊れゆく風景に対して、新たな取り組みやデザイン、そしてこれまでにない建築設計の社会的・物質的な表現を創造しています。平…
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「Underground Anxieties: 2023 CCA-WRI Research Symposium」がカナダ建築センターにて開催
…学院教授) キム・ジョンユン(PARKKIM/ハーバード大学デザイン大学院「Practices of Landscape Architect…
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ザ・プリンス 軽井沢:清家清の窓の素材性
解説記事
…外を仕切ることが窓の原型だという意味です。本論では清家の窓のデザインがどのように軽井沢プリンスホテルに表れているのか、具体的に考えてみたいと…
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ウィーン シェーンブルン宮殿 日本庭園にて「Learning from the Japanese Tea House」が開催
…Teahouse」というプロジェクトに取り組み、日本の茶室をデザインすることで日本とオーストリアの文化交流のあり方を探りました。 このプロジ…
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窓のない建物──その論理と病理
…成するうえで大きな役割を果たしてきた。同時にまた、これは単にデザイン上の革新であるだけなく、産業革命以後に形成された大都市における、過密で不…
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風景の観察から建築が始まる──ヨハンセン・スコブステッド・アーキテクター インタビュー
…を予算内に収めることができたのです。それから、タワーの繊細なデザインも、コストを下げるのに寄与しました。もし構造体に色々と付加していくような…
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ダブル・ビジョン
…を与えてくれる。空間を再度豊かにする可能性は、どのように窓のデザインを考えるかに潜んでいるのだ。窓は物質世界の遺物として、ますます非物質化す…
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ブルータリズム建築の窓 『日本のブルータリズム建築』発売によせて
写真集『日本のブルータリズム建築』を出版した。ブルータリズムとは、材料、機能、構造などをそのまま表した即物的な建築の傾向を指す。仕上げはコン…
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ドナルド・ジャッドと窓 インテリア、そしてリノベーションをつうじて開口部を考える
…ない社会に挑む機能する芸術論:ドナルド・ジャッドの家具と場のデザイン)』文眞堂、2015年、78頁。 16 :Donald Judd “Sy…
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ヘルツォーク&ド・ムーロン
…には特に配慮が必要です。こうした設計の経験は、医療施設の窓のデザインにも表れていると感じますか? ビンスワンガー 面白い質問ですね。窓がい…
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その窓は、緩く開いている──マイケル・スノウの映画と建築映画館
「建築映画館2023」という映画上映イベントが2023年2月23日から26日にかけてアンスティチュ・フランセ東京で開催され、全回・全席完売と…
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聖なる侵入アルド・ロッシの窓
ルイ・カーンだったか。「窓を空ける際に、壁が泣く」と表現したのは。 そびえ立つ壁、屹立するヴォリュームに、人は、なんらかの愛着と恐れを見出す…
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建築映画館2023
…:稲垣晴夏 宣伝:吉田夏生 英語協力:松原悠也 グラフィックデザイン:鈴木哲生 ウェブサイト:石井宏樹 ブックレット編集・校正:平井祐一 模…
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スクリーンタイム
デジタルスクリーンの登場は、私たちをとりまく世界、そして建築をめぐる環境への認知にどのような変化をもたらしたのか――ポール・グラハム、畠山直…
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齋藤歩(京都大学総合博物館特定助教)「近現代建築資料を対象とした実践的整理法の発展プロセスに関する研究」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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岡部明子(東京大学 教授)「古民家活用や被災建物修繕ニーズに応えるアフォーダブルな施工の〈かたち〉」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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川島範久(明治大学 専任講師)「中山間地域や離島における集落のオフグリッド化に向けた『伝統知』のデジタル技術による定量評価とその適用可能性の検討」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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塚本由晴(東京工業大学 教授)「都市農村交流を通した生態学的な事物連関にひもづく農村建築および周辺環境の再生手法 ―千葉県鴨川市釜沼地域を対象として―」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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菅原遼(日本大学理工学部助教)「農村・漁村地域における木造船の建築活用から見た舟板建築文化圏の解明」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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金野千恵(建築家)「窓からみた健康へと向かう建築」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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EMIアーキテクテン
…イェビ氏は2018年より、ETHチューリッヒ校にて建築およびデザイン学教授を務める。 同校にて貝島桃代氏の主宰する建築のふるまい学研究室が、…
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[会期延長]デンマーク・ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて「Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である」展を開催
…い窓まで、歴史上にたどられる窓を通じて光を体験できます。窓のデザインと製造技術がリンクし、建築や都市空間、そして福祉や生活の質における窓の重…
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CCA-WRI Research Fellowship 2023
…トレージ、戦争や気候変動・災害に対する安全性まで、地下空間のデザインは現在進行形の関心事でもあります。CCAは、ミネソタ大学の地下空間センタ…
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「Above/Below/Between: Light on a Damaged Planet」シンポジウムを開催
…が直面している自然環境の現実を主題として、いかに新しい実践やデザイン、その他の社会的・物質的な建築的介入を必要としているか、そして私たちの周…
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藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉
…え、ガラス窓もはまり、防火性能もそこそこ保証され、かつ日本的デザインも混じる。 ポイントは、日本の大工棟梁にも作ることのできる洋風建築。 こ…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
…に構成されています。まるで写真に撮られ、カラーで見せるためにデザインされたようでした。これは、当時カラー印刷やカラー写真が広まりだしていたこ…
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窓研究所公式ウェブサイトをリニューアルいたしました
2022年3月31日、公益財団法人 窓研究所は、ウェブサイトをリニューアル致しました。 今回のリニューアルでは、デザイン、構成を一新し、検索…
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擁翠亭(十三窓)
擁翠亭 日本の茶室は狭い空間に多くの種類の窓を備えた特殊な建築物である。擁翠亭は、江戸時代前期の寛永年間(一六二四~一六四四)に、加賀藩二代…
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Windowology: Selected Research
…) 編集:磯達雄、阿部優理恵(フリックスタジオ)、窓研究所 デザイン: 阿部宏史(Print Gallery Tokyo)、守屋圭 翻訳: …
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WINDOWSCAPE
YKK AP株式会社がアトリエ・ワンとの協働で2014年に出展したミラノサローネでの展示、およびその帰国展として東京ミッドタウン・デザインハ…
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「WRI session 研究報告会2024」オンライン開催
…築の”擬”術―日本の古建築における構造と化粧のズレと現代的なデザインへの応用―」 お問合せ…
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藤森照信|第二回擁翠亭の〈十三窓〉茶室がたどり着いた多様なる窓
…休にとって窓は、炉の火と並んで空間に生を与える力であり、そのデザインは茶室の勘所となる。ゴシックの大聖堂にとってのステンドグラスと同じように…