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20世紀の住宅と窓をめぐって――「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」展キュレーター ケン・タダシ・オオシマ インタビュー
近代化の波が世界に広がった20世紀、住宅は建築家たちにとって、新たな生活様式を具現化するための実験の場となった。国立新美術館で開催中の展覧会…
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アンドレア・デプラゼス × ロラン・スタルダー × 貝島桃代 『Swiss Window Journeys』刊行記念鼎談
…活動する建築家たちに窓の設計へのアプローチについて話を伺ったインタビューの数々が収録されていますが、最後にもう1本、デプラゼスさんにもインタ…
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「呼吸」する住宅《ブリックハウス》――LETH & GORIインタビュー
二酸化炭素の排出を減らし、手頃な価格で、最低150年の寿命を持つ家をつくる――コペンハーゲンを拠点とする建築スタジオ、レッテ・アンド・ゴーリ…
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動きの中の建築
学生時代から葉祥栄の建築に影響を受けてきたという建築家、百枝優氏。カナダ建築センター(CCA)が所蔵する葉祥栄資料を読み解く滞在型プログラム…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
…を切り拓いたことで知られる“分離派”メンバーだった滝沢真弓にインタビューしたおり、窓について次のような体験を話してくれた。 「分離派メンバー…
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トークイベント「Swiss Window Journeys – スイスの窓と建築」レポート 登壇:貝島桃代 × 金野千恵 × 髙濱史子 × 常山未央
…地調査から収集した窓のドローイングと解説、スイスの建築家へのインタビューなど、6年間にわたる活動の成果をまとめた『Swiss Window …
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シルケ・ランゲンベルク
スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校建築学部建築遺産・保存研究室を主宰するシルケ・ランゲンベルク氏は、スイス各地の民家の調査とともに、…
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Swiss Window Journeys Architectural Field Notes
…ら読み解くテキスト、9名のスイス建築家および建築史家への連続インタビューによって構成され、資源的な生活実践の道具としての窓の役割をエコロジカ…
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「Light is Light and Light(光は、明るく、軽い)」
…原案)》の複雑な形の屋根をデザインした。葉は、CCAが行ったインタビューにおいて、以下のように2つの建築の説明を行っている。 小田原とギャラ…
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第2回 エドゥアルド・ロンゴの孔:「軽い球」の合理性とユーモア
…及しない限り、私たちが2024年9月1日に実施したロンゴへのインタビューを参照元とする。 2:Fernando Serapião Sobre…
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葉祥栄 光をめぐる旅――イントロダクション
…言えば「自然現象としての光」であった。グレッグ・リンが行ったインタビューの中で、葉祥栄は自らの設計手法を次のように語っている――「光が最初に…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
2003年にジュネーブとチューリッヒで設立され、高い評価を得る気鋭のデザイン事務所、Made in。主宰の一人であるフランソワ・シャルボネ氏…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
…からその理由を探ってみたい。吉村は、長谷川堯が聞き手となったインタビューで以下のように発言している。 長谷川 水といえば、東京の下町という…
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[文化活動助成]内藤誠人『Learning from ADAPTIVE REUSE in the Netherlands —文化財建造物を活用した都市デザインから学ぶオランダの建築文化—』が北海道大学ワイン教育研究センター棟にて開催
…るメンタルマップを作成します。その場所に関わる様々な人々へのインタビューを通して作成されるメンタルマップは、建築物や都市の個人的で主観的な有…
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風景の観察から建築が始まる──ヨハンセン・スコブステッド・アーキテクター インタビュー
…・コレクションの協力の下、4組のデンマーク建築家に行った連続インタビュー。第一回は設立5年目でありながら、ミース・ファン・デル・ローエ賞など…
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窓と建築をめぐる対話
第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2016において、日本館は「en: アート・オブ・ネクサス」を展示テーマとし、特別表彰を受賞した。…
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拡散窓
直射日光の拡散やプライバシー確保を主な目的として設けられる、紙障子、すりガラス、乳白ガラス、樹脂フィルムといった拡散透過性のある材料をはめ込…
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アーチ窓
窓枠や開口部の上部がアーチ状(曲線)の窓。上部が半円形の半円アーチ窓や、上部がとがった尖頭窓(ランセット窓)など、さまざまな形状がある。もと…
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ヘルツォーク&ド・ムーロン
バーゼルを拠点とする建築家ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンは、スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校で建築を学んだ後、19…
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二重窓
断熱や防音、荒天対策を主な目的として設けられる、二重の戸を建て付けた窓。既存の窓の室内側に新しく窓を設置することも多く、これを「内窓」という…
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第2回 畠山さんと杉浦さんの合間に
…に開催された1979年という時代。杉浦さんは以前ある雑誌でのインタビューで、“当時のニューヨークはスピード感があって生きているという実感があ…
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Mediating Light:The Architectures of Photographic Production写真製造における建築と光の関係
公益財団法人 窓研究所は、カナダ建築センター(Canadian Centre for Architecture)と共同でフェローシップ・プロ…
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Visual Function in Earth shelters from the viewpoint of emergency sustainability視環境と持続性――地下シェルターにおける光の評価
…ターの訪問) – CCAのスタッフおよびリサーチフェローへのインタビュー 1. オフィス空間の光色測定とVR実験 CCA館内にある21室の…
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Earth-Shelter Builders and the Codeアース・シェルターの担い手たちと規範
…risis』によって広く紹介された。同展は、綿密な文献調査とインタビューを通じて1970年代初期の多様なアプローチに焦点を当て、運動の全体像…
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EMIアーキテクテン
ロン・エイドラー、エリー・モサイェビ、クリスティアン・インダビッツィンの3名によって、2005年にチューリッヒで結成されたEMIアーキテクテ…
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トークイベント「Swiss Window Journeys – スイスの窓と建築」を開催
…地調査から収集した窓のドローイングと解説、スイスの建築家へのインタビューなど、6年間にわたる活動の成果をまとめたものです。 本イベントでは、…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
大判の花や動物の骨などを鮮やかに描いた20世紀を代表する画家、ジョージア・オキーフ。ニューヨークを拠点にしていたオキーフは、次第にニューメキ…
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窓研究所公式ウェブサイトをリニューアルいたしました
2022年3月31日、公益財団法人 窓研究所は、ウェブサイトをリニューアル致しました。 今回のリニューアルでは、デザイン、構成を一新し、検索…
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第1回 吉村順三《旧・園田高弘邸》(現・伊藤邸)庭へ誘う掃き出し窓と、 場所をつくる腰窓
「たまり」のある空間 「吉村順三建築展」(2005年、東京藝術大学大学美術館)の会期中、NHKの「新日曜美術館」で吉村順三(1908-199…
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クリスト&ガンテンバイン
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)を卒業後、エマヌエル・クリストとクリストフ・ガンテンバインの二人によって結成された、クリスト&ガ…
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ペーター・メルクリ
スイスを代表する建築家・ペーター・メルクリは、師である建築家ルドルフ・オルジアティとの出会いをきっかけにそのキャリアをスタートさせ、1978…
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ホンマタカシがとらえたル・コルビュジエの視線 カナダ建築センター展示インタビュー
展覧会『Eye Camera Window: Takashi Homma on Le Corbusier』がカナダ建築センター(モントリオー…
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ジョン・A・カミナダ
スイス東部グラウビュンデン州の豊かな渓谷に抱かれた小さな集落、フリン。この地域独特の風景をかたちづくるのが「シュトリックバウ」と呼ばれる伝統…
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リチャード・マグワイア『Here』: “すべては移ろいゆく”ということ
あるひとつの家のリビング・ルームを定点観測しながら、紀元前から西暦2万年の未来までを自在に行き来するグラフィック・ノベル『Here』。 20…
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マリオ・ボッタ
…い学」研究室(ETHチューリッヒ校)による、スイス建築家連続インタビュー第二回。 ──今回のインタビューでは、まず日本の読者にとって身近な…
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奥山由之インタビュー不透明な窓から描き出す東京のひとびと
…のポートレイトでもあるということです。 ──2013年ごろのインタビューだと思うのですが、被写体がカーテン越しやガラス越しに見えている、もの…
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内藤礼 うつしあう創造
「地上に存在していることは それ自体 祝福であるのか」を問い、作品とそれをとりまく環境が対話する作品を制作してきた美術家、内藤礼氏。今年、金…
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「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」出展作家対談 下道基行 × 能作文徳
服部浩之氏(秋田公立美術大学大学院准教授)をキュレーターに迎え開催された第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館展示 「Cosmo…
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Gigon / Guyer(ギゴン/グイヤー)
…たスイスを拠点に活躍する建築家たちに「窓」をテーマとした連続インタビューを行っている。 第一回は同じくETHZで教授を務める、アネット・ギゴ…
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塩田千春 窓に滲む生活感や匂いが作品に力を与える
ベルリンを拠点に精力的に制作活動を展開するアーティストの塩田千春氏。大量の糸で空間を編み上げる大規模なインスタレーションをはじめ、衣服やベッ…
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江口宏志 × 中山英之 mitosaya 薬草園蒸留所 発見から始まるものづくり
かつての薬草園を改修し、そこで育つ植物や全国の生産者から直接仕入れる果物を原料に蒸留酒を製造する、日本で初めての蒸留所が千葉県大多喜町に誕生…
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窓─ 建築と共生の境界
スイス連邦工科大学チューリッヒ校で教鞭を執る建築理論家のトム・アヴァーマテ氏。都市における公共空間と建築の役割に着目し多彩な研究を展開するか…
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6a architects トム・エマーソン 自然史の中の建築
ロンドンをベースに活躍する建築設計事務所、6a architects。写真家ユルゲン・テラー(Juergen Teller)のフォト・スタジ…
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Transition of Kikugetsutei上映会@第10回ロッテルダム国際建築映画祭
…編映画3作と共同で行なわれた。映画祭で上映された作品の多くがインタビューやナレーションなどのドキュメンタリー要素を含んでいたこともあり、『T…
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学校としてのバウハウス、その日本への展開
20世紀初頭にドイツのワイマールで生まれたバウハウス。当時の抽象表現や構成主義などと連動した革新的なカリキュラムによって、近代デザインの礎を…
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窓─「開口部」から「装置」へ
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)で建築理論の研究者を務めるロラン・シュトルダー教授。2018年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展…
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第6回 老子が残した窓の格言
…り、それに孔をうがつことによって、建築が生まれる。窓研究所のインタビューでも明らかになっているとおり、「有孔体理論」にはじまる原氏の長年にわ…
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塚本由晴 窓のふるまい学/後編
…の学生寮》 ────「窓のふるまい学」に至るまでをお話頂いたインタビュー前編に次ぎ、後編ではアトリエ・ワンの実作について伺いたいと思います。…