-
第4章 アルミサッシの多様化と高性能化
…いう問題がある。サッシの枠を内外で分割して断熱材を挟む方法はヨーロッパでは主流であったが、我が国では1955年に使用例がある(日本軽金属、札…
-
第1回 アンデス山脈水平事情
…年と比較的浅いものと言える。歴史的建築様式も、そのほとんどがヨーロッパから輸入されたものである。そして現代的なチリの建築の面白い所は、それら…
-
VOL.6最終回 まど文化論 言語学的考察のさらなる展開に向けて
…た。窓の内側に救いはなかったのである。 上のカリカチュアは、ヨーロッパで狂牛病 (BSE) が流行した時代にドイツの日刊新聞に載ったものであ…
-
VOL.5 まどの対照言語学 日独英伊のイディオム比較対照をもとに
…言語に共通するのは、窓を「外界との接点」と捉える視点である。ヨーロッパの人々にとって、それだけ家を頑丈にして内と外を隔て、戦乱や略奪などから…
-
藤本壮介 窓の試行
…合わせてるというのが、いいなと思った記憶があります。 また、ヨーロッパなんかに行くと、お城の分厚い壁に空間が掘り込まれて銃撃するためのスペー…
-
ベルンハルト M. シュミッド 『世界の窓』
写真家である著者が、世界中を訪れ180の窓を写真に収録した「世界の窓」。この一冊でヨーロッパ、アジア、アメリカなどあらゆる国の窓を巡る世界旅…
-
第2回 蒐集される門と窓
…く仕掛けとなっている。宗教性の有無というちがいはあれど、中世ヨーロッパの大聖堂におけるステンドグラスとよく似ている。 中国建築の窓と門は装飾…
-
窓とパッシブ
…量化できないでしょう。微妙なところは「無し」にされてしまう。ヨーロッパの窓の概念もこれに近い。それに対して日本の窓は、柱の間の「間」に由来す…
-
浜本隆志『「窓」の思想史 日本とヨーロッパの建築表象論』
“窓”を切り口に建築から風景・風俗・政治支配にまで及ぶ思想史を探求する一冊。産業史、技術史の具体的な内容をふんだんに盛り込みながら、その根底…