WINDOW RESEARCH INSTITUTE

連載 窓の仕事学

藤屋/土産物店の窓

塚本由晴研究室(東京工業大学)

08 May 2018

長野県奈良井にある1830 年頃に建てられた町家。道路側の開口部の上部ははね上げ式の蔀戸、下部は柱の溝に沿って上部にスライドする板戸とガラス戸が設けられ、開店時に全て開け放てる。夏に催される祭りの時は商品を全てしまい、小上がりに座布団を敷き、軒先に簾をかける。行列のお囃子が聞こえると簾をあげて祭りを楽しむ。その際に行列の人にお酒をふるまうのが恒例である。

藤屋
土産物/ 長野県塩尻市奈良井

本コラムは、世界の窓辺とそのふるまいについて、東京工業大学 塚本由晴研究室との共同研究「窓の仕事学」から抜粋したものです。

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