ミケーレ・デ・ルッキと窓学
02 Mar 2018
以前にも窓研究所がインタビューをおこなった、イタリアを代表する建築家であり、現在雑誌『Domus』の編集長でもあるミケーレ・デ・ルッキ氏。
スパイラルでのYKK AP窓学10周年記念「窓学展」「窓学国際会議」では、デ・ルッキ氏による2点のペインティングの特別展示がおこなわれました。
「窓学国際会議」でのパネル・ディスカッション 「窓学の起源: The Roots of Windowology」、レクチャー「窓から見える世界」にも登壇したデ・ルッキ氏が、改めて窓の魅力を語ります。
ミケーレ・デ・ルッキ/Michele de lucchi
1951年にイタリアのフェッラーラで生まれ、フィレンツェで建築を学ぶ。前衛的で実験的な建築の時代、彼は「カヴァート(Cavart)」、「アルキュミア(Alchymia)」、「メンフィス(Memphis)」といったデザインチームの中心として活躍。イタリアやヨーロッパの企業に向けて家具をデザイン、イタリアのオリベッティ社では1992年から2002年までデザイン・ディレクターを務め、コンパック、フィリップス、シーメンス、そしてヴィトラ社の実験的なプロジェクトを推進した。2003年にはパリのポンピドゥー・センターが彼の作品の大多数を収蔵。厳選された彼の作品は、ヨーロッパ、アメリカ、そして日本の主要なデザイン博物館で展示されている。