WINDOW RESEARCH INSTITUTE

Grant Results

水上優(兵庫県立大学環境人間学部 教授)
「フランク・ロイド・ライトにおける窓の変容の意味の研究」

水上優

20 Jun 2025

Keywords
Architecture
WRI session

公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するための場として、2025年4月20日(日)に「WRI session 研究報告会 2025」を開催し、その様子をオンラインにて配信いたしました。本記事は登壇者のひとりである水上優氏(兵庫県立大学環境人間学部 教授)の講演内容を再構成したものです。

 

フランク・ロイド・ライトの住宅作品における窓の意味を問う研究である。作品の個別性を担うアートガラスや打ち抜きパネルのデザイン、初期から後期への窓の変容の転換を担う作品の現地訪問調査を元に、窓の意味の解釈を行なった。

成果要旨(PDF)

水上優/Yutaka Mizukami

福岡県生まれ。九州大学工学部建築学科卒業。京都大学博士(工学)。福山大学工学部教授を経て現在、兵庫県立大学環境人間学部教授。専門は建築論、建築史。フランク・ロイド・ライトの思想と作品の関わりを研究。著書に『フランク・ロイド・ライトの建築思想』(中央公論美術出版、2013)等。2023〜24年の展覧会『フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築』の日本側アドバイザリー・ボードを務め、図録(鹿島出版会、2023)の執筆及び監修をおこなう。2016〜18年重要文化財旧山邑家住宅(現ヨドコウ迎賓館)保存修理委員。日本イコモス21世紀委員会委員。日本建築学会近畿支部建築論部会主査。ドコモモ・ジャパン理事。

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