
「WRI session 研究報告会2025」オンライン開催
27 Mar 2025
公益財団法人窓研究所は、「WRI session 研究報告会2025」を2025年4月20日(日)に開催します。その様子をオンラインにて配信致します。
当財団は2019年度より「建築文化」に関連する助成事業を開始いたしました。「研究報告会2025」とは、その助成事業の中で採択された研究プロジェクトについて、2024年度に完了した研究を中心に成果を共有する場になります。公募で集まったユニークな10件の研究は、建築学の分野のみならず多岐にわたります。この機会が、参加者のみなさんに新たな視座の提供となればと考えており、当財団の志向する「建築文化の発展」に寄与することを目指しております。
開催情報
日付:2025年4月20日(日)
時間:13:00 – 17:00
参加方法:事前申込が必要になります。申込完了後、ご登録のメールアドレスに当日のオンライン配信のログイン情報をご連絡いたします。
申込期限:2025年4月17日(木)
参加費:無料
登壇者:
前半(13:00~14:50) ※研究タイトルは仮
水上 優(兵庫県立大学 教授)
「フランク・ロイド・ライトにおける窓の変容の意味の研究」
岡田 健(東北大学大学院 准教授)
「撥水透明導電性薄膜コーティングによる流れを利用した新たなエネルギー源開拓」
歌川光一(聖路加国際大学大学院 准教授)
「家庭寮にみる「花嫁修業」という規範の解明 ―旧制高等女学校に着目して―」
佐藤未来(東京藝術大学大学院 博士課程)
「窓からみる女性の人生と日蘭の歴史 – 鎖国時の丸山遊郭と出島、フェルメールの絵画、飾り窓、働く独身女性用マンションの窓に注目して」
塚田修一(相模女子大学 准教授)
「旧軍用地転用建築をめぐる営みの研究
――首都圏における住宅・学校転用空間を事例として――」
後半(15:00~17:00) ※研究タイトルは仮
小南弘季(東京大学生産技術研究所 助教)
「トロピカーリア運動と1960 年代以降のブラジル建築に関する研究
ポスト・ポストモダニズムの建築を目指して」
和田夏実(東京大学大学院 博士課程)
「目と手からなる会話空間と建築様式の検討:デフスペースの実験的構築」
竹本 真(神戸大学大学院 博士課程)
「近代ドイツにおける建築の革新派と伝統派によるイデオロギーの分離
-1900年代からのドイツにおける「産業論争」としての「屋根論争」」
川本悠紀子(名古屋大学 准教授)
「古代ローマの別荘における窓とギリシア哲学との関連について」
川島 範久(明治大学理工学部 准教授)
「中山間地域や離島における集落のオフグリッド化に向けた『伝統知』の適用可能性の検討と実践検証」