せんとうまど(尖頭窓) せんとうまど(尖頭窓) lancet window 上部が尖頭型(半径の等しい2つの円弧を組み合わせたアーチ)で、トレーサリーを持たない縦長のアーチ窓。主にゴシック建築の教会や大聖堂において、ステンドグラスと組み合わせて用いられた。「ランセット窓」とも呼ばれ、尖頭アーチが二連で並ぶ場合は「ダブルランセット窓(double lancet window)」と呼ばれる。 葉模様のグリザイユ・ステンドグラスを嵌めたランセット窓の上部(ca. 1320~1330、フランス・ノルマンディー地方ルーアン) The Cloisters Collection, 1984 窓の用語集