WINDOW RESEARCH INSTITUTE

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あかりとりまど(明かり取り窓)

あかりとりまど(明かり取り窓)

light window, daylight window 

採光を主目的として設けられる窓の総称。一般的な窓が採光・通風・展望など複数の機能を兼ねるのに対し、明かり取り窓は主として室内に光を導くことを目的として設けられる。開閉機構を持たない固定式のものも多く、建築の用途や位置に応じてさまざまな形式がある。

設置位置によって多様な形式があり、屋根に設けるものは天窓(トップライト、スカイライト)と呼ばれ、側壁の窓より効率よく採光できる。高い位置に設けて室内奥部へ光を導く高窓(クリアストーリー)や、地下空間へ光を導く舗道窓(ペイヴメント・ライト)なども、明かり取り窓の一種である。また意匠上、採光を主目的とする窓として短冊窓などが知られ、障子建具を嵌め込んだ固定式のものも多い。

日本建築では、茶室において複数の明かり取り窓を組み合わせて室内の光環境を調整する手法が発達した。下地窓や突上窓などを用いて、直射光を点的に取り入れることで室内の明暗を繊細に演出する。また洋風建築では、玄関扉の上部に設けられるファンライト(扇窓)なども採光を目的とした窓として用いられる。

「明かり窓」や「採光窓」とも呼ばれる。
 
⇨ 天窓 突上窓 短冊窓 クリアストーリー 舗道窓 ファンライト

コーナーに設けられた明かり取り窓/粟津邸(原広司、1927)

コーナーに設けられた明かり取り窓/粟津邸(原広司、1927)