だぶるはんぐまど(ダブルハング窓) だぶるはんぐまど(ダブルハング窓) double-hung window 縦方向に並ぶ2枚の戸が上下にスライドして開閉する窓。開口面積が調整しやすく、通風や換気に優れている。17世紀後半に組積造壁構造の普及に伴い発展し、イギリスの貴族邸宅や都市住宅を中心に広まったとされる。「ギロチン窓」「上げ下げ窓」「両上げ下げ窓」「上げ下ろし窓」「揚卸窓」とも呼ばれる。上の戸が固定されており、下の戸のみが動く場合は「片上げ下げ窓」と呼ばれる。 関連記事 真鍋恒博「窓の変遷史 第5章 各種構法用サッシと各種開閉方式」 関連記事 真鍋恒博「窓の変遷史 第5章 各種構法用サッシと各種開閉方式」 窓の用語集