WINDOW RESEARCH INSTITUTE

丸窓

読み方:まるまど
英語: round window 

正円形の窓または出入り口。地域や時代を問わず用いられる開口部の形態であり、日本においては、古くは塗り壁を用いた唐様建築に見られるが、近世では主として書院造り、茶室、数寄屋造りに使われた。日本建築の丸窓は禅の悟りを意味する円相からきており、「円窓」という表記が用いられる場合が多い。西洋建築では教会堂の西端に丸窓が設けられる事例が少なくない。イギリスやフランスでは「牛の目窓」という呼称も用いられる。また、ドームの頂上部に設けられた円形の開口部は「オクルス」とも呼ばれる。

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