だぶるはんぐまど(ダブルハング窓) だぶるはんぐまど(ダブルハング窓) double-hung window 縦方向に並ぶ2枚の戸が上下にスライドして開閉する窓。開口面積が調整しやすく、通風や換気に優れている。17世紀後半に組積造壁構造の普及に伴い発展し、イギリスの貴族邸宅や都市住宅を中心に広まったとされる。「上げ下げ窓」とも呼ばれる。上の戸が固定されており、下の戸のみが動く場合は「片上げ下げ窓」と呼ばれる。 関連記事 総論 窓の成り立ち《1》 第2回 奥行きがもたらす生活の深み 藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉垂直の方向に動く窓 第4章 アルミサッシの多様化と高性能化 第5章 各種構法用サッシと各種開閉方式 八木幸二「融通無碍な境界 アメリカ編 (上) 」 ダブルハング窓(ほぼ開いている状態)/三田演説館(1875) ダブルハング窓(完全に開いている状態)/三田演説館(1875) ダブルハング窓(完全に閉まっている状態)/三田演説館(1875) 関連記事 総論 窓の成り立ち《1》 第2回 奥行きがもたらす生活の深み 藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉垂直の方向に動く窓 第4章 アルミサッシの多様化と高性能化 第5章 各種構法用サッシと各種開閉方式 八木幸二「融通無碍な境界 アメリカ編 (上) 」 窓の用語集