岡田健（東北大学大学院工学研究科電子工学専攻准教授）「撥水透明導電性薄膜コーティングによる流れを利用した新たなエネルギー源開拓」

岡田健（東北大学大学院工学研究科電子工学専攻准教授）
「撥水透明導電性薄膜コーティングによる流れを利用した新たなエネルギー源開拓」

20 Jun 2025

Keywords: Architecture; WRI session

公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するための場として、2025年4月20日（日）に「WRI session 研究報告会 2025」を開催し、その様子をオンラインにて配信いたしました。本記事は登壇者のひとりである岡田健氏（東北大学大学院工学研究科電子工学専攻准教授）の講演内容を再構成したものです。

液滴や連続した流れを伴う水を用いた発電技術は既存の発電システムの相補的役割を果たし、窓や外壁など建築材料への展開も可能だと考えられる。本研究では機能性窓材料として調光機能と発電機能を併せもつ新規複合物質の創成と発電検証を目指し研究を行った。

成果要旨（PDF）

窓研究所助成事業

岡田健／Takeru Okada

東北大学大学院工学研究科電子工学専攻准教授。2006年3月博士（工学）東北大学。日本学術振興会特別研究員DC/PD、ドイツ・ヴァルター・ショットキー研究所客員研究員、東北大学多元物質科学研究所研究員、東北大学流体科学研究所助教を経て現職。半導体・電子材料の開発に関する研究に従事。近年は流動相と電子材料界面における電気伝導に関する研究と多機能性薄膜材料の開発を中心に研究を展開している。