WINDOW RESEARCH INSTITUTE

Grant Results

歌川光一(聖路加国際大学大学院看護学研究科准教授)
「家庭寮にみる「花嫁修業」という規範の解明―旧制高等女学校に着目して―」

歌川光一

20 Jun 2025

Keywords
Architecture
WRI session

公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するための場として、2025年4月20日(日)に「WRI session 研究報告会 2025」を開催し、その様子をオンラインにて配信いたしました。本記事は登壇者のひとりである歌川光一氏(聖路加国際大学大学院看護学研究科准教授)の講演内容を再構成したものです。

 

高等女学校について、正課のカリキュラム、課外活動研究は多く蓄積されてきた。本研究は、家居を選択した中上層女性のライフスタイルの探究のために、家政を中心に生徒にパッケージ化された花嫁修業を体験させようとした「家庭寮」に注目した。

成果要旨(PDF)

歌川光一/Koichi Utagawa

聖路加国際大学大学院看護学研究科准教授。1985年生まれ。京都大学、東京大学大学院で教育学を学ぶ(博士(教育学))。専門は教育文化史、生涯学習論。近年は、「シリアスレジャー」「趣味」等をキーワードに、教育学における余暇の位置づけについて検討を続けている。

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