WINDOW RESEARCH INSTITUTE

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CCA-WRI Research Fellowship Program

Earth-Shelter Builders and the Code

「アース・シェルターの実践者たちと建築法規」は、2023年に開始した、大地とシェルターの関係をめぐる継続的な歴史的・理論的探究の一環である。とりわけ、1970年代初頭に北米を襲った石油危機への対応として注目を集めた地下建築の隆盛に焦点を当てている。大地は、もはや建物を支える地盤としてだけでなく、建築に組み込むことのできる有機的な素材として捉えられるようになった。建物の外皮の断熱性能を高め、ガス消費量を削減する素材としての大地である。地下へと建築を展開するという選択は、カウンターカルチャーに根ざし、アマチュアによる試行錯誤を原動力とする、自給自足と環境主義を結びつけた戦略として現れた。

アース・シェルター運動を牽引した人物の一部は、ジョヴァンナ・ボラージとミルコ・ザルディーニが企画し、2007年11月から2008年4月にかけてカナダ建築センター(CCA)で開催された展覧会「Sorry, Out of Gas: Architecture’s Response to the 1973 Oil Crisis」を通じて広く紹介された。綿密な文献調査とインタビューに基づくこの展覧会は、とりわけ1970年代の運動初期に見られた多様なアプローチに光を当て、その全体像を示すうえで重要な役割を果たした。この初期段階の中心人物のひとりが、環境建築と地下建築の分野で広く読まれる著作を数多く手がけた建築家、マルコム・ウェルズである。ウェルズは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された展覧会「Emerging Ecologies: Architecture and the Rise of Environmentalism」でも取り上げられた。CCAが所蔵するウェルズの著作一式と、ペンシルベニア大学に収められた彼の個人アーカイブを手がかりに、共同研究者のレオニー・ブンテと私は、2023年7月にケープコッドでウェルズの遺族へのインタビューを行った。

ウェルズが運動の理論的・思想的な基盤を築いた一方で、アース・シェルターを初めて本格的に科学的な観点から体系化したのは、レイモンド・スターリングとジョン・カーモディが1977年にミネソタ大学で設立したアンダーグラウンド・スペース・センター(USC)である。現在CCAに所蔵されているUSCのアーカイブからは、1995年の閉鎖までに、この研究組織が取り組んだ幅広い活動を読み取ることができる。当初はアース・シェルター住宅の建設に重点を置いていたが、1980年代には、商業やサービス業などに用いられる大規模な地下建築へと関心を移していった。同様の傾向は、国外の研究組織にも見られた。USCが1978年に開始した、地下建築と工学に関する年次会議の発表内容にも、その動向が表れている。

USCの主要な成果のひとつは、アース・シェルターの建築部材の可能性を探り、革新的な自然採光装置を組み込んだことである。建築家デイヴィッド・ベネットとの協働によって設計されたミネソタ大学の土木工学棟は、その構想を巧みに体現している。基礎から建物外皮の上部に至るまで、アース・シェルター建築の先駆者たちは従来の設計のあり方を問い直し、持続可能な建築の原則を取り入れた独創的な解決策を生み出した。この革新的な視点から見ると、アース・シェルター運動は、持続可能性、とりわけエネルギー効率を重視しながら建築技術を再考し、地下の居住環境に適した暮らし方を再構成しようとする、戦後初の包括的な取り組みであったともいえる。

こうした建築部材の再構成において重要なのは、建物を覆う土の量と、採光・通風のための開口面との適切なバランスを実現することである。土の塊が建築を地形と結びつけ、周囲の環境と調和させる一方、採光・通風のための開口面は、内部と外部をつなぐ接点として機能する。地中に埋め込まれた建物の「目」となる窓は、さまざまな実践者の思想的な立場が交差する建築要素であり、しばしば建築法規との衝突が生じる場所でもある。

こうした理由から、本研究では窓をアース・シェルターの重要な要素として位置づける。窓を、暮らしの文化と建築形態との相互関係を理解するための、典型的な事例であると同時に、認識の手がかりとなるものとして捉えている。

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「Underground Anxieties: 2023 CCA-WRI Research Symposium」での発表より。シンポジウム全編の記録映像は、CCA ウェブサイトでご覧いただけます。

アンドレア・アルベルト・ドゥット/Andrea Alberto Dutto

2023 CCA-WRI Research Fellow

アンドレア・アルベルト・ドゥットは、アイダホ大学カレッジ・オブ・アート&アーキテクチャー助教である。2023年にモントリオールのカナダ建築センターでリサーチ・フェローを務め、2021年から2023年までアーヘン工科大学建築理論講座で研究・教育助手を務めた。アーヘン工科大学とトリノ工科大学の連携のもと、建築学の博士号を取得。その後、ヨーロッパの複数の大学や研究機関と連携して博士研究員として研究を行った。現在は、エネルギー危機や環境危機への対応として設計された実験的なシェルターと、アース・シェルターの建築類型を主な研究対象としている。