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シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」開催

公益財団法人 窓研究所

22 JUN, 2024

Keywords
Architecture
Lectures & Seminars
Talk Events

公益財団法人 窓研究所は、シンポジウム「葉祥栄 光をめぐる旅」を開催します。
1970年代にインテリアデザイナーとして設計活動を開始した建築家・葉祥栄。木造表現とデジタルデザインの先駆者として再評価の機運が高まる気鋭の建築家は、「自然現象としての光」を自らのデザインの中に追い求めました。2019年、葉に関連する資料は九州大学に寄託され、現在、九州大学葉祥栄アーカイブにてその整理が進められています。また、2013年の展覧会『Archaeology of the Digital』をきっかけにカナダ建築センター(CCA)にも葉の資料の一部が所蔵されました。
公益財団法人 窓研究所では九州大学、CCAによる葉祥栄に関するアーカイブの研究を支援。「葉祥栄 光をめぐる旅」と題し、葉祥栄の目指した「光」についてアーカイブ資料を紐解く、日本とカナダの研究者による全7回の連載をウェブサイトにて公開中です。本シンポジウムでは、国内外の研究者と建築家を招き、葉祥栄の追い求めた光について考えます。

>イベントチラシ

 

開催情報
日付:2024.09.07(土)
時間:14:00-16:50(開場:13:30)
Session 1 (14:00-15:20): インテリアから非建築へ
Session 2 (15:30-16:50): 木構造からコンピュテーションへ
場所:建築会館ホール(〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号)
言語:日本語、英語(同時通訳あり)
入場料:無料
定員:150名(要事前申込)
申込期限:2024年9月5日(木)
※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申込ください。
申込みはこちらのGoogle Formからお願いします。

 

登壇者
はじめに:井上 朝雄(九州大学)

Session 1 (14:00-15:20): インテリアから非建築へ
トレーシー・ファン(ニューサウスウェールズ大学)
ニコル・ガードナー(ニューサウスウェールズ大学)
岩元 真明(九州大学)
モデレーター : 井上 朝雄(九州大学)

Session 2 (15:30-16:50): 木構造からコンピュテーションへ
秋吉 浩気(VUILD)
百枝 優(九州大学)
ダニエル・ユー(ニューサウスウェールズ大学)
モデレーター: 岩元 真明(九州大学)

総括: 土居 義岳(九州大学名誉教授)

 

主催:公益財団法人 窓研究所
共催:九州大学葉祥栄アーカイブ
協力:カナダ建築センター、ニューサウスウェールズ大学、豪日交流基金

 

窓研究所とは
窓研究所は、窓を起点に研究事業・文化事業を展開する公益財団法人です。研究調査の実施、助成、出版・展示・講演等による研究成果の公表を事業の柱に、建築のみならず、多分野で活躍する国内外の機関や専門家と連携しながら、複眼的な議論の発展を目指し活動を推進しています。


葉祥栄アーカイブとは

2019年、葉祥栄氏より建築資料の寄託を受け、九州大学大学院芸術工学研究院環境設計グローバル・ハブ内に設立されました。3万点を超える原図や写真などの紙資料に加え、200点を超える模型とボーンデジタル資料を保管しています。資料に基づいて研究・教育・展示などの多面的な活動を行っています。

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