どーまーまど(ドーマー窓)
どーまーまど(ドーマー窓)
dormer window
急勾配の屋根面から垂直に突き出した窓。窓の上に小さな破風やペディメントが付くことが多いが、屋根の形状によっては上部が平坦な場合もある。17世紀にフランスおよびイギリスを中心に普及し始め、現在でも西洋の住宅を中心に広く用いられている。普及当時は屋根裏やロフトで寝ることが一般的だったことから、フランス語の「dormeur(眠る人)」に由来して名付けられた。壁面に設置される側窓よりも採光効果が高く、特に雨の多い地域で屋根裏の有効活用、採光、換気を目的に設けられる。「屋階窓」とも呼ばれる。