下地窓
読み方:したじまど
土壁の一部に本塗りを施さず、竹や葭(よし)による小舞下地を露出させた窓。日本の茶室や民家に見られ、室内側には明かり障子または掛け障子が設置される。窓枠を必要とせず減算的に開口部を形成するため、形や位置を自由に決められる。
Texts From Articles (3)
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擁翠亭11 床脇の下地窓、12 連子窓と倹飩襖
,11 床脇の下地窓 床脇の天井近くの高い位置にある下地窓は、他に類例の見られない、この茶室独自の創意で、庭の松の巨木を見上げるためのものだったと考えられている。また上部に滞留する熱気を排出・換気す…
05 Dec 2021
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擁翠亭06 / 07 下地窓と連子窓、08 躙口、09 / 10 下地窓と連子窓
,06 / 07 下地窓と連子窓 遠州が好んだ連子窓の上に下地窓を重ねる手法。下地窓の室外側には簾、連子窓の室内側は片引き障子で構成されている。 08 躙口 躙口(にじりぐち)とは、客のために設けられ…
04 Dec 2021
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擁翠亭04 / 05 下地窓と連子窓
,04 / 05 下地窓と連子窓 連子窓の上に下地窓を重ねる手法は遠州が好んだもので、擁翠亭では三ヶ所繰り返している。下地窓は片引き障子、連子窓は両引きの襖で構成されている。畳際の小襖は他の茶室には見…
03 Dec 2021