はじとみ(半蔀) はじとみ(半蔀) 蔀戸の一形式で、格子に板を張った上下2枚の戸を持つ建具。上部の戸は上部を軸として室外側へ跳ね上げて開くことができ、開けた戸はL字形の金物で長押から吊るして固定する。下部の戸は持ち上げて取り外すことができる。この構造により、通風や採光の調整が容易となるため、寝殿造の外まわりの主要な建具として用いられた。 上の段を開けた状態/仁和寺 金堂(1613年) 上の段を開けた状態/仁和寺 金堂(1613年) 下の段を開けた状態/仁和寺 金堂(1613年) 窓の用語集