無双窓
読み方:むそうまど
無双連子窓の略。無双とは表と裏が同じこしらえのものをいい、同じ幅の連子を前後に並べる形式の窓を無双(連子)窓という。外側の連子は固定し、内側では同形式の連子の引き戸を設けることで、内側の連子を少し動かせば外側の連子の空隙を開閉することが可能となる。
Texts From Articles (3)
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藤森照信|第一回 平野家住宅の〈ガラス戸〉光を通す魔法の障子がやってきた
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。第1回は、明治から昭和初期にかけて住宅作家として活躍した保岡勝…
09 Dec 2021
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森林鉄道機関庫/機関車倉庫の窓
…た引き違いの小割りのガラス窓で、整備員が車両の床下機器を点検、修理する際の明かり取りである。越屋根の無双窓から機関車の点検をする際に出る煙を排気していた。 ,,,,北海道開拓の村 森林鉄道機関庫 (機…
07 May 2021
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第4回 異文化に目を開く窓
…伝える施設としての役割を担っている。 今までのヴィス島には存在しなかった木造の建物というだけではなく無双窓や丸窓、縁側など日本の伝統建築の要素を盛り込み、ヴィス島における日本を伝えるユニークな建物とな…
30 Jan 2018