04 Mar 2022
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愛媛県松山に再現された正岡子規が17歳までを過ごした生家。中学生の頃の子規は、3畳の勉強部屋で漢詩などの習作を重ねた。部屋の二面が小割りの曇りガラスの引き違いの窓で、その前には硯や筆を置いてある低い机があり、自然光を利用して勉学に励んでいた。窓の外には木の格子がある。
子規堂
(書斎/愛媛県松山市)
本コラムは、世界の窓辺とそのふるまいについて、東京工業大学 塚本由晴研究室との共同研究「窓の仕事学」から抜粋したものです。