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旧館林市庁舎

菊竹清訓
所在地:群馬県
用途:庁舎
構造:鉄筋コンクリート造
19 Feb 2026
Keywords
Architecture
Collection
Japan

菊竹清訓の著作『代謝建築論』で語られた理論「か・かた・かたち」の実践例としても有名なこの建物は、1981年まで市庁舎として、現在は市民センターとして利用されている。階段・エレベーター、トイレ等が入った四隅の巨大なコアに対して、上階3層分を4m分キャンチレバーで4方向に張り出さしている。張り出した部分は上下に換気用の突き出し窓が付いた全面ガラス張りの部屋となり、周囲を見はらす180度の視界を実現している。正面玄関東側にある渡り廊下の南面した縦格子窓は、あみだ形に横桟、方立が入る。さらにガラス面を前後に120mmずつランダムにずらすことによって平滑な立面を避け、陰影とリズムを生み出す。中3階の書庫にある五角形の窓は、上部左右にある2つの頂点が軸となる横軸回転窓で、城郭の鉄炮狭間のような意匠は直線的な外観に対してのアクセントとなっている。

Virtual Tour

Drawings

3階 連続窓
渡り廊下 縦格子窓
書庫 五角形の横軸回転窓
国内モダニズム建築の窓ー保存と継承
旧館林市庁舎:
市政におけるコミュニケーションのあり方としての窓
玄田悠大