WINDOW RESEARCH INSTITUTE

前沢ガーデンハウス

槇文彦
1982
所在地:富山県
用途:寄宿舎、研修施設
構造:鉄筋コンクリート造
27 Jan 2026
Keywords
Architecture
Collection
Japan

「凸と+」が造形のモチーフに使用された企業の研修宿泊施設。正面外観は切妻の妻面と宿泊室にとりついた出窓が垂直性を強調する。宿泊室の出窓は家族室を除いて、個室4つで壁、床を隔てて共有されている。障子戸、板戸の2枚の引き込み戸により、明るさと開放の度合いをコントロールする。出窓側は室内側に比べて500mmほど高さ方向への広がりがある。ホールの大開口の上部にはガラス繊維シート入りのガラスを用いて障子風の意匠を実現し、透明のガラスとの対比で凸型が浮き上がる。一方でセミナー室の窓は同じく凸型だが、壁面に対して窓がセットバックし庭との中間領域となっている。室内の天井面よりも高い位置から光が落ちてくるため、トップライトのような効果を生み出している。

Virtual Tour

Drawings

ホール 格子窓
セミナー室 凸型の出窓
個室 出窓
国内モダニズム建築の窓ー保存と継承
コミュニティのためのやかた
槇文彦《前沢ガーデンハウス》の窓
大野秀敏