愛知県立芸術大学 講義棟
吉村順三,奥村昭雄
1966
1966
所在地:愛知県
用途:大学
構造:鉄筋コンクリート造
用途:大学
構造:鉄筋コンクリート造
31 Jan 2024
- Keywords
- Architecture
- Collection
- Japan
キャンパス中央に位置し、南北方向に110mに横たわるこの建物は強い軸線を生み出す。一方で、大小の講義室は2層分持ち上げられ、広場と一体となった1階のピロティと建物を貫通する2階のガラスボックスの廊下により、東西への視線が抜ける。幅約3m、天井高2.1mの廊下階はFIX窓と足元のすべり出し窓、サッシと一体的に造られた手摺りなど、そのスケール感とディテールによって外部への視線の広がりが強調されている。年間を通じて開放された無双窓をもつ階段室から至る講義室には、外側のルーバーを設置した引き違い窓が東西両面に連なる。日射をコントロールしつつ二面採光と東西方向への通風を可能としている。
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