齋藤歩
1979年生まれ。京都大学総合博物館(研究資源アーカイブ系)特定助教。 国立公文書館認証アーキビスト。日本アーカイブズ学会登録アーキビスト。博士(アーカイブズ学)。メディア・デザイン研究所にて書籍やウェブサイトの編集に従事したのち、2016年より現職。専門は、建築レコード(Architectural Records)。論文:「科学技術記録にアーキビストが関与するためのノート──アーカイブズ学にみるJCASTの成果と役割」(『「研究者資料の学術資源化に向けた資料整理法の提案──実験物理学者・中谷宇吉郎資料を事例としたアーカイブズ学的実践」最終報告書』、2022)、「日本の近現代建築史研究では何を『資料』とみなしてきたか──建築資料論としての研究素材の通覧と類型化」(『日本建築学会計画系論文集』86(784)、2021)、「建築レコードに関するアプレイザルの判断基準を分析する──1970年代以降の北米の試みを対象に」(『アーカイブズ学研究』24、2016)ほか。受賞:2021年度第7回住総研博士論文賞、令和4年度第19回山田一宇賞、2020年日本建築学会奨励賞。