菊本英紀
2013年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程を修了。
その後、東京大学生産技術研究所での助教、講師を経た後、2020年より准教授(現職)。
2022年秋から1年間はオランダ・アイントホーフェン工科大学での客員研究員も経験。
都市・建築環境工学を専門とし、特に空気・熱・風環境に重点をおいた研究活動を行っている。
安全で快適、スマートな都市・建築空間の創造に資するため、主に環境中での空気流動に関連したモニタリングやシミュレーションに基づく環境センシング技術の開発、およびそれらの環境デザインへの応用に取り組んでいる。
これまでに110編以上の査読付き学術論文を発表しており、論文の被引用回数は1800以上、h指数24を記録している。
これらの研究に関して日本建築学会奨励賞(2018年)や日本風工学会研究奨励賞(2012年)などを受賞している。