清家 剛
1964年徳島県生まれ、1897年東京大学工学部建築学科卒業、同助手を経て1999年
より東京大学大学院新領域創成科学研究科・助教授、(2004年より准教授に職名
変更)、2019年より現職。とくに外装材や窓に詳しく、窓関係では建築学会や国
土交通省の仕様書とJISの委員長や幹事をつとめている。
専門は建築構法と建築生産。建築をつくることをテーマにしていたが現所属にな
ってからは建築生産の環境負荷全般や、改修・解体技術やリサイクル技術につい
て、また環境評価システムについて研究している。CASBEE-戸建の開発責任者で、
健康チェックリスト、レジリエンス住宅チェックリストなども中心となって作成
した。1995年の阪神・淡路大震災以降、天井や外壁などの耐震性について研究し
てる。著書に『サステイナブルハウジング』(監修・共著、2003年、東洋経済新
報社)、『ファサードをつくる』(共同監修・共著、彰国社、2005年)、『住環境
再考 ―スマートから健康まで』(共著、2016年、萌文社)。