WINDOW RESEARCH INSTITUTE

連載 窓のふるまい学[北欧編]

カイ・フィスカー設計
ステファンスガードの店舗

塚本由晴研究室(東京工業大学)

17 May 2023

Keywords
Architecture
Columns
Kay Fisker

コペンハーゲン市内に建つステファンスガードの集合住宅の一階店舗。戦時中の材料制限のため鉄筋コンクリートの使用に制限がかかったため、軽量コンクリート製のまぐさの代わりに伝統的な煉瓦アーチを用い大きな窓を実現した。黄と赤のレンガによって飾られた窓の室内側は店舗によって700mm の壁の厚みを商品の陳列台やベンチを設えて利用しており、窓の脇や腰壁の下などにラジエーターを設置している。

STOREFRONT AT STEFANSGÅRD
Kay Fisker
Copenhagen, 1944

本コラムは、世界の窓辺とそのふるまいについて、東京工業大学塚本由晴研究室との共同研究「民族誌的連関と産業社会的連関にまたがる窓」から抜粋したものです。

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