10 Jan 2017
麗江にあるホテルの窓。両開き、格子つきの建具が3つ並び、その上部には卍形の格子が設けられている。この格子は万字紋と呼ばれ、古代インドやペルシャに起源があるとされている。また太陽や火を象徴するものであり、輪廻を表わすものであったともいわれている。寺院の建具の格子のパターンによく使われている。
Mu’s Mansion Hotel
Hotel / Li Jiang, China / Cw
本コラムは、世界の窓辺とそのふるまいについて、東京工業大学 塚本由晴研究室との共同研究「窓のふるまい学」から抜粋したものです。