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西川純司 (神戸松蔭女子学院大学准教授)

1983年、滋賀県生まれ。2013年に京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。日本学術振興会特別研究員DC2、日本学術振興会特別研究員PDなどを経て、現在、神戸松蔭女子学院大学文学部准教授。主な業績として、『窓の環境史——近代日本の公衆衛生からみる住まいと自然のポリティクス』(青土社、2022年) 、「社会のなかの窓ガラス」他(『窓へ――社会と文化を映しだすもの』日刊建設通信新聞社、2013年)、「イメージからみる近代日本の窓ガラス受容」(『窓から建築を考える』彰国社、2014年)、「家庭衛生と窓ガラス――1920〜30年代日本の住宅言説における「明るさ」をめぐって」(『ソシオロジ』第56巻3号、2012年)、「近代日本の都市計画と統治――内務官僚池田宏の都市計画論の分析から」(『ソシオロジ』第58巻3号、2014年)、「ヴァルター・ベンヤミンにおけるガラスのモティーフ――「経験と貧困」と『パサージュ論』の理論的検討」(『京都社会学年報』第18号、2010年)など。