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ジャパン・ハウス 巡回企画展 オンライントークセッション開催(2020/12/8)

04 Dec 2020

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ジャパン・ハウス 巡回企画展
Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である

ジャパン・ハウス ロサンゼルス主催 オンライントークセッション
2020年12月8日(火)開催

New Views: The Influence of Windows on Architecture and Society 
新たな視点──窓が建築と社会に与える影響 

登壇者 五十嵐太郎 柳井隆
モデレーター フィオナ・ウィルソン

  • Photo by Matthew Millman

開催概要
タイトル New Views: The Influence of Windows on Architecture and Society
日時 2020年12月8日(火)10:00 am-11:00am / ロサンゼルス現地時間 12月7日(月)5:00 pm – 6:00 pm PST(終了)
参加費 無料
主催 ジャパン・ハウス ロサンゼルス
お申込登録 https://japanhousela.swoogo.com/influence-of-windows
・聴講には事前登録が必要です。リンク先の「REGISTER」ボタンよりお申し込みください。
・トークセッションは日本語の同時通訳がございます。ぜひお申し込みの上ご参加ください。

▼当日の映像のアーカイブは以下よりご覧いただけます。

一般財団法人 窓研究所が企画し、世界3都市を巡回する展覧会『Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である』のジャパン・ハウス ロサンゼルス開催を記念し*1 、2020年12月8日(火)10:00 amより、オンライントークセッションを開催します。

スピーカーには、「窓学」(Windowology)の監修者であり本展のディレクターである建築史家・建築批評家の五十嵐太郎氏と、ロサンゼルスを拠点に活動する建築家の柳井隆氏を迎え、モデレーターはグローバルメディア『MONOCLE』東京支局長のフィオナ・ウィルソンが務めます。

日本の美意識から見た窓、世界の建築において窓が及ぼす影響、職場や家庭における窓の進化、パンデミック後の未来の窓まで、窓にまつわる様々なディスカッションを繰り広げる予定です。

私たちと外の世界をつなぐ時に見落とされがちな要素である「窓」について、熟考と対話を促す洞察力に富んだ本展の展示ディレクターとの対話を通して、文化を横断する普遍的な要素である窓を再考します。

 

スピーカー | 五十嵐太郎 / Taro Igarashi
展示ディレクター/建築史家/建築批評家/「窓学」総合監修
1967年パリ生まれ。1990年東京大学工学部建築学科卒業。1992年同大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008の日本館コミッショナー、「インポッシブル・アーキテクチャー」展(2019-2020)の監修を務めた。第64回文化庁芸術賞新人賞受賞。近刊に『モダニズム崩壊後の建築』(2018)、『建築の東京』(2020) など。

 

スピーカー | 柳井 隆 / Takashi Yanai
Ehrlich Yanai Rhee Chaney Architects(EYRC Architects)パートナー。2004年から住宅部門のディレクターを務め、現在はサンフランシスコスタジオを率いる。建築家として活動する以前は東京のGA Housesでジャーナリストや編集者として活動。その経験や旅がデザイン哲学の核にある。現在の作品は、風景との思索的な関係に根ざしたもので、日本の伝統を再解釈したカリフォルニア・モダニストの精神を継承している。2017年には、美しい技術と卓越した技術で人と自然をつなぐ建築のあり方が評価され、アメリカ建築家協会(AIA)のCollege of Fellowsとなる。サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)の写真部門及び建築+デザイン部門のコミッティーを務め、2021年の全米AIAデザイン委員会の委員長にも任命される。カリフォルニア大学バークレー校で文学の学位を、ハーバード大学デザイン大学院で建築学の修士号を取得。
Instagram @t_yanai

 

モデレーター | フィオナ・ウィルソン / Fiona Wilson
『MONOCLE』 アジア支局長。東京在住。デザイン・ジャーナリズムを牽引するジャーナリストとして活躍。『Wallpaper*』で7年間勤務した後、2010年に『MONOCLE』のアジア支局長に就任。日本のデザイン、建築、文化、食、ファッション、時事問題などをテーマにした出版物を数多く手がけている。

 

ジャパン・ハウス 巡回企画展
Windowology: New Architectural Views from Japan
窓学 窓は文明であり、文化である

一般財団法人 窓研究所が企画し、写真・漫画・工芸・テクノロジー・建築などさまざまな切り口から「窓」について紹介する展覧会で、窓が果たす役割を解明するだけではなく、窓自体が文化を映し出すものとして捉えることで、日本の文化に新たな眼差しを向けています。
本展は、ジャパン・ハウスが拠点を構える世界3都市を巡回する展示企画の第3期として選出されたものです。今後、サンパウロ、ロンドンへの巡回を予定しています。
また、本展は、「窓学」*2 の10周年を記念し、2017年、東京都港区のスパイラルで開催された「窓学展ー窓から見える世界ー」をベースに、過去から現代まで日本の建築に存在してきた窓の魅力を伝えることを目的に、海外での展覧会に向け再構成されたものです。

本展の構成について
10のテーマで構成されています。
「アートの窓」(Windows on Art)、「手仕事の窓」(Windows on Craft)、「環境の窓」(Windows on the Environment)、「ものがたりの窓」(Windows on Stories)、「掬月亭の窓」(Windows on Film)、「漫画 の窓」(Windows on Manga)、「茶室の窓」(Windows on the Teahouse)、「現代住宅の窓」(Windows on How We Live Now)、「窓の動き」(Windows on Motion)、「窓の格言」(Windows on Words)

ジャパン・ハウス ロサンゼルス 展示風景

  • © JAPAN HOUSE Los Angeles

*1 本展は現在オンラインによるバーチャルエキシビジョンを開催しています。
下記ウェブサイトよりご覧いただけます。
https://www.japanhousela.com/exhibitions/windowology/

バーチャルエキシビジョンのプレスリリースは下記リンクよりご覧ください。
http://how-pr.co.jp/pressrelease/windowology_1028.pdf

*2 一般財団法人 窓研究所による「窓学」(Windowology)は、建築文化の発展を目的に、建築史家・建築批評家である 五十嵐太郎氏監修のもと企画される学際的な研究プロジェクトで、ユニークな視点で窓の新たな可能性を探求しています。

 

ジャパン・ハウスについて
日本の多様な魅力や政策・取組を発信することにより、日本への理解と共感の裾野を広げることを目的とした新たな拠点として、外務省により世界の3都市(サンパウロ・ロンドン・ロサンゼルス)に設置されました。日本に関する様々な情報がまとめて入手できるワンストップ・サービスを提供するとともに、レストラン、ショップ等を設置し、民間の活力、地域の魅力なども積極的に活用したオールジャパンでの発信の実現をめざします。さらに、専門家の知見を活用しつつ、現地のニーズにきめ細かく対応して現地の人々の共感を呼ぶよう工夫を行います。
公式ホームページ https://www.japanhouse.jp

ジャパン・ハウス ロサンゼルス(JHLA)について
アートや工芸、デザイン、建築、科学技術、ポップカルチャー、食文化等、幅広いテーマから日本を紹介します。日本を一つの定義でくくってしまうのではなく、「日本とは何か」という真摯で柔らかい問いかけを持ち続けながら、常に進化を続ける日本の文化への理解を深めていきます。JHLAは、ハリウッド&ハイランドセンター内の2フロア14,000 sq. ft.(約1,300平米)を使い、アメリカ及び世界からのお客様に向けて日本の様々な側面を紹介します。 2階スペースには、日本の想像力に焦点を当てる展示ギャラリーが設置されています。5階スペースには多目的に利用できるサロン、くつろげるライブラリーが設けられ、ハリウッドとロサンゼルスが一望できます。
公式ホームページ https://www.japanhousela.com

窓研究所について
一般財団法人 窓研究所は、「窓は文明であり、文化である」の思想のもと、建築文化の発展に寄与するべく、窓や建築に関する多角的な知見の収集・発信に取り組み、研究や文化事業等の助成・開催を行う財団法人です。窓研究所は、過去10年にわたり独自に研究活動を実施するに留まらず、東京国立近代美術館での「窓展」の開催など、日本国内外の大学や研究者との連携により、建築・文化・芸術などの分野における国際的な取り組みを展開しています。
公式ホームページ https://madoken.jp
Facebook https://www.facebook.com/madokenjp/
Twitter https://twitter.com/madokenjp
Instagram https://www.instagram.com/windowresearchinstitute/

掲載・取材に関するお問い合わせ先
一般財団法人 窓研究所 PR事務局 HOW INC.
TEL. 03-5414-6405
FAX. 03-5414-6406
EMAIL. pressrelease@how-pr.co.jp

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