-
ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
…周囲360度のガラス窓 南面は室内側へ約10度傾けたガラスのカーテンウォールで、北面は垂直ガラスのカーテンウォール、東西面はどちらも屋根のカ…
-
フランソワ・シャルボネ(Made in)
…く必要があることを受け入れなければなりませんでした。 結果、カーテン、スクリーン、可動式シェードといった付加的装置を何層か重ねることで、その…
-
ザ・プリンス 軽井沢:清家清の窓の素材性
…います。それだけではありません。このフィックス窓の上部には、カーテンボックスと一体になっている格子状のアルミルーバー、その奥の外気に面してい…
-
「札幌の家・自邸」の試み
北海道を代表する建築家・上遠野徹(1924-2009)による「札幌の家・自邸」は、コールテン鋼の鉄骨フレームによるカーテンウォール、複層サッ…
-
金野千恵(建築家)「窓からみた健康へと向かう建築」
…保育園の2つのシーンで、眠りに入るときの環境のつくり方です。カーテンを少し閉めて、カーテンの光と、少しドアを開けた鋭い光を入れて、なるべく暗…
-
西川純司(社会学者)「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」
…雪 2008)。今でいうアクリル板のようなものですね。例えばカーテンを使ってなるべく仕切るようにしたり(A)、頭のところに屏風を置いたり(B…
-
EMIアーキテクテン
…居住空間を拡張し、周囲の緑と直接的に繋げました。ロッジアにはカーテンレールを設けたため、半屋外空間を仕切ったり閉じたりできます。 ──ロッジ…
-
第4回 辺境の小窓 馬祖・前編
…落は建築の進化過程を見ているようで面白い。この強風の島には、カーテンウォールまではなかなか定着しないと思うけれど。 さらに集落を歩いていて…
-
クリスト&ガンテンバイン
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)を卒業後、エマヌエル・クリストとクリストフ・ガンテンバインの二人によって結成された、クリスト&ガ…
-
藤森照信|第一回 平野家住宅の〈ガラス戸〉光を通す魔法の障子がやってきた
…住宅です。 窓、といえば、日本はむろん世界の誰でも、窓枠やカーテンではなくガラスを思い浮かべるにちがいない。 古代ローマにスタートするガラ…
-
ジャン・プルーヴェの窓 #2──プルーヴェ自邸の窓
…とく鎮座していた。高さ2.8メートル全幅8メートルのガラスのカーテンウォールは自邸の中でもひと際大きい窓で、内部から外部へと向かう視線を妨げ…
-
ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
…より、現地で容易に組立(解体)できるものであった。 工業化カーテンウォールシステムの先駆け──クリシー人民の家 プルーヴェがはじめて建物全…
-
ペーター・メルクリ
…さまも、とても素敵です。こんなふうに透明なもの──ガラスなりカーテンなり可動間仕切りなり──に隔てられた空間は極めて美しい。雰囲気ががらりと…
-
横溝静|Today/Yesterday #1
…階建てで、てっぺんの寝室の窓から見る空は目の高さにある。厚いカーテンを開けると窓の左半分は高層フラットが占め、右半分にその日の空が広がる。べ…
-
曇りガラスに滲み出す生活
…ったり、大きかったりする。そして、プライバシー保護のためか、カーテンや曇りガラスで目隠しされているものが多く目につく。半透明に滲んで見える、…
-
カーテンウォールのなかの自然
…観を造り出している。僕はビルの外壁に近寄り、ビルの中の様子をカーテンウォール越しに覗いてみた。ガラス面には“東京の自然”が映り込んでいた。そ…
-
Gigon / Guyer(ギゴン/グイヤー)
…011)です。ファサードがなにしろ薄く──非常に高性能なそのカーテンウォールは三層構造で、そのなかに種々の遮光コーティングを施したガラスが5…
-
Ch.2 フレーム―視覚的な装置、あるいはトロンプ・ルイユ(だまし絵)としての窓
…うと舞い降りて来た。パラシオスはその描写力を賞賛し、ついで、カーテンの向こうにある自分の絵を見るようゼウクシスを促した。しかし実はこのカーテ…
-
Vol.4 住宅の窓の記憶
…時くらいに寝ることになった。都会はなんだか怖くてうるさくて、カーテンを閉めていたのだが、母が「開けとこうか」といってカーテンを開けた。夜の中…
-
Ch.2 象徴と写実
…んの船、窓のよろい戸や飾り付きの柵だけでなく、ホテルの豪奢なカーテンも写っている。タルボットは、それを完全に開け放ってはおらず、閲覧者の視線…
-
窓─ 建築と共生の境界
…この独特の結びつきを象徴していることがわかります。 ──窓にカーテンを設えるのが一般的な日本の住宅とは対照的ですね。 確かにそうですね。デン…
-
窓─「開口部」から「装置」へ
…は、ドアオープナー(自動で扉を開閉する装置)や回転ドア、エアカーテン(埃などを遮断するための気流の膜をつくる装置)など、ここ150年内に導入…
-
アメリカ編 (中)
…ツ風のヘビーティンバー住宅が建てられ、窓は小さかった。 鉄のカーテンがあるベランダ ニューオリンズのフレンチ・クオーターでは、2階や3階のベ…
-
ス・ドホ 境界線というものがあいまいだった
…う造りになっていましたが、窓の並び方だけは一律だったんです。カーテンが引かれていたり、装飾されたりしているので、ぱっと見ただけでは分からない…
-
第5回 国際門窓城へ
…的門窓幕牆産業展覧交易中心」、すなわち「アジア最大の門・窓・カーテンウォール産業に関する展示交易センター」。年に一度開催される「中国高碑店国…
-
第20回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(後編)
一晩で縫いあがったズボンを受け取りに、小さな村を歩いて再び家を訪ねた。お母さんは羊毛から生地を織り、それをお父さんがズボンに仕立てるらしい。…
-
窓は哲学的な問題である
小渕祐介氏による連続インタビューの最終回は、ハーバード大学、クーパー・ユニオンの教授であり、世界的な建築批評家であるジェフリー・キプニス氏。…
-
空間を生かすも殺すも窓次第
…透明性と反射性によって、形は変化を始めます。たとえば、新しいカーテンウォールの可能性にも興味がありますが、カーテンウォールはもはやフラットで…
-
テクノロジーの裏にある建築的意志
…ザー) ドバイではどんなオフィスビルであれ、基本的にガラスカーテンウォールという、現地の気候では非常に大きな環境負荷のある構法で外皮が覆わ…
-
第19回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(中編)
キナウル地方では、標高2~3000mの谷沿いに集落の多くが営まれている。かつて秘境と呼ばれたであろう北インドの山の上のこんな場所でも、バスは…
-
窓と記憶
…光したり、光を取り入れたりできる飛行機のガラス窓があります。カーテンを使う必要はありません。昼間でも自動でガラスを遮光できたりするのはすごい…
-
第3回 マニアの目から見たグラスハウス
ロンドン南西部にあるキュー・ガーデンズ (王立植物園) は、子供の頃に幾度も訪れた記憶のある、個人的に馴染みの深い場所であるが、ふと建築的な…
-
なぜこの先生は熱貫流率や雨漏りについて聞いてくるのだろう?
…れの自己反省するプロセスの自己満足でしかなかったのです。あるカーテンウォールメーカーと仕事をして実務活動をしていて気づいたのですが、例えば、…
-
第18回 インド・キナウル地方「張り出しの村」(前編)
…ス状の空間が四方に張り出している。その張り出した外部の壁は、カーテンウォールのように軽く、板で囲われている。屋根はお堂の周りの諸室も含め、全…
-
アレック・ソス × ホンマタカシ 現代写真から紐解く窓写真論
…いにもかかわらず、内側をのぞき込んでいるように感じられます。カーテンがあることも理由の一つだと思いますが、その写真は見る者に屋内にいることを…
-
増田信吾/増田信吾+大坪克亘 『躯体の窓』
…、サッシは邪魔な存在になります。窓を開けているのに、サッシやカーテンレールが残って半分しか開かない。そこで「なるべく開く」という形での詳細設…
-
総論 窓の成り立ち《4》
建築家・内田祥哉氏による若手建築家・研究者のための、「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。カーテンウォールの成り立ちを解説した前回に次…
-
総論 窓の成り立ち《3》
…ステート・ビルディング》から《東京スカイツリー》までを例に、カーテンウォールの成り立ちを語る。 カーテンウォール そういう時代はまもなく終わ…
-
第1回 フランス窓 ─パリの呼吸と眼─
…エレメントがパリの街並みを彩る助けとなっている。窓の内側にはカーテンはそれほど見られない。 そこにはパリの街を見下ろしている人影が見える。人…
-
総論 窓の成り立ち《2》
建築家・内田祥哉氏による、若手建築家・研究者に向け「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。前回の日本での戦前のサッシのなりたちに続き、今…
-
第2回 風景のための開口部
…いる。連続した開口部はすべて固定された「羽目殺し窓」である。カーテンを開け放てば、180度雄大な自然を眺めることができる。そこで暮らす夫婦は…
-
横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
…ていて、イギリスの建物はわりと窓が道路に面していて、夜は結構カーテンを開けていたりして、中が見えるんです。 その中で起こっていることを、自分…
-
第1回 光のための開口部
…ら2008年の2年間。住んでみて、北欧のほとんどの家では窓にカーテンをつけないことに気づき、驚いた。家の中が外から丸見えでもお構いなし。むし…
-
第8章 出窓・天窓
…けるため、昭和40年頃までには熔接は使われなくなった。ただしカーテンウォールや車両用サッシなど、一部ではその後も熔接が使用されている。 <タ…
-
第4章 アルミサッシの多様化と高性能化
…ことが多かったようである。 サッシおよび関連製品の多様化 〈カーテンウォール時代〉 1963年頃から、わが国でもカーテンウォールの開発・技術…
-
第3回 主流のない中国現代建築における窓
…り、大小サイズの異なる窓がボコボコと穿たれていたり、ガラスのカーテンウォールにコンクリート製のルーバーが重ねられたり、木製の両開き戸が中庭に…
-
第1章 アルミサッシの初期の様々な試み
ディテールを窓から読み解く アルミサッシ以前の建築用アルミニウム スチールサッシに代って登場したアルミサッシは、現代では凡そすべての建築で使…
-
ベルンハルト M. シュミッド 『世界の窓』
…は様々なしつらえがあらわれています。室内にかけられたレースのカーテン、窓辺を彩る花々やまわりを囲う蔦、子供がいるとわかる小さな洗濯物等が、窓…