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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
プルーヴェはナンシーの工場「マクセヴィル」を追われた後、セルフビルドによって建設した自邸にて余生を過ごす予定でいた。しかし、とある友人との再…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
解説記事
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。8…
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藤森照信|第七回 臨春閣の〈障子〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。7…
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軽井沢夏の家
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藤森照信|第六回仁和寺金堂の〈蔀〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。6…
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窓のない建物──その論理と病理
20世紀初頭にあらわれてきた近代建築を特徴づけるひとつの要素に、「大きな窓」の存在がある。すなわち、石や煉瓦による伝統的な西洋建築における小…
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藤森照信|第五回旧閑谷学校講堂の〈火灯窓〉日本らしくない日本の窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。5…
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藤森照信|第四回 旧グラバー住宅の〈フランス窓〉インドから日本へとたどり着いた窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。四…
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中谷礼仁(早稲田大学 教授)「生環境構築史学(History of Habitat Building)のための日英併記による研究発表と内外先行研究者への現地取材記事に基づく研究蓄積を目的とした編集広報基盤の確立と運営」
…境を作り出そうとする側面から人類史をとらえ直す生環境構築史(History of Building Habitat)を展開するための、日英併…
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武関彩瑛(東北大学大学院文学研究科)「古代ローマの風景画とその自然観についての研究──室内空間と外界をつなぐ窓としての風景画―」
公益財団法人窓研究所は、当財団が採択した研究助成の成果発表の場として、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会202…
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三井麻央(京都芸術大学通信教育部非常勤講師)「19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用について──フリードリヒ・シンケルからマルティン・グロピウスまで」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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奄美編 島口(徳之島母間方言)における「まど」
言語学者 植田康成が世界各国の「まど」の語源に迫る。窓という言葉の概念がどのように拡張されていったのか、その過程を探る。今回は奄美群島の一つ…
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WRI session 研究報告会2022
…して―」 中谷 礼仁(早稲田大学 教授) 「生環境構築史学(History of Habitat Building)のための日英併記による研…
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藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を一件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
大判の花や動物の骨などを鮮やかに描いた20世紀を代表する画家、ジョージア・オキーフ。ニューヨークを拠点にしていたオキーフは、次第にニューメキ…
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擁翠亭(十三窓)
擁翠亭 日本の茶室は狭い空間に多くの種類の窓を備えた特殊な建築物である。擁翠亭は、江戸時代前期の寛永年間(一六二四~一六四四)に、加賀藩二代…
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Windowology: Selected Research
窓研究所が主宰する研究者・大学研究室による窓についての研究「窓学」から、日本語と英語で研究内容の一部を紹介する冊子シリーズ。東京国立近代美術…
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「WRI session 研究報告会2022」オンライン開催
…して―」 中谷 礼仁(早稲田大学 教授) 「生環境構築史学(History of Habitat Building)のための日英併記による研…
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『Windowology: New Architectural Views from Japan』中谷礼仁 オンライントーク – 柱間装置:日本建築における空間の豊かさ
…オロジー)、生環境構築史(Habitat Building History)。早稲田大学教授。近世大工書研究、数寄屋・茶室研究の後に、視野を…
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藤森照信|第一回 平野家住宅の〈ガラス戸〉光を通す魔法の障子がやってきた
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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ジャン・プルーヴェの窓 #1──ディテールに宿る4つの構築的特徴
金物職人として自身のアトリエを立ち上げながら、ル・コルビュジエをはじめとした先進的な建築家との協働を通して、自身もモダニズムを先導する建築家…
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無窓性、あるいは消える小さな窓—サミュエル・ベケットの世界観
まるで窓がないような世界を、演劇作品や小説で描いた大家、サミュエル・ベケット。哲学者ライプニッツの影響を受けたその世界観の研究者・森尚也さん…
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堀江敏幸|気泡に封じ込められた微笑──夏目漱石『硝子戸の中』から
夏目漱石の晩年の作、『硝子戸の中』。「私」は部屋の中から、うつろう日々を見つめつつ、過去の記憶にも思いをめぐらせます。そんな趣深い小品を読み…
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窓の短編映画 “柱都”
movie “A City of Columns” 柱間装置とは柱と柱の間に取り付けられる建築の部位すべてのことをさす文化財用語である。具体…
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「窓展」関連イベント中谷研究室「柱間装置の文化誌」短編映像上映会12月7日(土)東京国立近代美術館にて開催
一般財団法人 窓研究所、東京国立近代美術館は、2020年2月2日(日)まで、東京国立近代美術館にて「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を開催…
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2019年度助成事業
…術院 創造理工学部建築学科) タイトル 生環境構築史学(History of Habitat Building)のための日英併記による研…
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Ch.2 象徴と写実
…en A Philosophical Window in ‘History of Photography’ Vol. 26 Issue 2 …
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Ch.1 写実への闘い
…nsheim L. J. M. Daguerre: The History of the Diorama and the Daguerreo…
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ジョセフ・アルバースとバウハウス ガラス作品からパブリックワークまで
代表作〈正方形讃歌〉で知られる画家、ジョセフ・アルバース。ドイツ生まれの彼は、アメリカに渡り油彩を始めるまで、バウハウスに長く在籍し数多くの…
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学校としてのバウハウス、その日本への展開
20世紀初頭にドイツのワイマールで生まれたバウハウス。当時の抽象表現や構成主義などと連動した革新的なカリキュラムによって、近代デザインの礎を…
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窓の短編映画 日吉大社“The Birth Canal”
movie “The Birth Canal” 柱間装置とは柱と柱の間に取り付けられる建築の部位すべてのことをさす文化財用語である。具体的に…
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第3回 桂離宮 賞花亭
利休による茶の湯の成立以前から、貴重品であった茶に親しみ、自由に楽しんでいたのは貴族である。その茶室は、「貴族の好み」と呼ばれ、草庵風(田舎…
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第2回 如庵
利休によって生み出された茶の湯の文化を広め、牽引したのは、戦国武将であるといってよいだろう。利休の高弟である利休七哲が、全て戦国武将であるこ…
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窓の短編映画 “THE CORALLUM”
movie “THE CORALLUM” 柱間装置とは柱と柱の間に取り付けられる建築の部位すべてのことをさす文化財用語である。具体的には、壁…
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第1回 妙喜庵待庵
文化・宗教が色濃く存在し、建物にも装飾が用いられるのが当たり前だった時代において、あえて華美な装飾をあしらわずにつくられた特異な建物、それが…
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窓と記憶
窓学10周年記念窓学展では、新作「Window and Ladder」を発表したアーティスト、レアンドロ・エルリッヒ氏。 窓をモチーフにした…
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窓の短編映画 Transition of Kikugetsutei 栗林公園・掬月亭
窓学・柱間装置の文化誌 ─Transition of Kikugetsutei─ movie “Transition of Ki…
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総論 窓の成り立ち《4》
建築家・内田祥哉氏による若手建築家・研究者のための、「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。カーテンウォールの成り立ちを解説した前回に次…
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総論 窓の成り立ち《3》
建築家・内田祥哉氏による若手建築家・研究者のための、「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。戦後日本でのサッシの誕生から、ガラスブロック…
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総論 窓の成り立ち《2》
建築家・内田祥哉氏による、若手建築家・研究者に向け「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。前回の日本での戦前のサッシのなりたちに続き、今…
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総論 窓の成り立ち《1》
建築家・内田祥哉氏による、若手建築家・研究者と共に「窓」を通じて建築を考える「窓ゼミナール」。幹事である戸田穣氏による前回の内田祥哉論に続き…
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Ⅴ 窓の犯罪学
社会学者ジンメルによれば、窓のもつ「原理的な意義」は、第1に外界との一方向的な結合 (「内」から「外」へ) を媒介すること、第2にもっぱら「…
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テクノロジーが変える窓の未来
世界各地で数多くの建築設計のプロジェクトを手掛ける一方、2010~2014年にはマサチューセッツ工科大学 (MIT) 建築学部 学部長を務め…
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藤森照信「穴」
《空飛ぶ泥舟》や《草屋根》、《多治見市モザイクタイルミュージアム》をはじめ、木や土、植物など自然を生かした独創的な建築を手掛けてきた藤森照信…
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内田祥哉 窓ゼミナール 開講
建築構法学の創始者による、窓と建築についての私塾 建築家でありながら、建築構法学を打ち立てた学者でもあり、今なお第一人者として活動を行ってい…
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第8章 出窓・天窓
窓のディテールを読み解く サッシ以外にもいろいろな開口部関連製品が並行して開発されてきたが、連載最終回では、前回に引き続き関連製品として「出…
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第7章 雨戸・窓用シャッター・網戸など
窓のディテールを読み解く この連載では、我が国におけるアルミサッシの初期の変遷の概要について述べてきたが、開口部関連アルミ製品としては、雨戸…
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第6章 サッシの断熱性及び気密性の向上
窓のディテールを読み解く 初期の住宅用断熱サッシ 〈二重窓用外付けサッシ〉 既に述べたとおり、ビル用の断熱サッシは1962年に発売されている…