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原広司「粟津邸」の窓 闇を照らす光の空間
…制作したポスター『海を返せ』で日本宣伝美術会賞を受賞し、一躍社会派のデザイナーとして脚光を浴びる。そこに描かれたのは、米軍の射撃場建設のため…
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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
解説記事
まもなく築100年となる旧駒井家住宅「駒井卓・静江記念館」は京都市左京区北白川の疎水縁りの沿道に建ち、東に比叡山を大きく望む郊外地にある。ア…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
…と交通インフラとを結びつけています。機械のもつスピードは現代社会に新たな動きの感覚をもたらしました。オフィスや大学の入る《グライスアレーナ》…
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第10回 波打つ学校 陳仁和《三信家商波浪大樓》(高雄)編
…えるのかもしれない。「窓のずれ」は、その建築の経てきた時間や社会を静かに語っているのだ。 この建物が陳仁和の最も有名な作品であるのは、構造全…
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CCA-WRI Research Fellowship 2024
…グラムでは、カナダ建築センターの所蔵コレクションを通して現代社会における諸問題と建築との関係性を探る研究課題に取り組んでいただくことを目的に…
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[文化活動助成]石井香菜子『Project Re-Landscape』がドイツ文化会館にて開催
…pe』ではこの成果をご覧いただけます。 このプロジェクトが、社会を分断する民族や国籍、言語、宗教、ジェンダー等のさまざまな境界を理解するため…
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窓のない建物──その論理と病理
…成された大都市における、過密で不衛生な状況に対する解決という社会的課題をその背景としたものでもあった。 しかし、仮に先進技術による衛生的な…
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ゲッセリウス・リンドグレン・サーリネン設計ポホヨラ保険会社ビルのショウウィンドウ
…、東京工業大学塚本由晴研究室との共同研究「民族誌的連関と産業社会的連関にまたがる窓」から抜粋したものです。…
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藤森照信|第五回旧閑谷学校講堂の〈火灯窓〉日本らしくない日本の窓
…異なり、国家鎮護の宗教としての性格の強い仏教は、大きな政治・社会の変革のたびに新しい姿を見せる宿命をもつ。天皇や貴族のリードした平安時代が終…
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ドナルド・ジャッドと窓 インテリア、そしてリノベーションをつうじて開口部を考える
…)、配置と同時に行われる。多くの美術館にあるような、空間的、社会的、時間的に[制作場所から]切り離されたものではない。周りを取り囲む空間も作…
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カイ・フィスカー設計ステファンスガードの店舗
…、東京工業大学塚本由晴研究室との共同研究「民族誌的連関と産業社会的連関にまたがる窓」から抜粋したものです。…
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第2回 畠山さんと杉浦さんの合間に
(第1回 畠山直哉「鏡なのか窓なのか」を受けて) 光景と情景 透明なガラスが、建物や列車、車などに据えつけられる。するとそこには内と外という…
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スクリーンタイム
…できるようになるだろう。 現在、「スクリーンタイム」はもはや社会批判の言葉ではなく、私たちに広く通底する所与の条件となっている。スクリーンが…
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黒石いずみ(建築理論家)「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」
…次郎と西山は、スタンスは違いますが、地域の職住近接やその地域社会との関係性などのような地域的合理性を重視しています。そのような地域的合理性は…
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齋藤歩(京都大学総合博物館特定助教)「近現代建築資料を対象とした実践的整理法の発展プロセスに関する研究」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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松井茂(情報科学芸術大学院大学教授)「パレオ TV と建築──メディア・イヴェントの設計者としての磯崎新」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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飯沼珠実(武蔵野美術大学造形学部特別講師)「広報誌『ガラス GLASS & ARCHITECTURE』からみる多木浩二──イメージとテキストの綜合」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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照井敬生(キングスカレッジロンドンメディア文化研究科)「戦後ロンドンの文化政策建築:テムズ川沿いの公営文化施設における記憶と表象」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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富永京子(立命館大学産業社会学部准教授)「社会運動としての自力建設経験とその専門化・職業化」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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武関彩瑛(東北大学大学院文学研究科)「古代ローマの風景画とその自然観についての研究──室内空間と外界をつなぐ窓としての風景画―」
公益財団法人窓研究所は、当財団が採択した研究助成の成果発表の場として、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会202…
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三井麻央(京都芸術大学通信教育部非常勤講師)「19世紀ベルリンの博物館建築における装飾の利用について──フリードリヒ・シンケルからマルティン・グロピウスまで」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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菅原遼(日本大学理工学部助教)「農村・漁村地域における木造船の建築活用から見た舟板建築文化圏の解明」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2023年4月15日(土)に「WRI session 研究報告会2023」…
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金野千恵(建築家)「窓からみた健康へと向かう建築」
…関する記述がたくさんあります。19世紀、感染症や飢餓の広がる社会において医療の環境改革を図ったナイチンゲールは、住居の健康を守るための5つの…
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西川純司(社会学者)「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」
…報告を配信しました。本記事は登壇者のひとりである西川純司氏(社会学者)の講演内容を再構成したものです。 コロナ禍の現在、住まいにおける健…
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土居義岳(建築史家)「19・20世紀フランスにおける初期環境工学的アプローチによる住宅計画」
…公的なものです。疫病は労働者階級から有産階級に伝染するので、社会問題でもありました。こうして公私の対立が住宅供給の場にあらわれました。これが…
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アルネ・ヤコブセン設計ボール邸の書斎
…、東京工業大学塚本由晴研究室との共同研究「民族誌的連関と産業社会的連関にまたがる窓」から抜粋したものです。…
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アルネ・ヤコブセン設計ハービー小学校のホール
…、東京工業大学塚本由晴研究室との共同研究「民族誌的連関と産業社会的連関にまたがる窓」から抜粋したものです。…
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アルネ・ヤコブセン設計スーホルムIの会議室
…、東京工業大学塚本由晴研究室との共同研究「民族誌的連関と産業社会的連関にまたがる窓」から抜粋したものです。…
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WindowScape[北欧編] 名建築にみる窓のふるまい
20世紀初頭、それまで民族誌的連関の中にあった建築が産業社会的連関に取り込まれていく移行期に、北欧の建築家たちは両者の衝突や摩擦の中で、民族…
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第6回 誘うチーロウ
…うしたインフラとしての外食文化が、アジアトップレベルで女性の社会進出が進む台湾社会の背景にあると僕は思っている。 こうして「市民のリビング…
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奄美編 島口(徳之島母間方言)における「まど」
言語学者 植田康成が世界各国の「まど」の語源に迫る。窓という言葉の概念がどのように拡張されていったのか、その過程を探る。今回は奄美群島の一つ…
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WRI session 研究報告会2022
…おける初期環境工学的アプローチによる住宅計画」 西川 純司(社会学者) 「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」 黒石 いずみ(建築理…
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WRI session 研究報告会2023
…業において2022年度までに完了した、建築学のみならず美術や社会学など多岐の分野にわたる8名の研究の成果の報告です。 開催情報 日付:20…
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新建築書店にてトークイベント「旅と窓」:『WindowScape』塚本由晴 ×『アジア「窓」紀行』 田熊隆樹を開催
…す。20世紀初頭、それまで民族誌的連関の中にあった建築が産業社会的連関に取り込まれていく移行期に、両者の衝突や摩擦の中で、民族誌的な質を捨て…
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CCA-WRI Research Fellowship 2023
…グラムでは、カナダ建築センターの所蔵コレクションを通して現代社会における諸問題と建築との関係性を探る研究課題に取り組んでいただくことを目的に…
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「Above/Below/Between: Light on a Damaged Planet」シンポジウムを開催
…環境の現実を主題として、いかに新しい実践やデザイン、その他の社会的・物質的な建築的介入を必要としているか、そして私たちの周りでますます壊れい…
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藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉
…程は建材の割には詳しく分かっているが、ここではパスし、日本の社会に広がったその第一歩の事情を語りたい。 第一歩を踏み出したのは “擬洋風建築…
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第0回 古今東西のマドソト建築 加藤耕一 × 大西麻貴+百田有希(o+h)× 伏見唯
…もそうです。やはり中庭に開いて、都市には向かない。移り変わる社会と隔て、内部で完結した理想の世界をつくろうとしたのが、西洋のモニュメントだっ…
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第1回 吉阪隆正《三澤邸》山の斜面にお辞儀して のぞき込む窓
室内に光を導くため、あるいは風を通すため。窓には住環境を快適にするという大きな役割がある。また店舗の窓のように、あえて中の様子を外に見せるた…
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窓へ 社会と文化を映しだすもの
窓を多角的な視点から考察し、60編の論考にまとめた書籍。東北大学五十嵐太郎研究室による窓学の研究成果をもとに、「窓の歴史」、「社会とメディア…
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「WRI session 研究報告会2023」オンライン開催
…まったユニークな8件の研究は、建築学の分野のみならず、美術や社会学など多岐の分野にわたります。この機会が、参加者のみなさんに新たな視座の提供…
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「WRI session 研究報告会2022」オンライン開催
…おける過去・現在の対応を検証することで、窓を通してこれからの社会生活について考える一助となればと考えています。 開催情報 日付:2022年…
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藤森照信|第二回擁翠亭の〈十三窓〉茶室がたどり着いた多様なる窓
…日本の住宅は二つの流れからなり、貴族、大名、僧、神官といった社会の指導的階層は「書院造」と呼ばれる “瓦葺/天井付き/畳敷/床の間アリ/角柱…
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クリスト&ガンテンバイン
…になりました。しかし、窓は単なる技術の表現であるだけでなく、社会をあらわすものでもあります──タイポロジーも広く捉えればそうであるように。 …
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第3回 涼亭の行方 蘭嶼・後編
…は、外からもたらされたものによる断絶を何度も経験してきた台湾社会を表しているような気がする。 もういちど、カメラをぐっと寄せて、上から旧集落…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である (ジャパン・ハウス ロンドン)
…ます。 公益財団法人 窓研究所は、窓の歴史、機能、窓が生活や社会に与える影響などについて「窓」を学問の対象として多角的に研究、調査する機関で…
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ジャン・プルーヴェの窓 #2──プルーヴェ自邸の窓
…建設家』(Constructeur: 仏)を体現する。それは社会的な資格として、未だ法的に認定されていないが、我々が生きてゆく時代で切に求め…
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CCA-WRI Research Fellowship 2022
…グラムでは、カナダ建築センターの所蔵コレクションを通して現代社会における諸問題と建築との関係性を探る研究課題に取り組んでいただくことを目的に…