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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
解説記事
…た堅実なスパニッシュ風洋風住宅で、築数年後には茶室を含めて、縁側付きの8畳間を増築し、2階のオープンデッキはガラス窓を入れたサンルーム風に改…
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「札幌の家・自邸」の試み
解説記事
…しい、卓越したプロポーションの住宅が佇む。南面する庭に対して縁側をもち、フレームから800mmほどセットバックした、間口いっぱいの16.5m…
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黒石いずみ(建築理論家)「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」
…、椅子、机式の洋風の家族室と子ども室が南面しています。幅広い縁側で庭とつながり、隣には多用途の和室が2間連続しています。また台所や風呂、便所…
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西川純司(社会学者)「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」
…により注意が払われていて、例えば「サンルーム」として機能する縁側が設けられています。 藤井厚二が設計したとされる『後山山荘』が広島県福山市…
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藤森照信|第一回 平野家住宅の〈ガラス戸〉光を通す魔法の障子がやってきた
…対比的に、日本の家の内外の仕切りは、外から順に “雨戸”、“縁側(廊下)”、“障子”、となり、障子の内側に畳を敷いた部屋が広がる。その間、壁…
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第2回 埋もれる黒屋根 蘭嶼・前編
…って地下屋のある穴に降り、体をかがめて軒下をくぐると、薄暗い縁側空間が広がる。相当な低さで、立つこともできない。 縁側から室内へは茶室の躙口…
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最終回 窓からのぞいたアジア
8カ月にわたる旅の記録も今回で最後となり、連載は4年も続いてしまった。行き先はある程度決めてあったが、おもしろそうなところがあれば予定を変更…
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ス・ドホ 境界線というものがあいまいだった
…ス」は、伝統的な日本の家にも多くあるかもしれません。たとえば縁側は、窓と同じように外と家の中間にある空間で、腰を下ろして風景を楽しむことがで…
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西沢立衛 中と外をつなげる窓
…窓はどうでしょう? 西沢 窓ではないですが、京都にあるお寺の縁側。あの障子の開かれ方は素晴らしいですね。 現代建築でひとつ思い出すのは、安藤…
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第4回 異文化に目を開く窓
…には存在しなかった木造の建物というだけではなく無双窓や丸窓、縁側など日本の伝統建築の要素を盛り込み、ヴィス島における日本を伝えるユニークな建…
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増田信吾/増田信吾+大坪克亘 『躯体の窓』
…、縁 (えん) という言葉は、辞書を開くと、つながり、血縁、縁側、などの意味があります。同時に、縁 (へり) とか境界という意味も出てきて、…
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金野千恵/t e c o『向陽ロッジアハウス』
…、その力強さに驚異を感じているからです。これに類する空間には縁側、ポーチ、バルコニーなどがありますが、衰退しつつあったり、少し華奢だったり、…
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第3回 往来のための開口部
…できる。居室は一段高いところに設けられ、外部のウッドデッキ(縁側)に出て遠くを見やると、海を望むことができる。ウッドデッキへは各居室から行き…
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横溝静 × ホンマタカシ アイディアの源泉
…イベートの部分はすごくくっきりしているのですが、日本の場合は縁側があったりしますし、そこがすごく曖昧です。その不思議な浸透感がお互いにありま…
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今村水紀+篠原勲/miCo. 『駒沢公園の家』
…としてそのまま復元しないことが重要だと思っています。たとえば縁側などの中間領域はとても好きなのですが、このような住宅密集地にそのままつくるわ…
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ソロモン諸島編 (上)
…外に積み重ねてある。 融通無碍な軒下空間 かつては日本でも、縁側、軒の下、土間、が主要な生活空間であったが、南アジアや南太平洋の島嶼にその原…
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第1回 アンデス山脈水平事情
…、本人もいたくそれを気に入ったことをよく覚えている。彼がその縁側から見える比叡山の借景に、故郷のアンデスを写し取ったかどうかは定かではないが…
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アトリエ・ワン『コアハウス 板倉の家』
…でも、できるだけそういうふうになるように、建物の両端の窓前に縁側、それから長手側に土庇、勝手口にも庇があって、「外と中の間の場所」を充実させ…
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VOL.5 まどの対照言語学 日独英伊のイディオム比較対照をもとに
…からだろう。一方、日本のかつての住宅には、部屋の外側に面して縁側が設けられ、窓を開ければ庭への出入り口となった。家の内と外を隔てる意識は、日…