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ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて展覧会「Window Behaviorology 窓のふるまい学」を開催
窓は自然や私たちのふるまいに影響を与えます。東京工業大学で研究室を主宰する建築家の塚本由晴氏が、長年研究を重ねてきた「窓とふるまい」が、新た…
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Swiss Window Journeys Architectural Field Notes
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「Light is Light and Light(光は、明るく、軽い)」
2013年に催されたカナダ建築センター(CCA)での「Archaeology of the Digital」展は、その後葉祥栄のデジタルデザ…
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ジャン・プルーヴェの窓 #3 ――《ヴィルジュイフの仮設小学校》の窓
…ル(教室3部屋分)は仮説の礼拝堂として再建された。残念ながら歴史的建造物として認定されることはなかったが、それらの一部は現在、パリ市近代美術…
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国際基督教大学(ICU)ディッフェンドルファー記念館と大学礼拝堂の窓 保存、継承、そして
…の姿を見ることができる。研究者がこれら二つの建物の窓からその歴史を紐解く。 はじめに 新宿からJR中央線快速電車に乗ること、およそ30分…
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原広司「粟津邸」の窓 闇を照らす光の空間
原広司設計の「粟津邸」が、このたび継承への道を模索することとなった。世界的なグラフィックデザイナー・粟津潔の自宅兼アトリエで、ここから数々の…
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東西南北風の吹き抜ける家 林芙美子邸(現・林芙美子記念館)
…、200冊近くの本を参考にして積極的に設計に関わった。 新宿歴史博物館収蔵の芙美子の蔵書の中には複数の住宅関連書が残っている。その中の気に入…
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藤森照信|第八回 軽井沢夏の家の〈横長連続窓〉モダニズムの夢が日本で実現
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。8…
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藤森照信|第七回 臨春閣の〈障子〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。7…
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センス・オブ・スペース──写真家が語るリートフェルトの窓
20世紀初頭のオランダで興った芸術運動「デ・ステイル」を牽引し「レッド・アンド・ブルーチェア」のデザイナーとしても知られる建築家、ヘリット・…
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ヴォーリズ建築事務所「駒井家住宅」の窓
…幡に建てられたヴォーリズ夫妻の住宅(現、ヴォーリズ記念館)は歴史的なヴォーリズ住宅として著名なものであるが、本邸と同様に赤色の日本瓦葺きの切…
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フランソワ・シャルボネ(Made in)
…き立てる役割まで、多岐にわたる要件を満たす必要があり、しかも歴史的建造物の現況イメージに影響を及ぼさないようにしなければならなかったのです。…
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吉村順三・奥村昭雄「愛知県立芸術大学」の窓 自然と棲まう具体の科学
1966年に吉村順三と奥村昭雄の設計で建てられた「愛知県立芸術大学」。キャンパスは緑豊かな愛知県長久手市の丘陵地に建ち、光・空気・音といった…
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藤森照信|第六回仁和寺金堂の〈蔀〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。6…
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CCA-WRI Research Fellowship 2024
…– 太陽が支配する地域、乾燥地、荒地、砂漠などでの景観 – 歴史的、地理的、社会的プロセスとしての自然光、人工光 プログラム概要 本プログ…
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ザ・プリンス 軽井沢:清家清の窓の素材性
建築家 清家清によって1982年に建てられた《軽井沢プリンスホテル新館》(現 ザ・プリンス 軽井沢)。いくつかのプリンスホテルを手掛けた清家…
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[文化活動助成]石井香菜子『Project Re-Landscape』がドイツ文化会館にて開催
…記憶をカーテン上に定着させたことから始まったこのシリーズは、歴史上の人物の残した随筆からの引用や、同時代を生きる他者への取材を元にしたものへ…
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窓のない建物──その論理と病理
…・ウェルズの『世界はこうなる』──のなかでも描かれていたが、歴史家のマーシャ・アッカーマンが指摘するように、そこにおいて「窓や天候は後進性の…
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風景の観察から建築が始まる──ヨハンセン・スコブステッド・アーキテクター インタビュー
…kovsted Arkitekter)。ヨーロッパで最も長い歴史をもつ野鳥の保護区を一般に公開するためのプロジェクト《ティパネ野鳥保護区》や…
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ダブル・ビジョン
…っと前からさまざまな文献で言及されてきた。スクリーンと窓との歴史的な重なりをたどることは、いずれもその姿形を超えて、ある特定の「ものの見方」…
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第8回 鳩小屋の浮かぶ町
…奥深い世界だ。この文化はヨーロッパや中東など世界各地でも長い歴史をもち、イギリスでは王族も参加するほどの地位を得ているらしい。台湾ではギャン…
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藤森照信|第五回旧閑谷学校講堂の〈火灯窓〉日本らしくない日本の窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。5…
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「札幌の家・自邸」の試み
…、未だ根本的な解決策は見いだされていない。 北海道の生活の歴史は、こと生活文化においては諦めの歴史であった。全国から集った屯田兵が、故郷か…
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ヘルツォーク&ド・ムーロン
…窓の形を調査するなかで、私たちはアルプス地方のサナトリウムの歴史的な事例に着目しました。例えば、トーマス・マンの小説「魔の山」の舞台にもなっ…
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藤森照信|第四回 旧グラバー住宅の〈フランス窓〉インドから日本へとたどり着いた窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。四…
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第2回 畠山さんと杉浦さんの合間に
…間の層が人を魅了し、様々な表現技法の発見へといたりつつ写真の歴史を豊かなものにしてきたことも事実だろう。たくさん撮って、すぐに加工して、誰か…
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聖なる侵入アルド・ロッシの窓
…ると、聖なる「特異点群」が、人々をあつめ、場を形成し、記憶と歴史を形づくる 11。「教皇の座所」や「サクロ・モンテ(聖山)」の事例は、建築は…
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Micro Heritageトークセッション「Matterportによる建築アーカイブの可能性」開催
…印刷所、イコマビルヂングなど、個人所有の登録文化財、未登録の歴史的建築物をVR撮影してきました。これら、今年度の取り組みの報告と、今後の展開…
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黒石いずみ(建築理論家)「窓をめぐる生活世界のコロナ考現学」
…生におこなったスケッチアンケートを元に考察します。3番目は、歴史的な視点です。窓と生活の関係を取り上げてどのように扱われてきたかということで…
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中谷礼仁(早稲田大学 教授)「生環境構築史学(History of Habitat Building)のための日英併記による研究発表と内外先行研究者への現地取材記事に基づく研究蓄積を目的とした編集広報基盤の確立と運営」
公益財団法人窓研究所は、当財団が関係した研究の成果を共有するため、2022年4月23日(土)に「WRI session 研究報告会2022」…
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西川純司(社会学者)「近代日本における感染症と微気候をめぐる実践」
…この感染症によって住まいのあり方は変わるのでしょうか。ただ、歴史を振り返ってみると、100年前の日本でも実は感染症と住まいのあり方は大きな議…
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土居義岳(建築史家)「19・20世紀フランスにおける初期環境工学的アプローチによる住宅計画」
…0世紀初頭に起こったことでした。結論を先取りすれば、こうした歴史的背景から、住宅供給への公的介入がなされたということがいえます。 法制度によ…
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EMIアーキテクテン
…の建築にとってどのような役割を果たしているのでしょうか。また歴史的に高価なものであった窓は、今ではコストが下がった半面、エネルギー政策におけ…
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第6回 誘うチーロウ
…よって、今日目にするような道路両端のチーロウに変わっていった歴史がある。鹿港をはじめ台湾人は、福建省泉州から渡ってきた人が多いのであるが、そ…
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[会期延長]デンマーク・ヴィラム・ウィンドウ・コレクションにて「Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である」展を開催
…)について ヴィラム・ウィンドウ・コレクションは、窓の文化的歴史、技術的発展、そして特に人々の光、空気、眺望へのアクセスを可能にする窓の重要…
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CCA-WRI Research Fellowship 2023
…な資料の中でも、現代の太陽熱による被害がどのようにデザインの歴史に影響を及ぼしているかを明確にするための導入のひとつとなるものです。 20…
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藤森照信|第三回 三田演説館の〈上げ下げ窓〉
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を一件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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ジョージア・オキーフの窓 建築史家に訊くニューメキシコの二つの住まい
…提供することになったのです。保存チームには、ほかに史跡保護や歴史的建造物に詳しい建築家、アドビ保存修復師、史跡管理者、構造・環境・地質に関す…
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第4回 辺境の小窓 馬祖・前編
…が主な観光資源というのは悲しいような気もするが、これも台湾の歴史と現代の観光需要が生み出した、まぎれもない離島の姿である。 バイクで適当に…
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窓研究所公式ウェブサイトをリニューアルいたしました
…細に語られることがなかった、それぞれの「窓」のもつユニークな歴史を、建主への取材から紐解き、紹介します。 今後も「窓」と「建築」を軸に、さ…
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Windowology: Selected Research
…るアートと建築の旅』にて配布された。 ・vol.1「窓の歴史学」(東北大学 五十嵐太郎研究室) ・vol.2「『まど』の言語学」(植田康…
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窓と建築をめぐる50のはなし
建築家・研究者とYKK APによるこれまでの窓学の研究成果を、窓にまつわる約50のトピックでわかりやすく解説した書籍。窓学10周年記念に際し…
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窓から建築を考える
東北大学五十嵐太郎研究室による窓学「窓の歴史学」(2007-2009)の研究成果をまとめた書籍。西洋建築、近代建築、日本建築と古今東西に存在…
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窓へ 社会と文化を映しだすもの
窓を多角的な視点から考察し、60編の論考にまとめた書籍。東北大学五十嵐太郎研究室による窓学の研究成果をもとに、「窓の歴史」、「社会とメディア…
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三岸アトリエの窓、変化と継承
昨年(2021年)10月、建築コレクティブGROUPによる「三岸アトリエ」(東京都中野区上鷺宮)の改修工事が完了し、内壁の一部と旧玄関が修復…
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藤森照信|第二回擁翠亭の〈十三窓〉茶室がたどり着いた多様なる窓
古今東西の建築を見て回った建築史家の藤森照信氏が、日本全国の歴史的建築から、よりすぐりの魅力をもった「窓」を1件ずつ紹介するシリーズ企画。第…
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クリスト&ガンテンバイン
…存のタイポロジーと向き合う必要があったと思います。このような歴史の変遷による形態の変化は、私たちが窓の研究を進める上でも興味があります。多く…
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『Windowology: New Architectural Views from Japan』中谷礼仁 オンライントーク – 柱間装置:日本建築における空間の豊かさ
…局長、サイモン・ライト氏の司会のもと、中谷氏が 日本の建築の歴史から、柱間装置の起源と発展、そして柱間装置が時代を超えて日本建築の形成に果た…